チャップアップに発毛効果は一切ない
「薄毛が気になりだして色々なサイトを見ているが、どこもチャップアップの押し売りが酷くてうんざりなんだが…」という人は多いのではないでしょうか?
ネットなどで薄毛の治療法などを探している人ならこの育毛剤の存在を知らない人はいないのではないかというくらい有名なチャップアップ。
それもそのはず、多くのサイトやブログに対する積極的な広告出稿はもちろん、多額の報酬というニンジンに惹かれ多くのアフィリエイターがチャップアップを絶賛する記事を書いているのですから、目にする機会が多いのも頷けます。
ただ、私たちハゲにとって重要なのは「有名かどうか」「露出が多いかどうか」より「髪が生えるかどうか」。
果たしてチャップアップにはどれほどの効き目があるのか。多くのサイトが絶賛するほどの効果があるのかについて純然たる事実を書いていきたいと思います。
- チャップアップに発毛効果なし
- M-034の「ミノキシジルと同等の効果」は嘘
- チャップアップに科学的根拠ある成分は皆無
- 新成分ジンゲルシックスの発毛効果は?
- チャップアップがAGAに効果ない理由を詳しく解説
- チャップアップはM字ハゲに効かない
- 厚生労働省は育毛・発毛効果を認めていない
- 「世界が認めた」と謳う悪質表現
- チャップアップサプリで髪は生えない
- チャップアップに副作用はある
- チャップアップ口コミの嘘と本当
- チャップアップの価格は非常に高い
- チャップアップがおすすめされる本当の理由
- チャップアップの最大の問題点
- チャップアップに良い点やメリットはないの?
- ハゲを治したいならチャップアップは使うな
チャップアップに発毛効果なし
ネット上には絶賛する記事が溢れているチャップアップ。私たちハゲからすればこれで髪の毛が生えれば特に何の文句もありませんよね。
で、実際のチャップアップの効果はというと…
まず大前提となるのは「チャップアップは育毛剤」という点。医薬部外品の育毛剤というのは頭皮環境の改善や抜け毛予防を目的としたもので、発毛(髪が生える)効果はありませんし、それを謳うこともできません。
大事なことなので2度書きます。発毛効果なし。
チャップアップは育毛剤として成分数はかなり多めで70種ほど配合しているものの、すべて発毛への根拠が全くない保湿成分や抗炎症作用程度の成分。今ある髪の毛の成長が若干促される程度の効果がせいぜい。
抜け毛予防程度の効果があればいいというのであれば使用してもいいかもしれません。そのために毎月1万円近いお金を出してもいいというのなら。
なぜチャップアップに発毛効果がないと言い切れるのか、もう少し詳しく見てみましょう。
M-034の「ミノキシジルと同等の効果」は嘘
チャップアップといえば一世を風靡した(?)「M-034」という海藻エキスを配合していることでも有名。これがあるからこそインターネットを中心に販売する育毛剤としてNO.1に輝けたと言っても過言ではないでしょう。
その人気を決定付けたのが、ブブカが公表したこのグラフ。
出典:ブブカ公式サイト
「発毛剤であるミノキシジルと同等の育毛効果」というインパクトは計り知れず、またミノキシジルは副作用に対する過剰な批判に晒されている一方で、M-034には副作用がないという謳い文句から瞬く間に人気成分に。
その後これを配合したチャップアップが登場。ブブカと同じく天真堂のOEM(相手先ブランド)用汎用育毛剤ソヴール08を使用し、より安い価格を打ち出して人気を得るに至ります。
しかしこのデータをよく見ると「生えてくるスピードを実験した結果」とある。
同一人物を5厘刈りの坊主にしてM-034とミノキシジルを塗り髪の毛が生える早さを競うという、文字通り「育毛効果」を比べたもの。間違ったことは書いていない。
間違ったことは書いていないが、ハゲが求める効果はそこじゃない。
ミノキシジルは髪の毛が薄くなってしまった部分から再び生やす発毛効果があるから世界中で広く使われているわけであって、髪の毛が早く生える育毛効果など二の次三の次。
チャップアップに含まれるM-034にミノキシジルと同等の育毛効果が本当にあったとしても、私たちにとっては発毛効果がなければ何の意味もないのです。そしてそれを示すデータは一切存在しない。
M-034は薄毛には効きません。
含有量が一切明記されていない
このデータに問題点はまだあります。
この実験でM-034とミノキシジルをどのくらいの濃度で使ったのか一切書かれていないのです。極端な例では超高濃度のM-034と超低濃度のミノキシジルという可能性だって否定できない。
そしてチャップアップにM-034がどの程度配合されているのかも分からない。
つまり、M-034にミノキシジルと同等の育毛効果があるとするこのデータには根拠も信憑性もないことになるのです。
そもそも、M-034と称されるものは成分表の表記は「海藻エキス(1)」。この海藻エキスは多くの育毛剤に配合される普遍的な保湿成分のひとつ。これに期待すべきではないことは明白でしょう。
発毛剤ミノキシジルですら頭皮に塗布する外用薬ではそれほど強い効果は期待できないのですから、発毛根拠のまったくないチャップアップを頭皮に塗ったところで薄毛を改善できるはずはありません。
