ザスカルプ5.0Cで髪が生えるなど幻想

ザスカルプ5.0Cでは髪は生えない

最近はキャピキシルが注目されているとあって複数の育毛剤に配合されてきており、THE SCALP5.0C(ザスカルプ5.0C)もそんな中のひとつですが、当然ながらこれを使っても髪は生えません。

やれキャピキシルだ、成長因子だといかにも髪の毛が生えそうなことを書き連ねているものの、ザスカルプ5.0Cは厚生労働省が認可する医薬部外品の育毛剤ですらなく、まったく効果が担保されないただの化粧品。

なぜスカルプ5.0Cが効かないのか?その秘密に迫ってみましょう。

キャピキシルに発毛根拠が一切ない

基本的に育毛剤に使われる育毛成分には発毛する根拠が一切ありませんし、発毛を謳うことすら禁止されています。

それはイクオスチャップアップなどに配合され人気の成分「M-034」が「ミノキシジルと同等の“育毛効果”」という微妙な表現を使っていることからも見て取れると思います。

そもそもこのM-034ですらセンブリエキスやグリチルリチン酸ジカリウムのような厚生労働省に「育毛効果がある」と認められた成分ですらなく、キャピキシルなど論外だったりします。

厚生労働省に承認されているかどうかが効き目の全てではないものの、キャピキシルは「ミノキシジルの3倍の育毛効果」を謳うなど色々と胡散臭すぎます。

ネットではキャピキシルの効果を証明したっぽい下のような画像が散見されます。

ザスカルプ5.0Cのキャピキシルで毛は生えない

しかし、これはキャピキシルを製造しているカナダのLUCAS MEYER COSMETICS社が公表しているデータということもあって信憑性や客観性には疑問を抱かざるを得ません。

またミノキシジルの3倍とする効果の根拠は人間の頭皮で行った臨床試験での結果ではなく「Ex vivo」…つまり培養した組織を使った実験での結果ということになります。

何だかんだ都合の良いことを書いてはいるものの、M-034同様言葉のマジックを使っているだけで実際に発毛効果は無いと見るべきでしょう。

ザスカルプ5.0Cの成長因子で髪が生え…ない

キャピキシルを配合した育毛剤(化粧品)の共通した動きとして「何らかの別の注目成分を配合する」というものがあります。

BOSTONスカルプエッセンスやフィンジアなら「ピディオキシジル」、Deeper3Dやバイタルウェーブなら「リデンシル」や「成長因子」といったようなものが挙げられ、ザスカルプ5.0Cもご多分に洩れず成長因子を配合しています。

ザスカルプ5.0Cに配合される成長因子は以下のとおり。

  • ■発酵熟成プラセンタ
  • ■オクタペプチド-2
  • ■オリゴペプチド-41

少なっ!

Deeper3Dの8種やバイタルウェーブの6種より圧倒的に少ない3種となっており心もとないですが、そもそもの問題は成長因子を頭皮に塗ったからといって髪は生えないという点。

そもそもなんで成長因子で髪が生えるという風潮になっているのかというと、そこにはIGFやVEGFといった複数の成長因子を頭皮に注入するハーグ療法の存在があるからだと推測されます。

このハーグ療法、施術に100万円以上かかるという高額さに加え効果が出ないという意見も多く、施術する美容医院では世界的に認められているようなことを書いているものの、発毛剤をはじめ様々な医薬品などの認可を行う、日本での厚生労働省に位置するアメリカの米食品医薬品局(FDA)にも認められていない。

ハーグ療法を行う際はプロペシアやミノキシジル外用薬を併用することが多いなんて意見も見られ、高額で胡散臭い民間療法という印象は拭えません。

頭皮に成長因子を注入するハーグ療法ですらその体たらくなのに、どの程度配合されているか、どの程度浸透するかも分からない育毛剤の成長因子を頭皮に塗って効果があると考えるのは不自然。

ましてザスカルプ5.0Cの成長因子は数が少ないので、これで髪の毛が生える効果がありそうと感じる人は発毛を完全に舐めている。

■成長因子を頭皮に注入するハーグ療法ですら効果は非常に怪しい
■ちょっとしか配合されていない成長因子を塗って発毛効果があるはずない

ザスカルプ5.0Cの全成分を見てみる

さて、それらを踏まえザスカルプ5.0Cの全成分を見てみましょう。

THE SCALP5.0C(ザスカルプ5.0C)


BG
アセチルテトラペプチド-3(キャピキシル)
アカツメクサ花エキス(キャピキシル)
オクタペプチド-2(成長因子)
オリゴペプチド-41(成長因子)

