リデニカルシャンプーに育毛効果はあるのか?
近年様々な育毛剤に使用されるようになったリデンシル。そのリデンシルを配合したシャンプーが登場しました。その名も「ドクターゼロ リデニカル ヘア&スカルプシャンプー」。通称はリデニカルシャンプーといったところか。
リデニカルシャンプーには髪の毛に良いとされる様々な成分が配合されていますが、目玉はやはりリデンシル。ミノキシジルの2倍もの効果があるとされる同成分がカギになるでしょうか。
加えて浸透力を高めるリポソーム技術や、リデンシル同様育毛剤に多く使用されるオウゴンエキス(オウゴンリキッド)などにも注目が集まります。
リデニカルシャンプーを使えばハゲが治るのか? 髪の毛が生えるのか? 完全なる中立的な視点で厳しく評価していきたいと思います。
- リデニカルシャンプーとは
- リデニカル ヘア&スカルプシャンプーの全成分
- 洗浄成分は?
- リデンシルに育毛効果はあるのか?
- その他の成分を斬る
- シャンプーにリポソーム技術は必要?
- リデニカル ヘア&スカルプシャンプーの価格
- 他の注目成分入りシャンプーと比較
- リデニカルシャンプーのまとめ
リデニカルシャンプーとは
ドクターゼロ リデニカル ヘア&スカルプシャンプーの中身や効果について詳しく触れていく前に、この商品がどういったもんか簡単に説明しておきます。
リデニカル ヘア&スカルプシャンプーを販売している「ドクターゼロ」というメーカーはアメリカの企業で、多くのスカルプケア商品を販売していることで知られます。
女性用の飲む育毛剤として世界中で使用されているパントガールをさらにパワーアップさせた「ルグゼバイブ」、ミノキシジル外用薬にデュタステリドを配合した5HP/7HPなどもドクターゼロから発売された商品。
これら商品は後に高濃度ミノキシジル外用薬で知られるフォリックスシリーズやリグロースラボシリーズのブランドに変更になりましたが、今でも画期的な育毛商品を世に送り出しています。
発毛先進国であるアメリカの企業ということで信頼性にも問題はありません。
しかもリデニカル ヘア&スカルプシャンプーはブランドこそアメリカのドクターゼロですが、製造しているのは日本のドクターズ・ファーマシーという会社。BAKUシャンプーを販売していることでも知られた企業ですね。
そんなドクターゼロが送るリデニカルシャンプーはリデンシルを配合した数少ないシャンプーとなっています。発売以来急激に売れていることからかなりの注目を集めていることが見て取れます。
高いだけで薄毛を改善する効果がない日本のスカルプシャンプーにうんざりした人の受け皿になりうるのでしょうか?
リデニカル ヘア&スカルプシャンプーの全成分
ドクターゼロ リデニカル ヘア&スカルプシャンプーにどの程度の効果が期待できるのか、また他のシャンプーと比較するためにも、まずは全成分を見ていきます。
ドクターゼロ リデニカル ヘア&スカルプシャンプー | |
---|---|
成分 | 水 オレフィン(C14-16)スルホン酸Na コカミドプロピルベタイン コカミドDEA ラウレス-4カルボン酸Na PG ココイルグルタミン酸TEA セイヨウアカマツ球果エキス チャ葉エキス 塩化亜鉛 ピロ亜硫酸Na グリシン グリセリン ピロクトンオラミン オウゴン根エキス ヒノキチオール ヒオウギエキス アカヤジオウ根エキス サンショウ果皮エキス チョウジエキス セージ葉エキス キハダ樹皮エキス ユーカリ葉エキス レモングラス葉/茎エキス セイヨウハッカ油 セリン バリン イソロイシン アラニン プロリン トレオニン フェニルアラニン ヒスチジン アルギニン アスパラギン酸 水添レシチン PCA PCA-Na 乳酸Na サリチル酸 グリチルリチン酸2K ジステアリン酸PEG-150 ポリクオタニウム-7 クエン酸 BG デシルグルコシド 塩化Na EDTA-2Na 安息香酸Na エタノール フェノキシエタノール メントール 香料 |
洗浄成分はアミノ酸系でノンシリコン、スカルプケア成分はそこそこの数が配合されている印象。やたらと多いアミノ酸を含めれば約25~30種くらいでしょうか。ただ、複数の成分で構成されるリデンシルをひとつと考えるなら20~25種程度。
日本に数多く存在する育毛シャンプーと比べると成分の数は同程度ほど。成分数を重視する人にとっては可もなく不可もなくといったところか。
もうちょっと噛み砕いて見ていきましょう。
洗浄成分は?