2020年に行われたチャップアップのリニューアルでは「M-034が2倍に増量」とある。ブブカやイクオスEXプラスと違い、これまでM-034を積極的に売り込むことはしなかったチャップアップも、今回ばかりは前面に押し出してきました。
でも、元々配合されていた量が分からない以上、「2倍」と言われても全く心に響かない。まあ、2倍だろうが10倍だろうが、ただの保湿成分であるM-034で髪の毛が生えるはずがないんですけどね。
チャップアップに科学的根拠ある成分は皆無
髪の毛が生える根拠がない成分はM-034だけに留まりません。ハッキリ書いてしまうと、専門家などが「発毛の科学的根拠がある」と認めた成分がチャップアップには何一つ入っていないのです。
会員数が1万人を超え100年以上にわたって運営されている日本皮膚科学会が、東京医科大学や大阪大学などで皮膚科を専門にしている権威ある医師十数名で構成し策定している男性型脱毛症診療ガイドラインというものがあります。
2010年と2017年に策定された同ガイドラインで男性型脱毛症(AGA)の治療に最も効果的とされているのはフィナステリド、デュタステリド、ミノキシジルの3つ。それに次ぐ評価を得ているのがアデノシンと自毛植毛となっています。
それ以外の成分や治療法については「根拠に乏しい」としているのですが、それらとて厚生労働省が育毛剤の有効成分として認めているものばかり。
評価の良し悪しは別にして、2017年の男性型および女性型脱毛症診療ガイドラインで評価された成分とチャップアップの成分を比べてみると…
脱毛症診療ガイドライン評価成分 | チャップアップ |
---|---|
フィナステリド デュタステリド ミノキシジル(外用) アデノシン カルプロニウム塩化物 t-フラバノン サイトプリン ペンタデカン ケトコナゾール ビマトプロスト ラタノプロスト ミノキシジル(内服) |
センブリエキス グリチルリチン酸ジカリウム 塩酸ジフェンヒドラミン トコフェロール酢酸 エステル D-パントテニルアルコール 1,3-ブチレングリコール キサンタンガム 無水クエン酸 クエン酸ナトリウム エタノール ピログルタミン酸イソステアリン酸ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル ジイソステアリン酸ポリグリセリル シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール 油溶性マサキエキス 無水エタノール グルコシルヘスペリジン L-グルタミン酸ナトリウム 塩酸リジン ショウキョウエキス 濃グリセリン ピロ亜硫酸ナトリウム グリシン マツエキス 塩化亜鉛 チャエキス(1) ビワ葉エキス 海藻エキス(1) ボタンエキス ヒキオコシエキス(1) シナノキエキス ヒオウギ抽出液 クロレラエキス オウゴンエキス ニンニクエキス ローマカミツレエキス ゴボウエキス アルニカエキス セイヨウキズタエキス オドリコソウエキス オランダカラシエキス ローズマリーエキス ニンジンエキス サクラ葉抽出液 DL-ピロリドンカルボン酸ナトリウム液 L-ピロリドンカルボン酸 水酸化ナトリウム 乳酸ナトリウム液 L-アルギニン L-アスパラギン酸 L-アラニン L-セリン L-バリン L-プロリン L-スレオニン L-イソロイシン L-ヒスチジン L-フェニルアラニン ジオウエキス ダイズエキス ドクダミエキス チョウジエキス マロニエエキス ウメ果実エキス チンピエキス センキュウエキス トウキエキス(1) イチョウエキス セイヨウサンザシエキス サンザシエキス タイソウエキス グレープフルーツエキス リンゴエキス オレンジ果汁 レモン果汁 ライム果汁 キイチゴエキス キウイエキス スターフルーツ葉エキス セイヨウナシ果汁発酵液 ユズセラミド 冬虫夏草エキス トマトエキス ヘマチン液 フェノキシエタノール カモミラエキス(1) |
ひとつも入っていない。
脱毛症診療ガイドラインで評価される成分というのは主に以下の3つに分けられているとみています。
- 発毛効果があると認められている医薬品成分
- 厚労省が認める有効成分の中でも特に育毛に特化した成分
- 他の治療薬ながら髪の毛への影響も取りざたされる成分の代表格
例えばチャップアップの有効成分であるセンブリエキスやグリチルリチン酸ジカリウムはガイドラインで評価の対象にすらされていませんよね。しかし同じく有効成分であるアデノシンやt-フラバノンは評価の対象になっている。
アデノシンやt-フラバノンは大手企業が育毛効果に着目して開発・研究し有効成分として認められた成分である一方、センブリエキスやグリチルリチン酸は育毛剤の有効成分というよりかは、医薬部外品の有効成分。
女性の肌に塗る薬用化粧品や薬用シャンプーなどにも多く使用されていることから、頭皮の環境改善程度の効果は期待できるものの、育毛・発毛効果が期待できないのは想像に難くない。
それ以外のチャップアップの成分にしても、日本皮膚科学会に評価されるようなものはひとつも入っていない。いうなれば医師が「AGAに効果なし」と突き放したと同義。これで髪の毛が生えると考える方がおかしい。
この現実を見てもチャップアップでハゲを改善する夢を見ますか?