白金
フムスエキス
カミツレ花エキス
センブリエキス
オタネニンジン根エキス
クエン酸Na
サンショウ果実エキス
プルサチラコレアナエキス
ウスニアバルバタエキス

セルロースガム
炭酸水素Na
ダイズ種子エキス
アロエベラ葉エキス
カンゾウ根エキス
イノシトール
アルニカ花エキス
オドリコソウ花/葉/茎エキス
オランダガラシ葉/茎エキス
ゴボウ根エキス
セイヨウキズタ葉/茎エキス
ニンニク根エキス
セイヨウアカマツ球果エキス
ローズマリー葉エキス
ローマカミツレ花エキス
アラントイン
グリチルリチン酸2K
プラセンタエキス(成長因子)
黒砂糖
酵母発酵エキス
PCA-Na
ソルビトール
セリン
グリシン
アラニン
トレオニン
グルタミン酸
リシン
プロリン
アルギニン

育毛成分 計41種

41種の育毛成分というのは育毛剤としては多いほうに分類されるものの、キャピキシルと成長因子以外はいたって普通の育毛剤と同じ成分やアミノ酸が名を連ねています。

この程度の成分で本来お得感のある定期コースですら10,000円、単品で15,000円。世界的に発毛効果を認められているミノキシジルを使った高価なリアップX5ですら約7,500円ということを考えるとぼったくり感は拭えません。

キャピキシルを配合している育毛剤って総じて高いけど、開発元であるLUCAS MEYER COSMETICS社への使用料が高いのか、それともより強い効果を求めるハゲの足元を見ているのか…

ザスカルプ5.0Cに副作用はある?

育毛剤を使用する上でどうしても気になるのが副作用ですが、THE SCALP5.0C(ザスカルプ5.0C)に副作用はあるのでしょうか?

発毛効果がないんだから副作用なんてあるはずない。

副作用というのは明確な効果のある薬などの反作用が表面化するもので、発毛効果がない育毛剤(化粧品)を頭皮に塗ったところで副作用なんて出るはずがありません。

そもそも発毛剤ミノキシジルですら外用薬では、万が一出てもかゆみやかぶれ程度の副作用しかないのに、ザスカルプ5.0Cに目立った副作用が出ると考える方がどうかしています。

ザスカルプ5.0Cには副作用も発毛効果もありませんので安心してください。

あえて副作用を挙げるなら高い金を出して全然髪が生えず絶望感を味わうことになることくらいでしょうか。

ザスカルプ5.0の価格は?

では気になるザスカルプ5.0Cの価格を見てみましょう。

商品名 内容量 初回割引 価格
単品購入 80ml 15,000円
定期コース 80ml 4,980円 10,000円

髪の生えない育毛剤っぽい化粧品に諭吉さん放出とか狂気の沙汰。

これなら宣伝ばかりで発毛効果の一切ない典型の育毛剤であるイクオスチャップアップのほうがサプリメントが付く分いくぶんマシな印象。これらも色々とアレなものだが。

1ヶ月分10,000円出すのであればフィンペシアミノタブフォリックス16%という発毛剤最強の組み合わせをすべて買っても2,000円くらいお釣りが来ますが…

髪を生やしたいならこんなものに散財するのは止めて下さい。

ザスカルプ5.0に買う価値は無い

個人的な印象をハッキリ言ってしまえば育毛剤ですらないザスカルプ5.0Cに毎月10,000円出すだけの価値はありません。

一応誤解なきように書いておくと、ザスカルプ5.0Cに育毛効果が全くないとは言いません。ただそれは今ある髪の成長がやや早まったり…といった程度のもので、ハゲてしまった場所から新たな髪を生えさせる効果が一切ないと言っているだけ。

ただしザスカルプ5.0Cは育毛剤ですらないので、これら育毛効果についても言及することはできませんが。

フィンペシアやミノタブだったらやや副作用の可能性はあるものの月々1,000円程度でできることが、ザスカルプ5.0Cでは10,000円払ってもできないのです。

これを使う価値があるかどうかの判断は個々にお任せしますが、AGAを改善・治療する効果のないものに1万円を払う必要はないと個人的に感じています。

育毛剤は総じて発毛効果のないもの。しかし中でも馬鹿みたいに高価なキャピキシル育毛剤(化粧品)のコスパの悪さは異常と言わざるを得ません。

死んでも副作用が嫌で、かつ髪が生えなくても気休めになればいいという人向け育毛剤(化粧品)。

高い効果で人気の発毛剤

あわせて読みたい関連記事

カテゴリ一覧