バイタルウェーブは劣化Deeper3D

バイタルウェーブに発毛効果なし

徐々に増えているキャピキシルを用いた育毛剤。そんな中登場したバイタルウェーブは後発らしくキャピキシル育毛剤としては最も安価であるものの、内容は発毛効果のないDeeper3Dの成分を弱めた程度のもので当然髪の毛は生えません。

まあ価格自体が大きく違うので当たり前と言えば当たり前ですけど。

バイタルウェーブに発毛効果がない理由を挙げだしたらきりがありませんが、髪の毛が生えない育毛剤に無駄金を使う人が少しでも減るように詳しく取り上げてみたいと思います。

キャピキシル、リデンシル、成長因子と、何一つ発毛根拠はないがキャピキシル育毛剤の定番成分を寄せ集めてみました…的な?

バイタルウェーブの成分

まずはバイタルウェーブの全成分を見てみます。

バイタルウェーブ


エタノール
BG
アセチルテトラペプチド-3(キャピキシル)
アカツメクサ花エキス(キャピキシル)

ヒト遺伝子組換オリゴペプチド-1(成長因子)
ヒト遺伝子組換ポリペプチド-11(成長因子)
合成ヒト遺伝子組換ポリペプチド-31(成長因子)
プラセンタエキス(ウマ)(成長因子)
リンゴ果実培養細胞エキス(成長因子)
褐藻エキス(成長因子)

ローヤルゼリーエキス
オトギリソウ花/葉/茎エキス
マグワ根皮エキス
加水分解シルク
モウソウチクたけのこ皮エキス
セイヨウアカマツ球果エキス(リデンシル)
ダイズ油
酸化亜鉛(リデンシル)
グリチルリチン酸2K
1.2-ヘキサンジオール
チャ葉エキス(リデンシル)
ベントナイト
シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール
グリセリン
乳酸Na
デキストラン
ピロ亜硫酸Na(リデンシル)
グリシン(リデンシル)

レシチン
リン酸Na
キサンタンガム塩化亜鉛
フェノキシエタノール

この中でバイタルウェーブが売りとしている成分を見てみます。

■キャピキシル

キャピキシルの真実 アセチルテトラペプチド-3とアカツメクサ花エキスを合成して作られるキャピキシルはミノキシジルの3倍の育毛効果があるとして一躍脚光を浴びたやや胡散臭い成分。

培養細胞での試験ではミノキシジルの3倍髪の毛が成長したと製造メーカーであるカナダのLUCAS MEYER COSMETICS社が語っており、臨床試験では髪の密度が13%増えたとか何とか製造メーカーがアレしてる。

言うまでもなく客観性も実績もほぼ皆無の化粧品成分。

■リデンシル

セイヨウアカマツ球果エキスやチャ葉エキスをはじめ5つの成分で構成され、ミノキシジルの2倍の育毛効果があるとして一躍脚光を浴びた、やや胡散臭い成分その2。

培養細胞を用いた試験ではミノキシジルの2倍の育毛効果が出たと製造メーカーであるスイスのInduchem(インデュケム)社が語っており、臨床試験では3ヶ月でなんと9%も髪の毛が成長している。

リデンシルの臨床試験

ただ、同時におこなったプラセボ(偽薬)でも試験でもなんと8%も改善しており、リデンシルもすごいがプラセボもマジすげ~。しかも1ヶ月の時点ではプラセボの方が高い効果が出ているからプラセボすげ~。

言うまでもなく客観性も実績もほぼ皆無の化粧品成分その2。

ちなみにDeeper3Dはこんなに凄いリデンシルを5%配合してるが、バイタルウェーブは含有量を公表しておらず、まあ色々察して下さい。

■成長因子

安くても50万円以上、100万円超えも珍しくないハーグ療法でも使われる成長因子を贅沢に6種配合しています。

そのハーグ療法では頭皮に成長因子を注入しても「高いだけで大した効果がない」と評判で、ネット上に溢れる口コミのほとんどは育毛剤同様お決まりのアフィリエイト目的の提灯記事です。

そんな注入してもほとんど効果の望めない成長因子をバイタルウェーブは6種も配合して頭皮に塗って浸透させようというのだから、もうボーボー確定。

ちなみにDeeper3Dはこんなにすごい成長因子を8種も配合。

■たけのこ皮エキス

アミノ酸が多く含まれ、抗炎症作用や保湿作用など育毛剤に配合される成分の典型的な作用を示すたけのこ皮エキス。

至って凡庸な化粧品成分ながらバイタルウェーブが妙のこれをプッシュしているのは、キャピキシル、リデンシル、成長因子以外の成分に乏しく力を入れて紹介するようなものが他にないからか。