新成分ジンゲルシックスの発毛効果は?
2020年に行われたチャップアップのリニューアルは、M-034を2倍に増やしただけに留まりません。これまで独自性を打ち出せる成分に乏しかったチャップアップは「ジンゲルシックス」なる成分を新配合してきたのです。
ジンゲルシックス? 聞き覚えのない言葉ではあるものの、なんか強そうな響き。
一体どんな凄い成分なのかと調べてみたら、いわゆる「赤ショウガエキス」に大層な名前を勝手に命名し、チャップアップの独自成分っぽさと“箔”を演出しているだけらしい。
ショウガ(生姜)から抽出されたエキスは「ショウキョウエキス(ショウキョウチンキ)」と記載され、育毛剤はもちろん多くの化粧品に配合されています。実はリニューアル前のチャップアップにも入っていた。
赤ショウガを用いたショウキョウエキスは、ショウガの特徴的な成分である「6-ジンゲロール」が約2倍と豊富らしい。そういった背景から赤ショウガエキス(ショウキョウエキス)にジンゲルシックスなんて名前を付けプッシュしてきたと。
くだらない…
ごく少数ながら、ショウキョウエキスを用いた試験において、一定の効果が確認できたというデータが存在するものの、それらはかなり昔のものであるうえに、毛が生えるスピードが多少速まるという“育毛効果”。
私たちが悩む薄毛やAGAを改善させる“発毛効果”ではありません。
そもそも、仮にショウキョウエキスに発毛効果があったとしたら、化粧水などの女性用化粧品に使えるはずないよね。女性用化粧品にも多用されている点でお察し…といったところでしょうか。
当然ながら、ショウキョウエキスおよびジンゲルシックスで髪の毛が生えるなんて科学的根拠は一切存在しません。はっきり書いてしまえばジンゲルシックスでハゲは治らないのです。
チャップアップがAGAに効果ない理由を詳しく解説
ここまでチャップアップの成分に発毛効果がないことを書いてきましたが、男性の薄毛の原因やメカニズムを含めもうちょっと詳しく書いてみましょう。
男性の薄毛の9割は男性型脱毛症(AGA)とされています。側頭部や後頭部の髪の毛はそのままに生え際や頭頂部、もしくはその両方が薄くなっているのであればAGAと思って間違いありません。
そのAGAは普遍的な男性ホルモンであるテストステロンに、5αリダクターゼという酵素が結びついて作り出される強力な男性ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」が原因で引き起こされます。
毛根内部の毛乳頭細胞でテストステロンはDHTに変換され、アンドロゲンレセプター(男性ホルモン受容体)と結合、それによって脱毛を促す物質が作られヘアサイクルが乱れる…というのがAGAのメカニズム。
ちなみに、5αリダクターゼの分泌量やアンドロゲンレセプターの感受性は遺伝によって決まります。AGAに生活習慣など関係ないのはこれが理由。
これを回避するには、5αリダクターゼの働きを阻害しDHTの生成を抑制するか、もしくはDHTの作用によって抜けようとする髪の毛をさらに強力な発毛力によって防ぐ方法しかありません。
発毛剤の場合、5αリダクターゼ阻害はフィナステリドとデュタステリド、強力な発毛力はミノキシジルが担うことになります。
チャップアップに発毛させる成分は入っていない
ではAGAの脱毛メカニズムに対してチャップアップはどういった働きをするのか?
