フィンジアで髪は生えないという事実

フィンジアで髪は生えない

近年増えているキャピキシルを用いた育毛剤(化粧品)の中でフィンジアは後発にあたる分いくつかのメリットが存在しますが、それと髪の毛が生えるかどうかは別問題。

近年注目されているっぽい雰囲気を漂わせているキャピキシルは「ミノキシジルの3倍の育毛効果」というデータを引っさげ、色々な育毛剤に配合されるようになってきており、フィンジアもそのひとつになります。

ただ、キャピキシルを配合した育毛剤(厳密には化粧品)は開発メーカーであるカナダのLUCAS MEYER COSMETICS社に支払う使用料が高いのか、ハゲの足元を見ているのかやたらと値段が高く、多くはお得な定期コースですら10,000円以上してしまいます。

そんなキャピキシル育毛剤(化粧品)の中でも後発の部類に入るフィンジアは、キャピキシルをはじめ、注目されている感を演出するのに必死なピディオキシジルを配合しつつ低価格を実現しています。

そんなフィンジア、果たしてどれほどの効果がありどのくらい低価格なのか、そして使う価値があるのかどうかについて取り上げてみたいと思います。

フィンジアの販売メーカー

フィンジアの販売会社

育毛剤を使うにあたり成分などに目が行きがちですが、それを販売するメーカーの信頼性というのは極めて重要な要素になります。

発毛剤であるプロペシアはアメリカのメルク社(MSD)、ザガーロはグラクソ・スミスクライン社など大手の製薬会社が製造しており、若干怪しげな雰囲気が漂うプロペシアジェネリックのフィンペシアやザガーロジェネリックのベルトリドですら世界数十カ国に流通させるようなインドの大手製薬会社が製造・販売しています。

で、フィンジアはというと…

フィンジアの箱裏面 フィンジアの箱の裏を見ると「株式会社ユーピーエス」とあります。福岡県の企業のようですね。

設立は平成19年10月と比較的新しい企業で資本金は1,000万円。従業員数は書いていないものの、この資本金でビルの1フロアを使用していることを考えると中小のベンチャー企業と見ていいでしょう。

実はネットを中心に販売する育毛剤のほとんどはこういったベンチャー企業のもので、フィンジアに限らずチャップアップの株式会社ソーシャルテックやイクオスの株式会社キーリーも同様。

大企業が製造しているのはホソカワミクロンのナノインパクト100くらいか。

現在も様々な会社が設立され、育毛剤や育毛サプリメントといった商品の販売を開始している。ベンチャーが育毛業界に狙いを定めてどんどん入ってきているのだからハゲは金になるんだろうなぁ。

ちなみに株式会社ユーピーエスで調べるとフィンジアを売る気満々の育毛サイトが同社やフィンジアを褒め称える記事を書きまくっている。ほとんどは実際触れたわけでもないのに公式サイトの情報など他人が作った情報だけを鵜呑みにしてべた褒め。金の力はすごいわ。

製造販売元は?

そして気になるのは「製造販売元」の欄。この株式会社栄研を調べてみると、ユーピーエスと同じく福岡市内の企業であることが分かります。

事業内容は企業に向けOEM(相手先ブランド)の化粧品や医薬部外品などを製造する会社。つまりフィンジアの製造を請け負っている企業ということになりますね。ただ、この企業のサイトを見るに、ここも外部の製造工場を使用しているっぽい。つまり下請けがフィンジアを製造?

チャップアップやイクオス、ブブカが天真堂に製造を投げているのと一緒。ベンチャー企業に開発・製造する規模などあるはずもないので当然といえば当然。別にそこを批判するつもりはないが、自社で研究・開発・製造している企業と比べるとなんかアレよね。

こういったOEM製造企業というのは商品のコンセプトや仕様などまで請け負うことも多い。チャップアップやイクオスなどが天真堂の汎用育毛剤ソヴール08を使っていたことからも製造・開発はOEM企業主導で行われている印象。

そもそもベンチャー企業を立ち上げる人の多くは一部の例外を除いて育毛剤の成分や効果、薬機法など専門的なところまで精通しているとは考えられず、企画・開発をOEM企業が行うのは理に適っている。

まあそういった方面に詳しい人間を雇っている可能性は十分ありますけどね。最近の育毛系ベンチャー企業は毛髪診断士がいることを売りにしているし。

ちなみにフィンジアを販売する株式会社ユーピーエスはM字専用の薬用プランテルも販売している。

このプランテル、OEM製造企業の株式会社ミリオナ化粧品製で、頭頂部専門を謳うMSTT1という育毛剤と全く同じ成分なのだがM字専用。死ぬほど平凡な成分構成なんだけどマジ万能。

