ボストン育毛サプリでは一切発毛しない

ぼちぼち有名なボストン育毛サプリメントだが…

ボストン育毛サプリでは発毛しない

育毛関連商品でボストン(BOSTON)といえば育毛剤やシャンプーなど幅広く展開していますが、元々は育毛サプリメントから出発した経緯があり、それだけに薄毛に悩む男性にはそれなりの知名度がありますが、やはり発毛はしません。

そもそもただの健康食品である育毛サプリメントで髪を生やそうなんて考えるのがそもそも間違っているのですが、これで発毛すると期待してお金を無駄にする人が続出しているのも事実。

ここではBOSTONの詳しい成分や発毛しないメカニズム、価格などを取り上げつつ、発毛においてこれを使うことがいかに遠回りか説いていきたいと思います。

ボストン育毛サプリの成分

イクオスサプリEXがどれほど髪が生えない育毛サプリメントか説明するには、まず具体的な成分を見ていく必要があります。

ボストン育毛サプリメント
成分
ノコギリヤシ種子オイル
フィッシュコラーゲンペプチド
酵母(亜鉛含有)
大豆抽出物(イソフラボン含有)
イチョウ葉エキス末
ケラチン加水分解物
酵母(銅含有)
ヒハツエキス末
ミレットエキス末
フィーバーフューエキス末
コエンザイムQ10
メチルサルフォニルメタン
ゼラチン(被包材)
サフラワー油
グリセリン(被包材)
ミツロウ
グリセリン脂肪酸エステル、糖転移ビタミンP
L-シスチン
L-アルギニン
パントテン酸カルシウム
抽出ビタミンE
ビタミンB6
葉酸
L-リジン
ビタミンB12
着色料

…まあ、至って聞き覚えのある成分ばかり。

公式サイトではボストンの4大成分としてコラーゲンペプチド、イソフラボン、ノコギリヤシ、亜鉛が挙げられていますが、どの育毛サプリメントも同じようなもの。

一応ボストンが誇る(らしい)4大成分とやらを一つひとつ見てみますか。

■コラーゲンペプチド

皮膚は水分を除くと70%ほどがコラーゲンで構成され頭皮も例外ではありません。

そう聞くとコラーゲンを摂ることによって健康な頭皮が手に入り、結果髪の毛が生えそうな気がしますが、それは言葉のマジック。

医学的にコラーゲンを経口摂取しても皮膚などの直接使われることは一切なく、体内で何の変哲もないアミノ酸にまで分解され全身に回されます。

つまりコラーゲンをいくら摂っても意味はないことになります。

■ノコギリヤシ

育毛サプリメントのほとんどに入っている超ド定番成分であるノコギリヤシ

こんなもんで髪が生えれば苦労しないとうんざりするほど書いてきましたが、ここでもまた書きますよ。

ノコギリヤシは発毛成分フィナステリドと同様に5αリダクターゼを阻害し、薄毛の原因となるジヒドロテストステロン(DHT)の生成を抑える働きがあるとされ、これまたフィナステリド同様DHTが原因で起こる前立腺肥大症に効果があるということで脚光を浴びました。

ただ、厚生労働省管轄の「統合医療」情報発信サイトではノコギリヤシについて下記のように書かれています。

■科学的根拠

ノコギリヤシに関する小規模試験では、BPHの症状の治療に有効である可能性が示唆されています。しかし、高齢男性369人を対象とした2011年にNCCIHが共同でおこなった試験では、ノコギリヤシ抽出物を最大で標準日用量の3倍(320 mg)投与しても、プラセボと比較してBPHに関連する泌尿器症状は軽減されませんでした。さらに、2009年のレビューでは、ノコギリヤシはBPHに対してプラセボと同等の効果しかないという結論が出されています。

2006年にNIHが助成した試験では、中等度から重度のBPHを有する男性225人にノコギリヤシ320 mgまたはプラセボを毎日1年間投与しましたが、症状の改善は認められませんでした。

前立腺肥大のサイズ減少やその他の疾患に対して、ノコギリヤシを利用することを支持するに足る十分な科学的根拠は得られていません。
出典:「統合医療」情報発信サイト

前立腺肥大症に効果がないということはDHT抑制効果は期待できないことを意味し、そうなれば当然それが原因で引き起こされる男性型脱毛症(AGA)にも効果がないことになります。