結論から言えば何もしない。
前述したように医薬部外品の育毛剤というのは、頭皮環境を整え抜け毛を予防する程度の効果しかなく、成分構成も保湿成分や抗炎症作用・血行促進作用があるものしか配合されていません。チャップアップも例外ではない。
フィナステリドやデュタステリドのように5αリダクターゼを阻害しDHT生成を抑制する効果もなければ、ミノキシジルのように強力な発毛力で半ば無理やり髪の毛を生やすような力もないのです。
オウゴンエキスやビワ葉エキスはDHT生成抑制効果があるだと? 残念ながらそんなデータや根拠は存在しないし、100歩譲って多少の効果があったとしても、微量しか配合されていない以上意味はない。
新配合のジンゲルシックスも然り。これまで多くの育毛剤に配合され、そして多くの男性を絶望感をもたらしてきたショウキョウエキスを若干パワーアップさせたところで何の意味があるというのか。
フィナステリドやデュタステリド、ミノキシジルといった世界的に発毛効果が認められたものは、それら成分に特化し高い含有量で配合してやっと効果を示す。
一方チャップアップは一つひとつの含有量が極めて少ない70種の成分をエタノールと水でジャバジャバに薄めている。仮に70種の中にミノキシジルが入っていたとしても、こんな濃度では何の効果も示さないだろうよ。
これがチャップアップに発毛効果がないとする根拠。
反論は認めない。なぜなら100%偽りのない真実だから。
チャップアップはM字ハゲに効かない
ネット上には「M字ハゲに効果がある」と持ち上げられているチャップアップ。しかしこれも当然ながら嘘です。
M字ハゲは男性の薄毛のほとんどを占める男性型脱毛症(AGA)の中で最も多いとされるハゲ方。
元々は生え際の剃り込み部分が薄毛になった結果、おでこのラインが「M」のように見えることからこう呼ばれるようになりましたが、現在は生え際の薄毛全般を指すことも。「前から上がっていく=M字ハゲ」といった感じ。
このM字ハゲは、AGAのもう一つの特徴である頭頂部の薄毛よりも治りにくいとされます。AGA治療薬であるフィナステリドでは満足な効果が得られないと感じる人が多く、M字部分にはフォリックスFR16のような高濃度ミノキシジルがベストとする声も。
世界的に発毛効果が認められ、AGAの原因となる男性ホルモンDHTを減少させる効果があるフィナステリドでさえ難しいとされるM字ハゲの改善に、発毛根拠が一切存在しないチャップアップが効果を示すはずがない。
M字ハゲに効果があると謳っているサイトがあったら、その内容をじっくりと見て下さい。そのメカニズムや根拠について書いているものは皆無であるはず。
効果や内容が伴わないのに、「高額報酬」というエサをぶら下げ育毛サイト運営者に提灯記事を書かせた結果、M字ハゲに効くと謳いつつもメカニズムや根拠を示すことができないサイトが量産されることに。
ちなみに、M-034やオウゴンエキス、ビワ葉エキスなどのDHT抑制効果でM字ハゲに効果を示すと書いているものは根拠ではありません。
なぜならそういった成分がDHTを抑制したりAGAを改善したりするという科学的根拠は一切存在しないからです。もし本当にある程度のデータが存在するなら、日本皮膚科学会も男性型脱毛症診療ガイドラインの中で触れているだろうよ。
チャップアップはM字ハゲに効果なし。これこそが純然たる事実なのです。
厚生労働省は育毛・発毛効果を認めていない
以前、チャップアップは「厚生労働省が認めた育毛剤」という宣伝文句を謳っていました。
厚生労働省が認めた…それを見て皆さんはどう感じますか?厚生労働省から育毛効果のお墨付きをもらったような印象を受けるのではないでしょうか。
育毛剤や発毛に関してあまり知識がない人は「厚生労働省が髪が生えると認めている」と感じるかもしれません。
しかしこれにはカラクリが。
「育毛剤」と呼ばれるものは医薬部外品の指定を受けているものを指します。例えばキャピキシルローションは一見育毛剤のように見えますが、実際は化粧品の養毛剤。ごく一部の例外を除き「育毛剤=医薬部外品」なのです。
そして医薬部外品の育毛剤として販売するには、厚生労働省が医薬部外品の有効成分として指定している成分を規定量配合する必要があります。それをクリアし然るべき手続きを踏めば育毛剤と名乗れることに。
厚生労働省が認めたという表現はミスリードを誘っている
さて、ではチャップアップはどうでしょう?
