MARO薬用デオスカルプシャンプーの効果は？

山田孝之さんや斎藤工さんなど人気の有名俳優をCMに起用することもあり、スカルプシャンプーブランドとしての知名度を一気に高めてきたMARO（マーロ）。

その中で最も基本的なシャンプーがMARO 薬用デオスカルプシャンプー。

「薬用」と付くからにはスカルプDと同じ医薬部外品。となればその育毛効果に期待を寄せる人も多いことでしょう。

MARO薬用デオスカルプシャンプーの本当の効果、掲示板での評判に加え、どういう使い方がおすすめなのかなど厳しく批評してみたいと思います。

目次
1. リデニカルシャンプーとは
2. リデニカル ヘア＆スカルプシャンプーの全成分
3. 洗浄成分は？
1. アミノ酸系洗浄成分の注意点
4. リデンシルに育毛効果はあるのか？
1. リデンシルの構成成分
2. リデンシルの効果
5. その他の成分を斬る
6. シャンプーにリポソーム技術は必要？
7. リデニカル ヘア＆スカルプシャンプーの価格
8. 他の注目成分入りシャンプーと比較
1. 注目成分
2. コストパフォーマンス
9. リデニカルシャンプーのまとめ

MARO 薬用デオスカルプシャンプーの成分

まずはMARO（マーロ）薬用デオスカルプシャンプーの全成分を見つつ、要点となるものをピックアップして解説していきましょう。

MARO薬用デオスカルプシャンプーは医薬部外品ということもあり、有効成分として殺菌作用があるイソプロピルメチルフェノールを使用しています。

他に気になるのは洗浄成分とスカルプケア成分でしょうか。

洗浄成分

MARO薬用デオスカルプシャンプーの洗浄成分（界面活性剤は）以下の4つ。

基本的には洗浄力がマイルドなアミノ酸系もしくはヤシ油由来の界面活性剤が使用されています。世のハゲが過剰に恐れるラウリル硫酸Naやラウレス硫酸Naなどの高級アルコール系洗浄成分は一切使われていません。

適度な洗浄力により頭皮の皮脂を除去し過ぎることがないため、健やかな頭皮環境の維持にはもってこいといったところでしょうか。

育毛という観点からは高級アルコール系であろうがアミノ酸系であろうが誤差の範囲内ですが、気休めという観点で見ればアミノ酸系のほうが“良いもの使った感”により自己満足に浸れる点でプラスか。

スカルプケア成分

MARO薬用デオスカルプシャンプーに配合されるスカルプケア成分として目を引くのは海藻エキス（1）や海藻エキス（4）、ビワ葉エキスあたりでしょうか。

どれも“高い育毛効果”があるとして育毛剤に多用される超定番成分ですからね。

また、近年育毛業界で注目されているホップエキスを配合している点も見逃せません。…まあホップエキス自体色々と突っ込みどころがある成分であるうえに、すぐに洗い流すシャンプーで効果を期待するのが間違っていますが。

とはいえ、こういった成分が入っていないシャンプーよりかは、配合されているMARO薬用デオスカルプシャンプーのほうが良いという考え方もできるでしょう。

効くかどうかは別として。

MARO（マーロ）シャンプーに育毛効果はあるの？

世の男性がMARO薬用デオスカルプシャンプーを使用する目的というのは何だと思いますか？少なくとも髪の毛に何の不安もない男性であればMAROを使おうとは考えないのではないでしょうか。

そう、MARO薬用デオスカルプシャンプーの使用を検討する男性というのは髪の毛や頭皮に不安を抱える…もうちょっと踏み込んだ表現を使うのであれば、薄毛やハゲの影に怯える人ということになるでしょう。

そういった人がMARO薬用デオスカルプシャンプーに求めるのは髪の毛を生やしたり成長を促進させたりする効果なのではないでしょうか。

しかし、結論から言えばMARO薬用デオスカルプシャンプーにそういった発毛・育毛効果は一切望めません。なぜならスカルプシャンプーというのは、そもそもそういった性質のものではないから。