フィンジアに配合されるキャピキシルで毛は生えない

フィンジアに配合されるキャピキシルはカナダのLUCAS MEYER COSMETICS社が開発。当初はまつ毛の育毛剤で使用されていましたが、「髪の毛にも行けんじゃね?」と考えたのか髪の毛の育毛分野にも進出してきました。

そんなキャピキシルの最大の売りは「発毛成分ミノキシジルの3倍の育毛効果」で、それを鵜呑みにするなら世のハゲの悩みの多くを解決してくれることでしょう。

効果なしのフィンジアのキャピキシル
出典:LUCAS MEYER COSMETICS


上図のデータは衝撃的なものですが、これは開発メーカーであるLUCAS MEYER COSMETICS社が提供するデータで信憑性や客観性には疑問を抱かざるを得ません。実際、開発メーカー以外が公表しているデータは見当たらないのが実情。

キャピキシルは「アカツメクサ花エキス」と「アセチルテトラペプチド3」の2つの成分を配合して作られるもので、特にアカツメクサエキスにはプロペシアなどに使われる発毛成分フィナステリド同様5αリダクターゼを阻害し薄毛の原因となるジヒドロテストステロン(DHT)の生成を抑える効果がある…とされています。

それなら素直にフィナステリドデュタステリド飲む方が遥かに効果あるけどね。

ただ、まともな自社データすら存在しない日本の育毛剤成分に比べれば、客観性がないとはいえしっかりと研究している海外の育毛成分はまだマシな方でしょうか。

それでもエビデンス(科学的根拠)にはほど遠い。せめてどこかしらの国で発毛成分と認められてから出直してくるべきでしょう。

ピディオキシジルはミノキシジルっぽい成分

次に取り上げるのはフィンジアに2%配合されているピディオキシジル

このピディオキシジルはミノキシジルと非常に似た分子構造をしており、それだけに「ミノキシジル誘導体」なんて呼ばれています。

フィンジアのピディオキシジルは効かない

だからどうしたという話である。

分子構造が似ているから同じような働きをするなんて極めて乱暴な話ですし、何より「ピディオキシジルには副作用がない」として売り込まれているあたりに胡散臭さを感じざるを得ません。

「ミノキシジルに似た構造だから同じような効果があるけど副作用はない」なんて虫のいい話があるとは考えられず、高い効果が望める薬には相応の副作用があるという常識からもかけ離れています。

ちなみに、開発メーカーであるインドの「クマールオーガニックプロダクツ社」では下図のようなデータを公表しています。

ピディオキシジルのマウスに対するデータ
出典:SlideShare


マウスを使った実験でピディオキシジルの効果を調べているらしく、お決まりのようにミノキシジルと比べています。どいつもこいつもミノキシジルに対する敵対心がありありと見て取れます。

そして、この図ではグラフと写真の真ん中がミノキシジル、グラフの右と写真の下がピディオキシジルの効果を示しており、ミノキシジルと同等の効果が出たとしています。

マウスの実験でミノキシジルと同等の効果が出たから、人間に対しても同じ効果が望めるとでも言うつもりなのだろうか?どう考えても無理があります。

ちなみにもうひとつのデータが存在します。それがこちら。

ピディオキシジルの培養細胞データ

培養細胞を用いて線維芽細胞の活性具合を調べたもので、左はミノキシジル、右がピディオキシジルのものになります。ここでもミノキシジルと同等の効果が出たらしい。

培養細胞のデータを持ち出すならキャピキシルはミノキシジルの3倍の効果が出ていますよね。でもそれは客観性のない自社データである上に発毛効果もない。じゃあ培養細胞を用いた自社試験でミノキシジルと同等の効果が出たとするピディオキシジルは?