チャップアップは医薬部外品の育毛剤です。つまり厚生労働省に販売の認可を受けた商品ということになります。しかし効果を認めているわけではない。
あくまでも「医薬部外品としての条件を満たしている」というものであり、発毛効果はおろか育毛効果すら担保するものではありません。
一方で「厚生労働省が認めた」という表現はどうなのか? 常識的な解釈をするのであれば、「厚生労働省が(効果を)認めた」という受け止め方をするのではないでしょうか。
チャップアップは厚生労働省が認めた育毛剤…確かに嘘ではない。嘘ではないが、その表現には消費者の勘違いや認識の違いを誘う意図がありありと。
正確には「厚生労働省の承認を受けた医薬部外品の育毛剤」です。「承認」や「認可」ではなく「認めた」という表現を使いミスリードを誘うあたりに、チャップアップを販売するメーカーの不誠実さが見て取れます。
「世界が認めた」と謳う悪質表現
この「厚生労働省が認めた」というチャップアップの表現については、消費者のミスリードを誘いながらも嘘は書いていないという絶妙かつ姑息な宣伝文句でした。
しかし最近は「世界が認めた育毛剤」という表現に変わってきています。ずいぶんワールドワイドになってきましたね。
あまりにも過剰な表現であるため「正気か?」と感じつつチャップアップの公式サイトを見てみると…
出典:チャップアップ公式サイト
またモンドセレクションか…もううんざりだよ。
ここでの問題点は2つ。
- モンドセレクションは効果を認めるものではない
- モンドセレクションはただの民間団体
ひとつずつ見ていきましょうか。
モンドセレクションは効果を認めるものではない
チャップアップに限らず、イクオスEXプラスやポリピュアEXなどなど、発毛効果など一切存在しない育毛剤が信用のために必死になって受賞を目指すのがモンドセレクション。
チャップアップの公式サイトでも書いているように、モンドセレクションは「品質」や「表示の正確性」を審査するためのものであって、効果を検証するものでも認めるものでもありません。
そもそもインターネットを中心に販売するチャップアップやイクオス、ブブカ、フィンジア等々といった育毛剤は自社開発ではなく、相手先のブランドで製品を製造するOEM企業に委託して作られています。チャップアップなら天真堂ですね。
このOEM企業、外部から化粧品や医薬部外品の製造を請け負うことを生業としているだけあって、こういった商品の開発や医薬部外品としての認可申請はお手のもの。安心の日本企業ということもあり品質に問題など出るはずもない。
だからこそこういった育毛剤はモンドセレクション金賞を受賞できるのです。
ただ、モンドセレクション自体がこれといった価値も権威もない、一民間団体が金儲けのために主催する賞。いうなれば「はりぼて」なんですけどね。
モンドセレクション受賞と聞くと「世界的なコンクールにおいて効果が認められた」と感じる人もいるかもしれませんが、それは大きな勘違い。効果に関しては一切審査していません。
こういったものの効果を立証するには膨大な費用と人員、時間が必要になる。運営団体として見れば「微々たる金で審査してやっているのに、そんなことできるはずないだろ」というのが本音だろう。
モンドセレクション運営するのはただの民間団体
チャップアップが「世界が認めた」と鼻息荒く宣伝するモンドセレクション。しかしこの賞はベルギーの民間団体が運営しています。
しかも審査する商品は団体が選出するわけではなく、企業が1150ユーロ(約15万円)を払って自社商品の審査をお願いするというシステム。
笑えるのは審査する商品の9割が何らかの賞を受賞し、6割は金賞以上である点。
賞 | 受賞した製品の数 | 受賞率 |
---|---|---|
最高金賞 | 420 | 14.16% |
金賞 | 1368 | 46.13% |
銀賞 | 737 | 24.85% |
銅賞 | 166 | 5.59% |
選外 | 274 | 9.24% |
つまり最低限の品質があれば受賞できるのです。しかもこの賞はモンドセレクション信仰が深いアジアや日本企業の申請が大半で、本場である欧州や消費大国であるアメリカでは空気のような存在。
審査は15万円支払っての申請方式、しかも9割が受賞。これを聞くだけでいかに意味のない賞かが見えてくると思いますが、チャップアップの問題はそこではありません。そう、大きな問題はこれを「世界が認めた」と謳ってしまう点。
プロペシアの主成分であるフィナステリドや、外用の発毛剤に用いられるミノキシジルは世界中で大規模かつ厳格な臨床試験が行われ効果が認められています。これであれば世界が認めたと言っても違和感はないでしょう。
しかしチャップアップはベルギーの民間団体が行っているザルのような賞の受賞をもって「世界が認めた」と謳っている。もうね、ここまでくるとミスリードうんぬんではなく詐欺に近い。
「厚生労働省が認めた」という表現に関しては「汚い表現だがまるっきりの嘘でもない」と擁護できるものの、この「世界が認めた」という表現は完全にアウト。企業の良識を疑うわ。
チャップアップサプリで髪は生えない
チャップアップは70種の豊富な成分のみならず、定期コースで育毛サプリメントが付属するというのが大きな売り。