成分表を見るとドクターゼロ リデニカル ヘア&スカルプシャンプーはアミノ酸系の洗浄成分が配合されたシャンプーであることが分かります。育毛系のシャンプーはアミノ酸系+ノンシリコンというのがひな型になっているため妥当でしょうか。
ぶっちゃけアミノ酸系とか、ハゲに対して何の意味もないけどね。
リデニカルシャンプーの具体的な洗浄成分を挙げていくと…
- オレフィン(C14-16)スルホン酸Na
- コカミドプロピルベタイン
- コカミドDEA
- ラウレス-4カルボン酸Na
- ココイルグルタミン酸TEA
リデニカルシャンプーの洗浄成分はこの5つ。こうやって挙げてみるとアミノ酸系と言い切ることができるものは「ココイルグルタミン酸TEA」だけだったりします。
あとは高級アルコール系であるラウレス-4カルボン酸Na、それ以外はヤシ油由来の植物系洗浄成分といったところか。
アミノ酸系界面活性剤は少ないものの、アミノ酸系のシャンプーを謳っている商品の多くはヤシ油由来の界面活性剤を多く使用していることから許容範囲と見ることができるでしょう。
アミノ酸系洗浄成分の注意点
ドクターゼロ リデニカル ヘア&スカルプシャンプーはアミノ酸系洗浄成分や植物由来の界面活性剤を使用しているため、ドラッグストアなどに売られている一般的なシャンプーより刺激が少なくマイルドな洗い上がりを実現しています。
洗浄力が強いシャンプーに比べ頭皮を保護する皮脂を一定量残しやすく、それが頭皮環境の改善に繋がるという風潮を演出、薄毛に悩む人の必須アイテム的なイメージを作り出そうとしています。
しかしね、洗浄成分を変えたところで髪は生えません。ハゲも治らん。
男性のハゲのほとんどは男性型脱毛症(AGA)です。そのAGAジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンが原因で発症するもので、頭皮環境は一切関係がありません。
アミノ酸系洗浄成分が一般的な高級アルコール系洗浄成分に比べ洗浄力がマイルドなのは間違いありませんが、それで薄毛が改善することは100%ありえません。
リデンシルに育毛効果はあるのか?
リデニカルシャンプーの素晴らしい洗浄成分についてご理解いただいたところで、今度は育毛シャンプーの革新ともいえる成分について触れていきます。
最初はドクターゼロ リデニカル ヘア&スカルプシャンプーの最大の売りにしてアイデンティティともいえるリデンシルについてです。
開発メーカーが行った試験では発毛成分であるミノキシジルの2倍の育毛効果が確認されたとされるなど、大きな注目を集めるリデンシル。
この成分がどういったもので、どのくらいの効果があるのか詳しく解説します。
リデンシルの構成成分
「リデンシル」という響きからミノキシジルのような医薬品の化学成分をイメージするかもしれませんが、ミノキシジルとはまったく共通点のない成分。
リデンシルは下記の複数の成分で構成されています。
- セイヨウアカマツ球果エキス
- チャ葉エキス
- 塩化亜鉛
- グリシン
- ピロ亜硫酸Na
先ほど挙げた成分表にリデンシルの名が無いのはこのため。この5つの成分をすべてひっくるめて開発メーカーが「リデンシル」と命名したに過ぎないからです。
リデンシルの効果
ドクターゼロ リデニカル ヘア&スカルプシャンプーに配合される成分の目玉ともいえるリデンシル。複数の育毛剤にも配合されていることから、同成分に大きな期待を寄せている人もいることでしょう。
リデンシルのキャッチフレーズは「ミノキシジルの2倍の育毛効果」。これは開発メーカーであるスイスのInduchem(インデュケム)社が培養細胞を用いて行った試験の結果に由来します。
出典:REDENHAIR
培養毛包にリデンシルとミノキシジルを添加した結果、リデンシルを添加したものはミノキシジルの約2倍の成長が確認されたというのです。
また、実際のヒトを用いた試験では成長期の髪が増えた一方で休止期の髪が減るなど、優秀な成績を収めているのです。これはスゴイ!