分子構造はミノキシジルに酷似、効果もミノキシジルとほぼ同等なのに副作用は一切ありません。…て、ずいぶん都合の良い成分があるもんだなと感じる。

こんなもんで髪が生えたら苦労はしない。

■ピディオキシジルはミノキシジルに似た分子構造を持つ
■ミノキシジルと同等効果が望めるけど副作用はないなんて虫のいい話はない

フィンジアのその他成分は微妙

今をときめくキャピキシル5%とピディオキシジル2%を配合するフィンジアですが、それ以外の成分に目を向けると、育毛剤の定番成分であるビワ葉エキスやヒオウギエキス、センブリエキス、唐辛子などに含まれるカプサイシンなどが並んでいます。

フィンジア(FINJIA)
成分
エタノール

BG
ピロリジニルジアミノピリミジンオキシド(ピディオキシジル)
アセチルテトラペプチド3(キャピキシル)
アカツメクサ花エキス(キャピキシル)
パンテノール
センブリエキス
ビワ葉エキス
褐藻エキス
グリチルリチン酸2K
トウガラシ果実エキス
ボタンエキス
フユボダイジュ花エキス
ヒキオコシ葉/茎エキス
ヒオウギエキス
キハダ樹皮エキス
メントール
グリセリン
クエン酸Na
クエン酸
デキストラン
PEG40-水添ヒマシ油
ラウラミンオキシド
フェノキシエタノール

育毛剤の成分としていたって普通かつド定番の成分が名を連ねており、しかも全成分の種類は少なめと言わざるを得ません。

まあ育毛剤なんてどんなに多くの成分を突っ込んだって髪は生えませんし、そもそもフィンジアは厚生労働省に医薬部外品として認可された育毛剤ですらない。

とはいえチャップアップイクオスなど無駄に多くの成分を配合した育毛剤が人気である点を考慮するに、成分量が多いほうが効くと勘違いしている人が多いのも事実で、そういった面でフィンジアの成分の少なさはちょっと不利かもしれません。

そのへんがキャピキシル育毛剤としては比較的安価である理由でしょうか。

キャピキシルやピディオキシジルはもちろんのこと、フィンジアの成分がハゲにとっていかに無駄なものか、もう少し詳しく見てみましょう。

センブリエキス

フィンジアのセンブリエキス

主に血行促進効果があり、うんざりするほど多くの育毛剤に配合されているのがセンブリエキス。「これ入れときゃ効く感じがするだろう?」的な考えが透けて見えるほど。リンドウ科の植物で生薬として使用されることも。

育毛分野では血行促進が薄毛に効果があるという印象操作が凄まじく、「血行が良くなれば頭皮に十分な栄養や酸素が行き渡って髪の毛が生える」という定型文がそこかしこに踊っていることでしょう。

しかし、遥か昔から血行促進が髪の毛を育てると信じたハゲが必死にマッサージとかした結果、まったく効果がなかったという歴史を見ても、血行促進が発毛にとっていかに無駄かが分かるでしょう。

ビワ葉エキス

フィンジアのビワ葉エキス

太古の昔から様々な治療に使われてきた歴史があるビワの葉。主な作用は抗炎症作用や血行促進効果となっています。

まあその程度なら納得できる面があるものの、育毛剤に配合されるビワ葉エキスの話になるとどこもかしこもなぜか成長因子FGF-7や髪の毛の成長を阻害するとされるFGF-5といった文言が踊る。右ならえ的に。

検索で上位表示される育毛サイトがお決まりのように「ビワ葉エキスはFGF-7の生成を助け、薄毛を誘発するFGF-5を抑制する」と書いていると、そういった面に詳しくない人は「ビワ葉すげー」と感じてしまうことでしょう。

でもFGF-7やらFGF-5やらに働きかけるなんて根拠は一切ありませんからね

どこかの育毛剤や育毛サイトがビワ葉エキスの効果を過剰に書いた結果、他のサイトがそれを真似しただけ。事実、それを証明する根拠やデータを示しているサイトは一切存在しないでしょう?

そんなビワ葉エキスをしっかりと配合しているフィンジア。

褐藻エキス

フィンジアの褐藻エキス

育毛剤の流行り成分褐藻エキス(海藻エキス)。

M-034などに代表されるように育毛業界あげて海藻を持ち上げようとしているが、これにも一切の科学的根拠はない。

でも保湿はする。皮脂が多い傾向がある男性の頭皮を保湿してどうするんだろう?