育毛効果が高いとされるノコギリヤシや亜鉛、フィーバーフューなどの定番成分を色々と配合し、育毛剤とサプリメントによる内外からの効果を狙ったもの。
特にノコギリヤシは発毛剤プロペシアなどの主成分フィナステリドと同じく5αリダクターゼの働きを阻害し薄毛の原因となるDHTの生成を抑制する働きがあるとされます…が、それも気休め程度。
ノコギリヤシはフィナステリド同様、5αリダクターゼを阻害することで前立腺肥大症の改善に効果があるとする意見が多く、それが育毛にも効果があるという根拠になっています。ヨーロッパでは前立腺肥大症の治療薬として使われているとも。
しかし、日本泌尿器科学会の前立腺肥大症ガイドラインにおいて、ノコギリヤシは「有効とする根拠」と「無効とする根拠」がともに同程度あるとされ、安全性の影響も不明とある。
ちなみに厚生労働省は、ノコギリヤシについて「プラセボ(偽薬)と同程度の効果しかない」と断じている。(→ノコギリヤシはハゲにまったく効果なし)
日本では厳しい評価のノコギリヤシは、1日320mgを摂取すると効果的とされているのだが、チャップアップサプリに配合されている量はなんと…不明。
亜鉛やフィーバーフュー、唐辛子といった主要な成分すべてが非公表。これでも単体で5,000円以上するサプリメントだぜ。チャップアップより安いイクオスサプリEXプラスですら主要成分の含有量は公表しているというのに。
ただし、どんな成分をどれだけ配合していても、サプリメントはただの健康補助食品であり、育毛効果すら期待できません。チャップアップサプリの是非うんぬんの前に、そもそもノコギリヤシや亜鉛で髪が生えるというのが幻想。
そんな無意味なもの飲んで時間と金を無駄にするくらいなら、多少の副作用リスクに目をつぶってフィナステリドやデュタステリドを飲むべき。
チャップアップに副作用はある
育毛剤や発毛剤といえば副作用に懸念を抱いている人も多いと思いますが、チャップアップはどうなのでしょうか?
結論から書くとチャップアップに副作用があるわけない、良くも悪くも。
チャップアップの売りのひとつが「副作用がない」という点。そのため多くの育毛サイトでは、フィナステリドやミノキシジルといった発毛剤の副作用リスクに対する不安を過剰にあおり、チャップアップの使用を促しています。
しかし薬学的な観点で言えば、効果が高い治療薬にはそれに見合うだけの副作用があるというのは常識。発毛剤の副作用は高い効果があるからこそのものであり、一方で発毛効果が一切ないチャップアップに副作用がないのは当然なのです。
だってチャップアップでは髪は生えないのですから。
多くの育毛関連サイトが育毛剤を売るために必死になって貶める発毛剤。
その名誉のために書いておきますが、発毛剤でもミノキシジル外用薬のように頭皮に塗布するタイプのものは副作用の恐れはほとんどなく、プロペシアのようなフィナステリド内服薬でも副作用の頻度は決して高くありません。
世界的に髪の毛を生やす効果が認められている発毛剤ですら副作用は限定的なのですから、チャップアップに副作用がないのは当たり前。
水を頭皮に塗って髪の毛が生えますか? 副作用は出ますか?
発毛に対してのチャップアップはそんなレベル。
ただし、様々な成分を配合する都合上エタノールや防腐剤を使用しているため、これらにアレルギーがある人などは頭皮にかゆみや発疹が出ることは考えられます。
こういった頭皮のかゆみが副作用とされるのかどうかは微妙なところではあるものの、リアップなどミノキシジル外用薬の場合、頭皮の異常も副作用にカウントされることを考えると、チャップアップにも副作用があることになる。
生えないのに副作用があるとか悪夢ですね。
チャップアップ口コミの嘘と本当
ネット上に溢れる口コミの大半はチャップアップを売るためのなりすましや捏造、もしくは良いものだけをピックアップしただけのものになります。
チャップアップは提灯記事の多さや発毛効果の無さ、色々な意味での知名度の高さなどから2chでも専用スレッドが立つほど。こちらはアフィリエイト報酬が絡まない生の声に近いので、興味のある方は覗いてみて下さい。
口コミなど生の声の捏造や操作は昔からネット上に横行している手法ですが、チャップアップくらい多くなると逆にネタとして面白く感じるレベル。
まあこれに関してはチャップアップが悪いというよりは、報酬目的にチャップアップを必死に売ろうとしているサイトやブログの行いが悪いのですが。
5ch等の掲示板で本物の生の声に触れることで、AGAや薄毛に対しチャップアップがいかに無力か、そしてチャップアップを売るためのいびつな構造を知ることができるでしょう。
チャップアップの価格は非常に高い
チャップアップは男性をターゲットにした育毛剤の中では比較的安い部類に入るとされています。それは単品価格の安さに加え、定期コースになると5,000円相当の育毛サプリメントが付いて1万円を切るから。
…とりあえず価格を見てみましょうか。
商品名 | 内容量 | 価格 |
---|---|---|
単品購入 | 120ml | 7,400円 |
定期コース | 120ml+36g | 9,090円 |
男性用育毛剤は単品購入だと1万円を超えるものも多いなか、チャップアップはなんと7,400円。しかも定期コースは育毛サプリメントが付いて9,090円。超安い!!
