ナノインパクト100 高い上に効果なし

ナノインパクト100に効果なし

ナノ技術に強く創業100年を超えるホソカワミクロンが、その技術によって毛根に届く育毛剤として開発・販売しているのがナノインパクト100。ナノレベルの高い技術を使っているのだから発毛しそうな気もしますが、実際これで髪が生えることはありません。

近年、真偽のほどはさておきナノ技術を使って浸透力の高さを謳う育毛剤は数多く存在しているものの、じゃあ「それらで髪が生えるか?」と言われれば答えはNO。

しかもナノインパクト100の成分はいたって平凡なもので構成されており、“高いナノ技術を持った会社が作った育毛剤”というのが最大の売りなのだが、ナノ技術うんぬんの前にまずそれらの成分では髪は生えないという現実。しかも値段が高く内容量は少ないおまけ付き。

そんなナノインパクト100がなぜ発毛しないのか、根拠や成分に加え、価格面などにも触れながら説明していきたいと思います。

ナノインパクト100の成分

ではまず育毛剤の質を測る上で重要なナノインパクト100の成分を見てみましょう。

ナノインパクト100

有効成分


エチニルエストラジオール
トコフェロール酢酸エステル
センブリ抽出液


その他の成分


ペンチレングリコール
BG
POE・POPデシルテトラデシルエーテル
ヒノキチオール>
メンチルグリセリルエーテル
エタノール
ビワ葉エキス
ジオウエキス
サクラ葉抽出液
ヒオウギ抽出液
ダイズエキス
酵母エキス-1
キナエキス
クララエキス-1
チョウジエキス
アルニカエキス
オドリコソウエキス
オランダカラシエキス
ゴボウエキス
セイヨウキズタエキス
ニンニクエキス
マツエキス
ローズマリーエキス
ローマカミツレエキス
オウゴンエキス
ニンジンエキス
チンピエキス
ボタンエキス
シナノキエキス
ヒキオコシエキス-1
冬虫夏草エキス
ツバキエキス
ビルベリー葉エキス
セイヨウオオバコ種子エキス
アシタバエキス
メントール
キサンタンガム
アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム
トレハロース
乳酸・グリコール酸共重合体
テトラ2-ヘキシルデカン酸アスコルビル
ポリビニルアルコール
ステビアエキス
コメヌカスフィンゴ糖脂質
N-ステアロイルジヒドロスフィンゴシン
β-グリチルレチン酸
リン酸一水素ナトリウム
クエン酸
精製水
無水エタノール

育毛系の成分は有効成分含め43種と育毛剤としてはかなり多いほう。

ただ、そもそも「成分量が多い=良い育毛剤」という図式が間違っており、それに当てはめるなら本当に髪が生える唯一のカテゴリである発毛剤のフィナステリドやミノキシジルは1種類しか含有していないから“ゴミ”ということになってしまう。

また、ナノインパクト100にはM-034Algas-2のような目玉の成分もなく、数は多いものの至って普通の育毛剤の成分を寄せ集めたという印象が強い。まあM-034やAlgas-2自体も何の発毛根拠もないゴミみたいな成分だが。

「43種」といったってどの成分がどの程度配合されているのかは一切明記されておらず、そんな状況で効果に期待する方が間違っている。

くそ高い価格設定と少ない内容量

このナノインパクト100、価格がまた高く1本で7,560円もするし、定期コースでもその価格は変わらず初回のみ半額になる程度。

この7,560円という価格設定、育毛剤であるがゆえ何の発毛効果もないが過剰な宣伝のみで人気を集めることに成功したチャップアップの7,400円より若干高いし、同じくアホみたいな広告展開で人気になっているイクオスのサプリメントが付く定期コース7,538円より高い。

しかも、アフィリエイターに高額な報酬を支払うことで提灯記事を書かせ発毛効果があるように装っているイクオスやチャップアップですら内容量は120mlであるのに対し、ナノインパクト100は半分の60ml。

つまり実質倍の価格ということになる。

60mlといえば「ミノキシジルの3倍の育毛効果」という胡散臭いキャッチコピーが印象的なキャピキシルを配合した育毛剤(実際は化粧品)と同等の内容量で、ナノインパクト100はプレミアム感を演出し、価格が高い分効果も大きいというイメージを作りたいのかもしれない。

その割に容器はプラスチック丸出しの非常に安っぽいものだが。

ナノインパクト100に発毛効果はあるのか?

発毛効果は100%ありません。ナノインパクト100なだけに。

そもそも「発毛効果」は発毛剤のみに許された表現で、それだけに明確な発毛根拠もありますし、フィナステリドやミノキシジルといった発毛成分で髪が生えるのは世界の共通認識。

一方、ナノインパクト100の成分に目を向けると、発毛成分がないのは当たり前として、期待を持たせてくれそうな成分すらほぼ存在しない。まさか超絶凡庸育毛成分であるオウゴンエキスビワ葉エキス

ナノ技術で毛根に届けるというが、それが意味を成すのは発毛効果のある成分のみで、髪を生やす効果もない成分を毛根に届けたところでどんな意味があるのか?

どんなに優秀な運び手がいたって、必要なものを運んでこないんじゃ意味がない。

もしこれを使って「髪の毛が生えた」と感じるのであれば、それは気のせい・思い込みか、もしくはそもそも男性型脱毛症(AGA)ではなく、別の何らかの要因による薄毛。おそらく放っておいても回復するレベルのもの。

こんなものでAGAは治らない。

ナノインパクト100の総評・まとめ

ナノインパクト100を製造・販売するホソカワミクロン株式会社に高いナノ技術があることは疑いようがなく、東証一部に上場していることから信頼性も十分。

しかしそれと「育毛剤が効くか」については別問題で、少なくとも育毛剤なんて発毛効果のない胡散臭いものを作っているうちはこの分野で飛躍することは不可能でしょう。

イクオスやチャップアップのように他社(天真堂)のOEM育毛剤ソヴール08をベースに使いながらあたかも自社開発のように装っているのと違い、おそらく自社開発であるナノインパクト100は、そういった面では評価できる。

ただ、それが影響してか価格は高いし内容量は少ないし、しかもナノ技術よりもっと重要な“成分”に全然力が入っていない。

育毛剤としては多めである43種の成分を配合したって、どれがどのくらい入っているかはまったく分からず…というか、一つひとつはカスみたいな量だろうし、保湿成分や抗炎症作用のある成分を集めたところで髪が生えるわけがない。優秀なナノ技術により毛根にしっかりと届いたとしてもね。

期間限定ながらアフィリエイト報酬10,000円と破格で、アフィリエイターに提灯記事を書かせる気満々だし、しかもスポーツ新聞などにも積極的に広告展開。その宣伝のための費用が価格に転嫁された結果高価だと考えるとアホらしくなる。

ま、そんな程度の育毛剤。

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