ちなみにフィンジアは他の育毛剤と違い褐藻エキスを無駄にプッシュすることはしていない。キャピキシルとピディオキシジルにすべてをかけている商品だから当然だろうが。

グリチルリチン酸2K

フィンジアのグリチルリチン酸2K

センブリエキスと並んで育毛剤の定番成分であるグリチルリチン酸2K。グリチルリチン酸ジカリウムともいう。

一般的な育毛剤では有効成分として配合されており、抗炎症作用が主な効果。フィンジアは化粧品であるためその他の成分扱いになります。

抗炎症作用によって頭皮環境を改善するというのがお決まりの売り文句だが、脂漏性皮膚炎などハゲるほどの炎症にはまったく効果がない。ヤバいほどの炎症やフケがある人は素直に医薬品のケトコナゾールを使っとけ。

一応抗炎症作用があると認められているが、薄毛になるほどの炎症には効果がないという体たらくに「何のために入っているの?」と問いたくなる典型成分。

もちろん男性型脱毛症(AGA)に対してはなんの役にも立たない。

フィンジアは化粧品という事実

これまでも何度か書いているように、フィンジアはただの化粧品。

他の育毛サイトではこれを都合よく解釈し「成分の自由度が高い化粧品というジャンルをあえて選択している」と書いている場合もあるでしょう。確かに医薬部外品になると配合する成分に一定の制限がありますからね。

しかし化粧品であるということは髪の毛が生える発毛効果はおろか育毛効果すら保証しない商品ということになります。つまり抜け毛予防や発毛促進の効果すら存在しない可能性が高いのです。髪の毛を育てる?無理無理。

「育毛に効果的」と散々謳いまくっているセンブリエキスやビワ葉エキス、グリチルリチン酸2Kなども女性が顔の肌に使う化粧品にも多く使われる成分。本当に育毛に効果的なら顔の毛が濃くなって困るだろうに。

医薬部外品の育毛剤ですら髪の毛を生やす効果は一切ないのに、化粧品でどうしようと?薄毛が治らなくとも頭皮が潤えば満足ですか?

世界的に発毛効果が認められた医薬品の発毛剤がフィンジア以下の価格で処方・購入できるのに、わざわざ化粧品を使う理由はなんですか?保湿など頭皮環境の改善を目的にしているならこれでも十分ですが。

何を目的にこういったものを使うのか今一度思い返してみてください。

フィンジアの価格は高い

ミノキシジルの3倍の育毛効果を持つとするキャピキシルを5%、ミノキシジルと同等の育毛効果を持つとされるピディオキシジルを2%配合するフィンジア。

その価格を見てみると…

商品名 送料 価格
単品購入 640円 12,800円
定期コース 無料 9,980円

とても高い。

しかも内容量はキャピキシル育毛剤(化粧品)の中では最も少ない50ml。価格的には一応バイタルウェーブに次いで安いのですが、キャピキシルローション全体の価格が異常に高いため相対的に安いというだけの話。

医薬部外品の育毛剤ですらない化粧品の養毛剤が1万円というのは、さすがにどうなのだろう?ライセンスなどの問題で他の成分より多少コストがかかるのは分かりますが、業界全体でキャピキシルをプレミアム化しようという狙いも確実に存在するのでしょう。

アメリカ製のミノキシジル16%の発毛剤フォリックスFR16が5,000円程度で買えるのにフィンジアは1万円。

考えようによってはキャピキシルはミノキシジルの3倍の効果だから5%×3倍で15%相当。そこにミノキシジルと同等の効果を持つピディオキシジルが2%配合されているから、15%+2%で計17%か。かなり苦しいが…

高いほど良いに決まっている」という価値観の持ち主にとってキャピキシルローションはうってつけの商品といえるでしょう。ただ、髪が生えないのはもちろん、抜け毛予防や育毛効果すらないのは言うまでもありません。

フィンジアがおすすめされる本当の理由

フィンジアがおすすめされる理由は金

ネットで育毛剤を調べると提灯記事が一番目に付くのがチャップアップ。手放しで絶賛する記事、ネガティブなタイトルで訪問者を釣りつつ最終的にはおすすめする記事などあの手この手でチャップアップを売ろうとしてきますよね。

そしてキャピキシル育毛剤として圧倒的な提灯記事数を誇るのがフィンジアです。

薄毛に寄り添っているように見せかけて効きもしない育毛剤を猛プッシュする大規模キュレーションサイトであるヘアラボ(旧ハゲラボ)が主にチャップアップとフィンジアをおすすめしていることからもその傾向が伺えます。

なぜここまでフィンジアがプッシュされるのか?