…はずあるかー!!
冷静に考えて見ろ、7,400円だぞ。医療機関で処方される日本製の発毛剤プロペシアですら1ヶ月分7,000円あれば買えるんだぞ? 個人輸入でフィンペシア買おうものなら1ヶ月分1,000円以下だぞ?
なんで髪の毛が生えないものに7,400円も出す必要があるの? 5,000円相当の育毛サプリメントが付いて9,090円だからお得? 生えないことに変わりないぞ。
プロペシア(成分名:フィナステリド)やザガーロ(成分名:デュタステリド)の副作用が怖いというなら、せめてミノキシジル外用薬を使ってください。
海外製のミノキシジル外用薬に比べ異常なほど値段が高いと評判のリアップX5プラスネオですら7,700円くらいで買えるのだから。
ミノキシジル16%やフィナステリドに加え、一定の発毛効果が認められたアデノシンまで入っているアメリカ製の外用薬「フォリックスFR16」ですら5,820円で買えるというのに、なぜチャップアップに7,000円以上出さなければならないのか?
ミノキシジルといえど外用薬であれば副作用なんてほとんど心配いらない。
信頼性の高い日本製、圧倒的低価格である海外製問わず、本気で髪の毛を生やしたいなら、発毛剤である「フィナステリド」「デュタステリド」「ミノキシジル」のいずれかを使うようにしましょう。
チャップアップがおすすめされる本当の理由
ネット上にはチャップアップに関する記事やサイトが溢れており、あたかもすごい効果がありそうな雰囲気を漂わせていますが、これにはカラクリがあります。
それは高額なアフィリエイト報酬。
アフィリエイトとは、運営するサイトやブログのリンク経由で商品が売れると規定の報酬が受け取れるというもので、ライバルが多く需要も高い育毛分野は比較的報酬が高い傾向にあります。
そんな中においてチャップアップは1本売れば5,000円という高額な報酬を設定しています。ある程度アクセスや売り上げが見込めるサイトであれば特別単価として15,000~20,000円を設定することも。
これに釣られたアフィリエイターが育毛関連サイトを作成し、こぞってチャップアップを紹介しているため、結果馬鹿みたいに効果を褒め称えた提灯記事がネット上に溢れることに。
ただ、言うまでもなくほとんどのサイトやブログは報酬目当てにひたすらプッシュしているだけで、効き目とおすすめ度はまったく比例しないというのが実情です。
チャップアップの最大の問題点
ここまでチャップアップについて様々な点を批評してきました。成分や価格、予想される効果など…しかしこの商品の最大の問題点はこれらではありません。
チャップアップの問題点、それは極めて高額なアフィリエイト報酬によって育毛関連サイトが過剰に評価しているという点だということは前述しました。
チャップアップはサイトの実績に応じ5,000~20,000円という高額報酬を設定しているため、多くの育毛サイトが同商品を褒め称えています。チャップアップで検索するとそういったサイトが上位に並んでいますよね。
高額報酬欲しさに過剰な表現を使う育毛サイトが多く、場合によっては発毛効果すら謳うことも。また最近は「効果なし!?」というキャッチ―なタイトルで読ませながら結局はチャップアップをおすすめしてくる場合も多い。
薬機法に反する表現があまりにも酷い場合はメーカーから修正依頼が届くことがあるものの、多少であれば黙認する傾向に。
消費者が正しい情報を見つけられない
本当の意味でのチャップアップの最大の問題点は、消費者がチャップアップの正しい情報を見つけられないということにあります。
当サイトはチャップアップを売るつもりは毛頭ありませんので厳しい批評を行っています。しかし今これを見ているあなたがこのサイトを見つけるまでに、多くのチャップアップおすすめサイトを目にしてきたのではないでしょうか?
