タバコでハゲる心配はほとんどない

百害あって一利なしのタバコ

近年喫煙率は下がる一方で、老若男女すべての喫煙率は20%を割り込んでいます。

しかし薄毛が一番気になるであろう30~50代の男性の場合喫煙率は30~40%あり、昔に比べれば下がったもののいまだそれなりに高い喫煙率になっています。

「百害あって一利なし」と言われるくらい体に悪いことばかりのタバコですから、当然のように髪にも悪影響がありそうなものですし、多くの育毛関連サイトや書籍でも「タバコはハゲの元」と書かれています。

果たして本当にそうなんでしょうか?

なぜタバコを吸うとハゲると言われるのか

「タバコを吸うとハゲる」と言われる理由は主に3つあります。

■血行が悪くなる

ひとつはタバコを吸うことによって起こる血管の収縮によって頭皮への血行が悪くなって栄養や酸素が行き渡らなくなることで、誰もが考え付きそうなことでもあります。

様々なサイトで「タバコ一本で血管の収縮は2時間続く」なんて書いてありますが、それは血液中のニコチン濃度の半減期で血管が縮む時間は10~20分程度。

■ビタミンが破壊される

タバコを吸うとビタミンが破壊・消費され、特にビタミンCが消費されるのは有名な話。

ネットなどで調べると馬鹿みたいに「タバコ1本で25~100mgのビタミンCが~」と、口裏を合わせたかのように同じことばかり書いていますが、ビタミンCが発毛に与える影響というのはほとんどないので薄毛とはほぼ無関係ともいえます。

ただ、喫煙によってビタミンC以外にも髪の毛の成長に必要なビタミンB群も若干ながら失われ、どちらかというとこちらのほうが心配です。

■ジヒドロテストステロン(DHT)が増える

喫煙と薄毛の関係で最も気になるのがAGA(男性型脱毛症)の最大の原因となるジヒドロテストステロン(DHT)が増えるという話。

ある調査では非喫煙者に比べ喫煙者はDHTが13%多いという結果が出ているということで、もしこれが本当なら気になる問題ではあります。

実際にタバコでハゲるのか?

確かにタバコは体に悪く、それは様々な場所に悪影響を与えるでしょう。

とはいえ、薄毛にホルモンバランスなど様々な要因が絡む女性であればまだしも、男性の薄毛の原因は「遺伝」と「生まれ持った体質」が多くを占めているため、タバコを吸うからハゲる、薄毛が進行するという可能性はほとんどないと言っていいと思います。

タバコを止めてハゲが治ったなんて話を聞いたことはありませんし、タバコを吸う人間にハゲが多いというイメージもなく、腹が立つほどフサフサの人間が喫煙者なんてよくある話。

「無理に禁煙してストレスでハゲた」なんて、これまた胡散臭い都市伝説を耳にすることもありますし、基本的にタバコが髪の毛に与える影響を心配する必要はないでしょう。

ただ、少なくとも髪の毛にとってタバコを吸ってマイナスになることはあってもプラスになることは絶対にないので、小さな可能性もしらみつぶしにしたいのであれば禁煙したほうが精神衛生上良いと思います。

高い効果で人気の発毛剤

あわせて読みたい関連記事

カテゴリ一覧