ただし、ヒトを用いたデータはプラセボ(偽薬)とほとんど変わらない結果であるうえに、すべては開発メーカーの自社データ。つまり客観性は一切存在しない。
内容的にも科学的根拠というにはあまりにもお粗末と言わざるを得ません。この程度の成分が世界的に発毛効果が認められているミノキシジルを上回ると吹聴している状況には腹立たしさしか感じません。
ましてや数分で洗い流すシャンプーに配合されているわけですから、これでハゲが治るはずもありません。加えてリデンシルが薄毛に効果を示すのは濃度3%以上とされているに対し、リデニカルシャンプーの濃度は不明。
それでも、他の育毛成分と違い一応試験らしいことを行いデータをしっかりと公表している分だけまだましだったりするんですけどね。
その他の成分を斬る
ドクターゼロ リデニカル ヘア&スカルプシャンプーのリデンシルがガッカリ成分であることは疑いようがないものの、それ以外の成分には期待できるものもあるかもしれませんよね。
リデンシル以外にリデニカルシャンプーが売りにしている成分を見てみます。
オウゴンリキッド
オウゴンリキッドは日本の育毛剤にもよく使われるオウゴン根エキスを指します。公式の説明文には光老化やPM2.5などの環境ストレスから頭皮を守るとされている。
育毛業界においてオウゴンエキスは、発毛成分であるフィナステリドやデュタステリドと同様に5αリダクターゼを阻害し、AGAの原因物質であるジヒドロテストステロンの生成を抑えるとされています。
しかしリデンシル同様この言い分には一切の科学的根拠はありません。
多くの育毛剤に配合されているにもかかわらず発毛実績が全くない点から考えても、リデニカルシャンプーのオウゴンリキッドに期待するのは間違っていると言わざるを得ません。
それでも育毛剤に配合されている成分という点で気休めにはなるかもしれない。信じる者は救われないが、効いている気分に浸れるのであれば一時的にでもハゲの辛さから逃れることは可能か。
抗炎症作用成分
ドクターゼロ リデニカル ヘア&スカルプシャンプーには育毛剤の有効成分として使用されるグリチルリチン酸2Kをはじめ、ペパーミントオイルやヒノキチオールなどの抗炎症作用がある成分が複数配合されています。
こういった成分は髪の毛の土台となる頭皮環境の改善に役立つとされます。
ただし、前述したようにAGAに頭皮環境は一切関係がありません。また、グリチルリチン酸2Kなどには抗炎症作用があるとされますが、脱毛を引き起こすほどの脂漏性皮膚炎などの炎症にはまったく効果を発揮しません。
どちらかというと、シャンプーの刺激によるかゆみや紅斑などを抑制するという意味合いが強い成分。当然ハゲは治らない、気休め成分その2。
11種のアミノ酸
髪の毛はケラチンというたんぱく質で作られており、そのケラチンは18種のアミノ酸を合成して作られます。
ドクターゼロ リデニカル ヘア&スカルプシャンプーにはケラチンを構成する18種のアミノ酸のうち11種が配合され、髪の毛の成長に寄与する…ような印象を受けるかもしれませんが、それは大きな勘違い。
アミノ酸を経口摂取するならまだしも、育毛剤やシャンプーのように頭皮に塗布してケラチンになることはありえません。
言うまでもなくAGAに効果を発揮することもありません。
リデンシルを含めリデニカルシャンプーに配合される成分を見渡しても薄毛を改善させるような成分は見当たりません。
シャンプーなので当たり前といえば当たり前なんですけどね。
シャンプーにリポソーム技術は必要?