薄毛に悩む人はチャップアップがAGAに効果があるのかどうか、薄毛を改善するにはどうすればいいかを知りたいのに、検索して出てくるのはAGAに効果がないチャップアップを、あたかも効果があるように書きたてるものばかり。
その一番の原因は結局高額報酬なんですねどね。
育毛剤にどんな成分を配合するか、価格設定はどうするかなどは企業の自由。極端な話100万円の値札を下げていたって「ご自由にどうぞ」の一言で済む問題。チャップアップの最大の問題点はそこではありません。
高い報酬を設定し金目当ての育毛サイトに提灯記事を書かせ、検索結果を汚し、そして深刻な薄毛の悩みを抱える人に「毛が生える」と錯覚させ売り上げを伸ばす…そこが一番の問題なのです。
…まあ、私が運営するこことは別の育毛サイトでも「ランキング1位にしてくれたら報酬を15,000円にするよ」という甘い文句になびいてしまったのは確か。いわゆる同じ穴のなんとか。実際チャップアップが一番売れている。
ただ、このサイトを見ている人だけでも、チャップアップがネット上で異常におすすめされる本当の理由を知ってもらえれば幸いかと。
チャップアップに良い点やメリットはないの?
ここまでチャップアップに対し散々な評価を下してきました。しかしチャップアップにも良い点やメリットの一つくらいはあるだろうと感じる人もいるでしょう。そういった点に触れておかないとフェアじゃないですよね。
チャップアップの良いところ…それは…えっと…「たぶん毒にならない」という点ではないでしょうか!
医薬品のような強力な成分が入っていない分、何となく安心感がありますよね。とりあえずマイナスにはならないだろう…的な? おしっこ飲んでも悪影響はないのと同じような感じ?(全然違う)
発毛効果がないのは間違いないものの、医薬部外品の有効成分や安全性が確認された化粧品成分のみで構成されているため、得体のしれない成分でハゲが加速したり悪化したりすることがないのも安心ポイント。
そう、“安心して使える”。これこそがチャップアップの最大のメリットなのではないでしょうか。
薄毛にとってマイナスになる可能性も
とはいえ、チャップアップは医薬部外品の育毛剤である以上、様々な成分や防腐剤、エタノールなどを使用しているのも確か。前述したと通りこれらが悪さをしないとも限らないんですよね。
余談だが、私は自身の薄毛改善のため、育毛サイトの記事作成のため、チャップアップをはじめ多くの育毛剤を購入してきましたが、最近は使用しているっぽい状況やパッケージなどの写真を撮ったら押入れにぶん投げている。
理由は簡単、エタノールやわけの分からん成分が入った謎の液体を頭皮に塗ってハゲを加速させたくないから。昔は育毛剤の効果に夢を抱き積極的に使っていた時期もあったんですけどね。
いや、チャップアップは安全ですよ、たぶん。私は用心深いので、発毛効果がなく得体のしれない液体をあえて使いたくはないというだけで。
えっと、あとはビタミンやアミノ酸が入っているサプリメントは体に良さそうという点でしょうか。食生活が乱れ栄養が偏っている人であれば健康食品としてうってつけ!
ただ、100円均一のサプリメントですら実施している含有量表記を、単品価格約5,000円のチャップアップサプリは一切行ってないけどね。でも大丈夫、きっと健康増進。信じるものは救われる。
チャップアップを使用するメリットは、副作用リスクが少なく安心して使える点、育毛サプリメントは栄養補給にも一役買ってくれる可能性がある点、そして何より「薄毛が治るかもしれない」という希望を抱かせてくれる点でしょうか。
「これでハゲが治る!」と思っている段階は希望に満ち溢れています。ハゲが改善したあかつきにはあれをやろう、これをやってみよう…仕事にも恋愛にも積極的になれるでしょう。チャップアップすごいぞ。
…まあ、その後に絶望が待ってるんだけどな。
ハゲを治したいならチャップアップは使うな
抜けてしまったところから髪の毛を生やしたい、薄毛を改善させ髪の毛を増やしたいというのであればチャップアップを使う理由はどこにもありません。
何度も書くようですが育毛剤であるチャップアップに発毛効果はないからです。
値段は単品購入で7,400円、定期コースで9,090円と高価。個人輸入を用いればフィナステリドとミノキシジルを組み合わせても1ヶ月2,000~3,000円程度に収まることを考えるに、価格面のアドバンテージも一切ありません。
ただ、良くも悪くも副作用がほとんどないのは確か。副作用などの面からどうしても発毛剤は使いたくないという人で、かつ1ヶ月10,000円近い額を支払っても構わないという方は使ってみても良いかもしれません。
抜け毛が少し減って、今ある髪の毛の成長が若干早くなってくれれば御の字か。
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