ヘアーオメガ3-in-1に発毛効果なし?

ヘアーオメガ3-in-1の効果は?

発毛効果を匂わせるも実際は髪の毛が生えないゴミのような育毛サプリメントが日本に溢れるなか海外製の育毛サプリメントはどうなのか?中でも人気の高いヘアーオメガ3-in-1が気になる人もいるのではないでしょうか?

消費者を騙すような日本の様々な育毛関連商品を叩きまくっている私は海外製のものについても容赦するつもりはさらさらなく、ヘアーオメガ3-in-1についても同様。ダメなところはぶった斬っていきます。

しかし、日本のものに比べるといくつかの大きなメリットも存在するので、薄毛の方が適切な選択をできるよう辛口の批評しつつ良し悪しについて詳しく解説していきたいと思います。

    目次
  1. ヘアーオメガ3-in-1って何?
  2. ヘアーオメガ3-in-1の全成分
  3. 主要成分を斬る
  4. ヘアーオメガ3-in-1に副作用はない
  5. 全成分の含有量表記は良心的
  6. ヘアーオメガ3-in-1の価格は安い
  7. 海外製育毛サプリメントの是非
  8. ヘアーオメガ3-in-1はおすすめできるか?

ヘアーオメガ3-in-1って何?

多くの人はヘアーオメガ3-in-1について、ある程度の情報を得て調べているとは思いますが、ほとんど分からないという人もいらっしゃると思いますので、同商品がどういったものか簡単に説明していきます。

ヘアーオメガ3-in-1はアメリカの「Bioprosper DBA Dr.Formulas 」が製造する育毛サプリメント。定番成分であるノコギリヤシや亜鉛をはじめ、ビタミンB群やビタミンA・C・Eなどをバランスよく配合したものとなっています。

アメリカ製とあって日本の育毛関連商品には配合されている流行りの成分が入っていないあたりは評価の分かれるところか。

商品説明的には男性型脱毛症(AGA)の原因物質ジヒドロテストステロン(DHT)の生成に関わる酵素「5αリダクターゼ」を阻害したり、血行促進させたりといった効果が期待できる成分が配合されていると謳う。

まあこの辺は日本の育毛サプリメントと同様だね。

日本製にしろアメリカ製のにしろ育毛サプリメントで髪の毛が生えれば苦労はしないんだがな。

ヘアーオメガ3-in-1の全成分

ヘアーオメガ3-in-1がどの程度のものなのか?日本の育毛サプリメントに比べてどう違うのかを量るためにも、まずは全成分を見てみましょう。

ヘアーオメガ・3-in-1
成分
ビタミンA(ベータカロチン)10000IU
ビタミンC(アスコルビン酸)250mg
ビタミンE(d-アルファ酢酸トコフェロール)60IU
ビタミンB-1(チアミン塩酸塩)6mg
ビタミンB-2(リボフラビン)6.8mg
ナイアシン(ナイアシンアミド)30mg
ビタミンB-6(ピリドキシン塩酸塩) 8mg
葉酸 400mcg
ビオチン 5000mcg
パントテン酸(パントテン酸カルシウム) 40mg
ヨウ素(ヨウ化カリウム) 150mcg
亜鉛(グリシネート) 5mg
銅(アミノ酸キレート) 1mg
ノコギリヤシの実(エキス 45%) 300mg
ベータ-シトステロール 300mg
MSM(メチルサルフォニルメタン)
重酒石酸コリン
イノシトール
パラ-アミノ安息香酸
L-システイン塩酸塩
グレープの種子(5:1 エキス)
ヤマモモ根樹皮パウダー
シリカ
レッドクローバーの花(4:1 エキス)
緑茶葉(エキス 40%)
アメリカタカサブロウ(パウダー)
ゴツコラハーブパウダー(ツボクサ)
かぼちゃの種子(エキス 25%)
微結晶セルロース
リン酸二カルシウム
植物性ステアリン酸
クロスカルメロースナトリウム
植物性ステアリン酸マグネシウム
クリアフィルムグレーズ