ノコギリヤシはそんな程度の成分。

■亜鉛

育毛サプリメントのほとんどに含まれている成分その2。

そして厚生労働省にハゲへの効果を否定されている成分その2。

亜鉛では発毛しない

一応亜鉛が含まれる理由として、髪の毛の99%を構成するケラチンの生成や細胞分裂などに必要なミネラルだからということになっていますが、もし亜鉛不足で薄毛になるのであれば、全身の毛も薄くならなければ説明が付かない。

なぜならケラチンは体中の毛すべての主成分で、また毛乳頭細胞や毛母細胞も同様にすべての毛に備わっており、亜鉛は髪の毛のみに作用するわけではないから。

印象操作ってやつですかね。

■イソフラボン(ダイズ抽出液)・カプサイシン

女性ホルモンであるエストロゲンが髪の成長に欠かせない成分とあって、それに近い働きをするイソフラボンは育毛サプリメントの定番成分。

でも男性が持っている女性ホルモンは微々たるもので、イソフラボンをちょっと摂ったからといって豊富なDHTで引き起こされるAGAに対しては焼け石に水。

イソフラボンはカプサイシンと同時に摂取することでIGF-1(インスリン様成長因子)が分泌され髪が生えると一時騒がれ、そしてそれを提唱した教授が捏造を繰り返していたということで終息したちょっと悲しい成分でもある。

それに踊らされずカプサイシンを配合していない点は一応評価する。


ボストンにはこれ以外にも2008年頃メディアに取り上げられ注目されるも、その後音沙汰ないフィーバーフューや、豊富なアミノ酸を含むミレットエキスなどが配合されていますが、今となってはどの育毛サプリにも使われるものばかりでドングリの背比べ。

髪の毛の99%を構成するケラチン加水分解物も入っているが、コラーゲン同様体に入るとアミノ酸に分解され全身に回る無意味成分。

ボストン育毛サプリメントの副作用

そんなもん無い。

そもそも育毛剤や育毛サプリメントは発毛剤のような副作用リスクがないことが大きな強みであり、副作用に懸念を抱いている人間の足元を見て高い金ふっかけているのだから、これがあったら始まらない。

ただ、冒頭でも触れたように体に強い作用を示すものには例外なく副作用が存在し、効き目がマイルドな漢方薬ですら例外ではなく、そんな中でボストンには副作用が一切ないのだから、それはつまり「副作用なし=効果なし」を意味します。

AGAは遺伝的な要素により決まる5αリダクターゼの分泌量が大きく関わっており、これを副作用のない健康食品でどうにかしようなんて失笑にすら値しないレベル。

ボストン育毛サプリの笑える価格

次にボストン育毛サプリの価格を見て笑いましょう。

購入プラン 送料 価格
単品購入 600円 7,380円(税別)
定期コース 無料 6,480円(税別)
(2017年3月現在)  

たっか~…

表面上お得になる定期コースですら税込で6,998円と非常に高価で、とりあえず1回試してみようと単品購入しようものなら送料込みで約8,600円。

この価格を見せられるとイクオスサプリEXがお得に見えるほど。まああれも同じような成分で発毛効果は一切ないが。

まあ世の中には「高いもののほうが中身も良いだろう」と思い込んでいる人も多いので一種のブランド戦略か。中身はほんと何の変哲もないフツ~の育毛サプリメントなんだけどね、発毛根拠の一切ない。

ボストン育毛サプリの総評・まとめ

とにかく高い。

育毛サプリメントなんて一切発毛しないのに値段ばかり高いコストパフォーマンス激悪の典型商品ですが、その中にあってもボストン育毛サプリの価格はかなり高価な部類です。

今となってはチャップアップイクオスに色々と負けている先発のブブカがいまだ高い値札を付けているのと同様に、比較的早い段階から育毛サプリを販売していたボストンならではといったところか。

成分は平凡そのものだけどな。

まあ育毛剤を使う層からすればこのくらいの価格は想定内なのかもしれませんが、発毛・育毛業界を見てきた私からすれば髪の毛の生えない健康食品に7,000円とか狂気の沙汰。

副作用は絶対に嫌だし、気休めになるなら金に糸目は付けない」というのであれば止めはしませんが…

当サイトでは散々書いていますが、世界的に発毛効果を認められているのはフィナステリドデュタステリド、そしてミノキシジルの3つのみで、ボストンに含まれる成分は世界はおろか日本国内ですら発毛効果を一切認められていません。

発毛剤を使う場合、外用薬でない限り副作用のリスクを完全に排除することはできませんが、裏を返せばAGAとはそんな強い薬を使わないと治療できないほど強固なものなのです。

ボストン育毛サプリを使うくらいなら、何も使わないで放置していたほうが出費が抑えられる分マシ。

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