基本的にはキャピキシル、リデンシル、成長因子ありきで、それ以外の成分は期待するに値しませんが、そもそもキャピキシルやリデンシル自体外国の化粧品メーカーが製造した美容成分を、そのメーカーが出している自社データを根拠に育毛剤に配合しているだけの期待できない成分。

しかし育毛剤に関わる成分のミノキシジルに対する敵対心は凄まじいな。

バイタルウェーブの副作用

そんなもんないよ。

外用薬でもかゆみやかぶれ程度の副作用が出る可能性があるミノキシジルの3倍の育毛効果(自称)を持つキャピキシルと、2倍の育毛効果(自称)を持つリデンシルが配合されているのだから、医学的にはそれだけ強い効果があればそれなりの副作用はあるはず。

でもそんなもの存在しないのは、キャピキシルやリデンシルが高い効果を示す一方で副作用がない優れた成分というわけでは決してなく、ただ単にミノキシジルのような発毛効果がないだけ。

まあ外用薬ならミノキシジルでも副作用はほとんどないですけどね。

もしバイタルウェーブの副作用を心配しているなら、そんなもん存在しないから安心して使ってもらって構いません。もちろん髪の毛は生えないが。

バイタルウェーブの価格

バイタルウェーブの最大にして唯一のメリットは価格が安いことで、キャピキシルを配合している育毛剤としては現在もっとも安価な価格設定になっています。

商品名 内容量 使用期間 価格
バイタルウェーブ 60ml 1ヶ月 8,200円(税込)
フィンジア 50ml 1ヶ月 9,980円(税込)
ザスカルプ5.0C 80ml 1ヶ月 10,000円(税込)
ボストン 60ml 1ヶ月 13,824円(税込)
Deeper3D 60ml 1ヶ月 14,100円(税込)
(2017年1月現在)  

これは現在販売している主要なキャピキシル育毛剤の定期コースの価格を比べたものですが、バイタルウェーブの価格は頭一つ抜けて安いのが見て取れます。

ただ、ひとつ気を付けてほしいのは、バイタルウェーブが安いのではなく他のキャピキシル育毛剤の価格が異常に高いだけという点。

キャピキシル育毛剤以外であれば定期コースで10,000円前後するのは育毛サプリメントが付属するブブカチャップアップ、あとは成分に対して異様に高い水M-1ミストくらいのもの。

日本でミノキシジル外用薬を独占しかなり割高なリアップX5プラスですら7,500円くらいで買えることを考えれば、キャピキシル系は値段を釣り上げて「プレミアム感」「いかにも効きそう感」を出しているようにしか見えない。

こんなもん使ったって発毛なんてしないのにね。

バイタルウェーブに使用する価値はあるのか?

AGAに対しては一切無い、欠片も無い。

キャピキシル、リデンシル、成長因子の組み合わせはDeeper3Dと同様ながら、キャピキシルは同じ5%、リデンシルはDeeper3Dが5%に対しバイタルウェーブが含有量不明、成長因子はバイタルウェーブ6種で2%配合、一方のDeeper3Dは8種ながら含有量不明という感じ。

それ以外の成分もDeeper3Dのほうが頑張っておりバイタルウェーブは「劣化Deeper3D」という印象がしっくりくるが、あちらが14,100円もすることを考えれば、定期で8,200円のバイタルウェーブが劣るのは致し方ないところ。

問題はこれらの成分に何一つ発毛根拠がない点で、そもそも発毛効果などないDeeper3Dを劣化させたバイタルウェーブのどの辺に期待するというのか?

散々書いているが、8,000円出せばデュタス+ミノタブ+ポラリスNR-10という三種の神器とも言える発毛剤最強の組み合わせが利用できる額。

副作用のリスクは燻りますが、遺伝や体質に逆らって髪を生やすのに育毛剤程度じゃ話になりません。本気で発毛させたいなら副作用が出る恐れがあるほどの効果がある発毛剤以外考えられないのです。

発毛剤を使うか否かは各々の判断に任せますが、バイタルウェーブに8,000円払っても髪なんか生えないので、AGAを改善したい人の使用はおすすめしません。

ただ、もしかしたら抜け毛を予防したり今ある髪の毛のコシやハリをアップさせる育毛効果くらいはあるかも…という淡い期待はバイタルウェーブが「育毛剤」ではなく「化粧品」という点から一切保証はできません。

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