理由は簡単、アフィリエイト報酬が極めて高額だから。一定のアクセスや成果が望めるサイトであれば自サイトのリンク経由で1本売ると2万円程度の報酬を得られるなんてこともザラ。チャップアップとフィンジアは育毛サイト運営者にとって極めて美味しい商品なのです。

1本売って2万円。もしあなたが育毛サイトを運営していたらどうしますか?他のサイトに負けないほど目を引く記事を書いてフィンジアを売ろうとしますよね。

キャピキシル育毛剤(化粧品)のみに限れば、成分や価格的にDeeper3Dやバイタルウェーブのほうがまだまし。髪は生えないが客観的に見て商品としての魅力はこれらの方が上です。

しかしフィンジアがおすすめされる。それはひとえに報酬が高いから。

大絶賛のチャップアップにしてもフィンジアにしても、異常なほどの広告費をばらまきアフィリエイターを魅了、提灯記事を書かせているだけの商品なのです。

効果?薄毛の人に寄り添う?そんなもん二の次三の次どころか、まったくもってどうでもいい問題だよ、金の前では。金さえ儲かればハゲなんかどうなっても構わないという連中が集まっているのが育毛業界なのだから。

フィンジアの最大の問題点

ただし勘違いしないで欲しいのは、フィンジア自体はそれほど過剰かつ法律ギリギリの表現を使っているわけではないということ。一番質が悪いのは嘘や過剰な表現を使っている個人や法人の育毛サイト。

まあ、こういった売り込みを見越して高い報酬を設定し、かつ育毛サイトが嘘を書き連ねていても黙認している育毛剤メーカーも同罪だがな。そして育毛サイト運営者に支払われる高額な報酬が商品価格に乗っていることも忘れてはならない。

仮にもしフィンジアがアフィリエイトによる広告を取りやめたらどうなると思う?

これまでフィンジアを猛プッシュしていた育毛サイトは記事を削除するか、フィンジアをだしにして別の育毛剤を勧める記事を書くでしょう。

そう、結局フィンジアの一番の問題点は育毛サイトに対し異常なほど高額な報酬を支払っていること。自社のサイトでは過剰な表現を控えていても、高額な報酬に目がくらんだ育毛サイトは過剰な表現や売り込みを行います。

そしてそれは本当の情報が欲しい人間にとって悪影響しかありません。「フィンジア」で検索してごらんなさい。何だかんだ理由を付けてフィンジアを売ろうとするサイトが上位にずらっと並ぶでしょう。

私がこのサイトでそれに対するアンチテーゼ的な記事を書いても無駄。物量が違いすぎます。しかも私のような批判的な記事を書く人間にはメーカー側が削除依頼や修正依頼を平気で出してきます。発毛効果や育毛効果を謳うなど過剰な表現で売り込んでいるサイトには目をつぶるのに。

とりあえず金目的のサイトには絶対に騙されないでください。

フィンジアに発毛効果なし

もちろんフィンジアは個人的に一切おすすめできません。

ネット上には他の育毛剤同様フィンジアをおすすめするサイトやブログが溢れているものの、そういったサイトはフィンジアを1本売れば高額なアフィリエイト報酬が受け取れるので必死にプッシュしているにすぎません。

フィンジアは定期コースで約10,000円しますが、そのお金が出せるなら現時点で発毛最強の組み合わせ…いわゆる3種の神器的な「デュタス+ミノタブ+フォリックスFR16」をすべて使ってもお釣りが来ます。

さすがにこの3つを使うと副作用のリスクをある程度考慮する必要はあるものの、「ミノキシジルの3倍の“育毛効果”」を謳うキャピキシルを配合するフィンジアより遥かに高い発毛効果があるのは間違いないでしょう。

まあ、日本の商品に比べ多少のリスクが存在すると言わざるを得ない個人輸入を手放しでおすすめするつもりはありませんので、個人輸入に懸念を感じている場合でもフィンジアなどの化粧品は使わず、医療機関でプロペシアやザガーロを処方してもらってください。価格的にフィンジアより安いし効果は比べるまでもない。

フィンジアに含まれるキャピキシルやピディオキシジルは発毛成分ミノキシジルとの比較に躍起で、「3倍」「誘導体」なんて言葉を用いていますが、現状は発毛成分はおろか育毛成分でもないただの化粧品成分です。

発毛効果も副作用もない1万円の化粧品を頭皮に塗って髪が生える気がするのであれば止めはしません。しかし本気で発毛させたいのであればもっと有意義なお金の使い方があるはずです。

フィンジアがせめて育毛剤であれば、私が行える最大限のフォローとして「抜け毛予防や育毛・発毛促進効果くらいは期待できるかも」と書くんですけどね。化粧品である以上これらの効果に言及することすらできません。

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