MAROのような医薬部外品にしろ一般的な化粧品のシャンプーにしろ、スカルプシャンプーの目的は頭皮を清浄・健やかに保つこと。

私達男性の薄毛のほとんどは男性型脱毛症（AGA）。男性ホルモンの影響により髪の毛が抜けてしまうAGAに対しスカルプシャンプーが効果を発揮することなど考えられないのです。

髪の毛を生やす発毛効果による薄毛の改善を求めているのであれば、選ぶべきはMARO薬用デオスカルプシャンプーではなく発毛剤です。

MARO薬用デオスカルプシャンプーに期待できる効果

じゃあMARO薬用デオスカルプシャンプーを使っても薄毛に対し何の意味もないのでしょうか？

はい、ありません。

しかし、薄毛の改善に関しては無意味でも、髪の毛のボリュームを出すことは可能かもしれません。

一般的かつ安価なシャンプーの多くはシリコンが配合されています。シリコンは髪の毛のサラサラにすることで滑らかな指通りを実現します。

しかしそれは同時に髪の毛のボリュームが減ってしまうことを意味します。なぜなら髪の毛は引っ掛かりや摩擦力があるほうがふっくらするからです。

ノンシリコンであるMARO薬用デオスカルプシャンプーはシリコン入りシャンプーに比べキシキシゴワゴワする一方、髪の毛同士が引っかかりボリュームが出るというメリットが。

ハゲや薄毛の根本的な解決にはなりませんが、一時しのぎでもいいからとりあえず髪の毛のボリュームを出したいという人には意味がある商品と言えるでしょう。

MARO薬用デオスカルプシャンプーの評判

実際にMARO薬用デオスカルプシャンプーを使った人の評判や口コミも見てみましょう。

MARO薬用デオスカルプシャンプーを使用して抜け毛が止まることなど考えられないのですが、そう感じた人もいる模様。信じる者は救われる…わけではありませんが、そう思っておけば幸せ。

スカルプシャンプーに対し至ってまともな評判といえます。

30代以降は頭の脂臭がきつくなる傾向にあるため、これを改善できるのであれば非常に嬉しいところ。薄毛改善を目的としないのであればMARO薬用デオスカルプシャンプーは選択肢の一つに入るのではないでしょうか。

MARO薬用デオスカルプシャンプーはアミノ酸系の界面活性剤を使用しているため洗浄力はそれほどありません。そのため洗浄力が強いシャンプーに慣れている人は「皮脂が残ってしまう」と感じることも。

一方で皮脂を奪いすぎるという声も。よほど弱いシャンプーがお好みか？

肌に合う合わないなどの相性はどんな商品にも当てはまることなので、このあたりは使ってみないことには判断できないところ。

MARO薬用デオスカルプシャンプーに対する様々な口コミや評判に目を通してみましたが、薄毛やハゲが改善したという声はほとんど聞かれません。当たり前ですが。

一方で髪の毛にハリやコシが出た、頭皮の臭いが気にならなくなったなど好意的な意見は多くなっています。もちろん自分には合わない、全然サッパリしないなど否定的な評判も多くなっていますけどね。

評判や口コミを総合的に判断すると、MARO薬用デオスカルプシャンプーはいたって普通のアミノ酸系シャンプーという結論に至るでしょうか。

MARO薬用シャンプーのメリットデメリット

最後に、MARO（マーロ）薬用デオスカルプシャンプーを使用するメリットデメリットについて簡潔にまとめておきましょう。

メリット1：安い

MARO（マーロ）薬用デオスカルプシャンプーは医薬部外品の薬用スカルプシャンプーとしては比較的安価という特徴があります。

かの有名なスカルプDが350mlの内容量に対3,900円と高価なのに対し、MARO薬用デオスカルプシャンプーは内容量480mlで1,080円。およそ5分の1の価格なのです。

内容的には大して変わらないにもかかわらずこれだけ安価なのですから、人気になるのも頷けます。…というか、スカルプDがぼったくり価格なだけですが。

とはいえ、シャンプー1本に1,000円は決して安くはないのも事実。MARO薬用デオスカルプシャンプーであろうが他の安物シャンプーであろうが薄毛やハゲに影響を与えないのであれば、わざわざこれを使う必要もない。