ドクターゼロ リデニカル ヘア&スカルプシャンプーの特徴はリデンシルだけではありません。リポソームを用いた浸透技術もその一つなのです。
リポソームを使用した浸透技術は女性用の化粧品に使用されるほか、高濃度ミノキシジル外用薬が売りのフォリックスシリーズやリグロースラボシリーズが採用するなど、育毛業界にも広がりつつあります。
リポソーム技術とは?
リポソームとは親水性と疎水性の性質を持つ分子の層で有効成分を包み込んだもの。脂溶性と水溶性どちらの性質も併せ持つことから脂溶性の角質層や、その下の水溶性の層に浸透しやすいという特徴があります。
ミノキシジルのような発毛成分であれば少しでも浸透するに越したことはありません。しっかり浸透すればするほど効果が高まると考えられますからね。
しかし、ただのシャンプーであるリデニカルシャンプーにリポソームの浸透技術が必要なのかという疑問が残ります。数分間で洗い流すのですからなおさら。
育毛成分を少しでも多く浸透させるという観点で見れば無駄ではないのかもしれませんが、本来発毛効果はおろか育毛効果すら期待できないシャンプーにおいて、この技術にどこまで意味があるのかという疑問も。
まあ、ないよりはあったほうがいいのも確かですけどね。
リデニカル ヘア&スカルプシャンプーの価格
ドクターゼロ リデニカル ヘア&スカルプシャンプーの価格も見ておきましょう。
商品名 | 内容量 | 価格 |
---|---|---|
シャンプー1本 | 400ml | 3,498円 |
シャンプー2本 | 400ml×2 | 6,000円 |
シャンプー&コンディショナー | 400ml+400ml | 6,000円 |
400mlで3,200円という価格は、男性用の育毛シャンプーとしてはやや安い~普通くらいでしょうか。非常にお得なBAKUシャンプーを製造・販売するドクターズ・ファーマシー製としてはやや高い印象か。
確実に言えることはスカルプDやプレミアムブラックシャンプーなどに比べれば安いということ。注目のリデンシルを配合しているという点も考慮すればお得感があるのは確かです。
とはいえ一般的なシャンプーに比べれば非常に高価でもある。高いと感じるか安いと感じるかはアミノ酸系洗浄成分やリデンシルにどこまで価値を見出せるかにかかっているといっていいでしょう。
他の注目成分入りシャンプーと比較
ドクターゼロ リデニカル ヘア&スカルプシャンプーの最大の特徴は、シャンプーにもかかわらず育毛剤成分として注目されているリデンシルを配合しているという点ですよね。
リデンシルを配合しているシャンプーに関してはリデニカル以外にほとんど見かけないものの、他の注目成分を配合しているシャンプーはいくつか存在します。
代表的なものを挙げると、ミノキシジルを配合するフォリックスFR-S1、キャピキシル配合のharu kurokamiスカルプ、ピディオキシジル配合のBAKUシャンプーあたりになるでしょうか。
これらはどれもミノキシジルと同等~3倍の育毛効果があるとされる成分とあって、リデニカルシャンプーの直接的な比較対象になると考えられます。というわけでこれらを比べてみましょう。
リデニカルシャンプー | haru kurokamiスカルプ | BAKUシャンプー | フォリックスFR-S1 | |
---|---|---|---|---|
目玉成分 | リデンシル | キャピキシル | ピディオキシジル | ミノキシジル フィナステリド |
内容量 | 400ml | 400ml | 500ml | 250ml |
浸透技術 | リポソーム | なし | なし | リポソーム |
価格 | 3,498円 | 3,888円 | 2,380円 | 2,580円 |
概要を比較するとこんな感じ。この中から成分と価格について見てみると…
注目成分
ここで挙げているシャンプーは、実際にミノキシジルが使われているフォリックスFR-S1以外はすべてミノキシジルと比較して優位性を謳っている成分。