個人的にはアミノ酸系シャンプーを使いたいなら300～400円で購入できる「いち髪」で十分と感じる。何使っても生えないんだし。

メリット2：気休めになる

MARO薬用デオスカルプシャンプーに限らずスカルプシャンプーで薄毛やAGAが改善することは100％ありえません。

しかし、いざ髪の毛が薄くなりはじめると「何か対策をしなければ」と焦り、多くの人がスカルプシャンプーを手に取るという調査結果が出ています。とりあえずこれを使っておけ的な。

薄毛を放置してハゲ散らかすのは嫌だが、だからといってフィナステリドやミノキシジルを使った本格的な発毛に取り組むほどの行動力はない…MARO薬用デオスカルプシャンプーはそういった人に最適な商品となっています。

ま、いわゆる気休めです。

毎日行っているシャンプーをMARO薬用デオスカルプシャンプーに替えるだけのお手軽さと、スカルプシャンプーとしては比較的安価な価格。まさに気休めにはもってこいです。

デメリット：ハゲが進行する

MARO（マーロ）薬用デオスカルプシャンプーの最大のデメリット。それはハゲや薄毛の進行を食い止めることができないこと。

それが分かっていてあえてMAROを使っているのであれば構いませんが、薄毛の改善効果があると勘違いして使用している場合は悲惨な末路が目に見えている。気付いた時には手遅れというケースも。

発症してしまえば進行する一方のAGA対策は時間との勝負です。早期に発毛剤を使用すれば若い頃のようなフサフサの髪が取り戻せる可能性が高まる一方、ある程度進行した状況では激的な効果は望めません。

MARO薬用デオスカルプシャンプーを使用してお茶を濁している間にAGAが進行してしまった…そういった事態は避けたいものです。

ハゲを治したいならMAROでは力不足

ここまで書いてきた通りMARO（マーロ）薬用デオスカルプシャンプーはハゲやAGAを改善させる効果はありません。あくまでも頭皮を健やかに保つ、髪の毛にハリやコシを与えるための商品となります。

それを理解した上で使用するのであれば問題ありませんが、もし薄毛を改善させたいのであればフィナステリドやデュタステリド、ミノキシジルといった発毛剤の使用を視野に入れる必要があります。

副作用や手間などの観点から発毛剤の使用に踏み切れない場合は、MARO薬用デオスカルプシャンプーと同じくシャンプーという位置付けながら発毛成分ミノキシジルやフィナステリドを配合したフォリックスFR-S1を使用するという方法も。

ミノキシジルやフィナステリドを配合しているとはいえ数分間で洗い流すシャンプーであるため、劇的な発毛効果は望めないっでしょう。

しかし、ミノキシジルやフィナステリドは経皮吸収されやすいため、数分間の間にある程度浸透するのもまた事実。

薄毛改善を目指しているなら、育毛効果すら期待できないスカルプシャンプーを使用するよりずっと現実的な選択になるはずです。

シャンプーと薄毛改善を両立させたいのであれば、フォリックスFR-S1の使用を検討してみてはいかがでしょうか。

フォリックスFR-S1シャンプーの詳細

高い効果で人気の発毛剤

リグロースラボM15

ミノキシジル濃度はリアップX5の3倍となる15％、価格は半額以下という圧倒的コストパフォーマンスの発毛剤

デュマン

デュタステリド内服薬で最も人気があるベルトリドの姉妹品。ベルトリドと違いAGA治療薬として開発され信頼性抜群。

フォリックスFR15

高濃度ミノキシジルが特徴のフォリックスシリーズの中でも特に価格と効果のバランスに優れ最も人気があるFR15。

フィナロイド

プロペシアの約7分の1の価格で購入できるジェネリック医薬品。成分・効果はプロペシアと同様のフィナステリド1mg。

ケトコロストシャンプー

一定の発毛効果があるケトコナゾール2％と低価格が特徴の育毛シャンプー。スカ〇プDを使うくらいならこちらを。

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