リデニカルシャンプーのリデンシルであれば「ミノキシジルの2倍の育毛効果」、haru kurokamiスカルプに配合されるキャピキシルは「ミノキシジルの3倍の育毛効果」、BAKUシャンプーのピディオキシジルはミノキシジルと同じ公開が期待できる「ミノキシジル誘導体」といった具合。
しかしこれれはすべて自社で行った内部データに過ぎず、しかも培養細胞や毛包に直接添加して得られた数値。実際にヒトに使用した試験ではなぜかミノキシジルと比較しないという不可解さも。
あまりにも客観性、公平性に欠ける試験であるため、世界中で多くの臨床試験を行い多くの国の機関が「髪の毛が生える」とお墨付きを与えているミノキシジルと比較するのは極めて乱暴かつ身の程知らず。
数分間で洗い名がシャンプーということで、ミノキシジルを配合しているフォリックスFR-S1ですら「発毛効果がある」とは口が裂けても言えないが、薄毛が改善する可能性があるシャンプーとしてはフォリックスFR-S1以外にないのも確か。
外用としての効果は未知数ながら、発毛剤であるプロペシアやフィンペシアに使用されるフィナステリドも配合していますしね。
成分比較ではフォリックスFR-S1の圧勝となります。
コストパフォーマンス
一般的なシャンプーがドラッグストアなどで500円前後で売られていること考えると育毛シャンプーはとても高い。3,000~4,000円が普通ですからね。
そんな中で圧倒的に安いのはBAKUシャンプーです。
500ml入りで2,380円という安さは他の追随を許さず、ここまで安いスカルプシャンプーはお目にかかれない。「ミノキシジル誘導体」と呼ばれるピディオキシジルも配合している点も地味に注目。
しかし、この500mlで2,380円という価格はまだ大したことはない。なぜならBAKUシャンプーの真価は詰め替え用にあるから。
BAKUシャンプーの詰め替え用は1000mlで2,780円。500ml換算で1,390円である。製造・販売はリデニカルシャンプーと同じ日本のドクターズ・ファーマシーということもあり信頼性も十分。
コストパフォーマンスではBAKUシャンプーの圧勝なのです。
このように、薄毛への効果はフォリックスFR-S1、価格面ではBAKUシャンプーが圧倒していることもあり、リデニカルシャンプーは優れたシャンプーとは言い難い面があると言わざるを得ません。
リデニカルシャンプーのまとめ
最近注目を集めているリデンシルを配合しているとあって、それなりに売れているドクターゼロ リデニカル ヘア&スカルプシャンプー。しかし冷静に内容を見てみると必ずしもおすすめとは言えません。
そもそもシャンプーで薄毛が改善すると考えるのが間違い。高価な育毛シャンプーを使うくらいなら、市販の安いシャンプーで済ませミノキシジル5%の発毛剤リグロースラボM5を使用したほうがはるかに効果が期待できるし費用もほとんど一緒。
どうしてもリデンシルが気になっているというのであればドクターゼロ リデニカル ヘア&スカルプシャンプーを使ってみてもいいかもしれませんが…
ドクターゼロのリデニカルシリーズにはリデンシルを3%配合した育毛剤「リデニカル・スカルプリバイタライジングエッセンス」が存在します。リデンシルが気になっているならこっちのほうが良いかと。
日本のリデンシル育毛剤の半額程度で買えるし。
基本的にリデンシルには発毛根拠と呼べるものは存在せず、しかもそれがシャンプーであれば薄毛改善効果はまず望めません。それでも一度使ってみたいというのであれば止めはしませんが…
リデンシルうんぬんは抜きにすれば育毛シャンプーとしてはそこそこのでき。リデンシルに過度な期待はせず普通の育毛シャンプーとして見るなら存在価値が見いだせるのではないでしょうか。
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