特徴的なのは成分一つひとつの含有量表記されていること。

その主要成分を見てみると、育毛に効果的とされるビタミンB1や2、ナイアシン、葉酸、パントテン酸などビタミンB群が豊富に含まれており、抗酸化作用があるビタミンCやEも配合されています。

DHTを作り出す5αリダクターゼを阻害する作用が期待できるとしてノコギリヤシがあり、タカサブロウやレッドクローバーなどやや聞き慣れない成分も育毛効果が期待できるとか。

…まあ、現実問題としてこられに発毛効果は認められていないけどね。

日本の育毛サプリメントとは違う点も

一方で、日本の育毛サプリメントの定番ともいえる大豆イソフラボンやカプサイシン、フィーバーフュー、ミレットエキスあたりは含まれていません。

我が国においては後に論文捏造疑惑で退職した元教授が提唱したイソフラボン+カプサイシンの神話がいまだ根強く残っていますし、フィーバーフューなんて10年前にちょっと流行った成分がいまだに配合されていたりします。

海外製とあって日本のものとは異なる成分構成になっているものの、ノコギリヤシや亜鉛、ビタミンB群といったものは育毛効果が望めるものとして共通しているらしい。

主要成分を斬る

では、主要成分がどういった作用が期待できるのかについて見ていきます。

これら成分にはある程度の作用があるのは間違いないものの、基本的に発毛に対してエビデンス(科学的根拠)のないものばかりなので辛口になってしまいますがご容赦を。

ノコギリヤシ

ヘアーオメガ3-in-1のノコギリヤシ

前立腺肥大症の効果的とされるノコギリヤシ。

その前立腺肥大症の原因はAGAと同様にテストステロンと5αリダクターゼが結びついて生み出されるDHTであるため、5αリダクターゼを阻害する効果があるとされるノコギリヤシは育毛サプリメントに広く使用されています。

ただね、369人を対象に行ったプラセボ(偽薬)も用いた試験では泌尿器症状の改善は見られず、プラセボと同等レベルの効果しかなかったため、ノコギリヤシの効果について厚生労働省はハッキリと否定しています。

また、日本泌尿器科学会が作成している前立腺肥大症診療ガイドラインにおいても、発毛剤としても使われるデュタステリドが最も評価の高い「A:行うよう強く勧められる」なのに対し、ノコギリヤシは「C2:行うよう勧められない」という下から2番目の評価。

これは散々「効果がある」とされる前立腺肥大症についての評価であり、育毛・発毛に関しては評価を行うようなデータすら存在しません

効くとされる泌尿器症状にすら効果がないのに、データすら存在しない発毛効果などあるはずもない。

亜鉛

ヘアーオメガ3-in-1の亜鉛

亜鉛はノコギリヤシ同様ほとんどの育毛サプリメントに配合されている超定番成分。「これ入れときゃ効きそうな感じするだろう」的なメーカーの思惑が透けて見えるわ。

この亜鉛、髪の毛の99%を構成するケラチンというたんぱく質の合成に必要だとか、細胞分裂や増殖を促進させるため毛母細胞の増殖にも一役買うだとか、そんな理由で配合されています。

しかしこれも育毛・発毛に関するデータは存在せず、作用から逆算し都合よく解釈した結果「育毛に効果的」という結論に至っている感が凄まじい。

また、亜鉛に関しても厚生労働省管轄の独立行政法人から「脱毛症に効果がない」と断言されています。

亜鉛に発毛効果なし 出典:健康食品の素材情報データベース

ハッキリ言おう、亜鉛で髪は生えん。

ビタミンB群

ヘアーオメガ3-in-1には以下のビタミンB群が配合されています。

  • ビタミンB1
  • ビタミンB2
  • ナイアシン(B3)
  • パントテン酸(B5)
  • ビタミンB6
  • ビオチン(B7)
  • 葉酸(B9)

正式なビタミンB群化合物は8種なので、B12以外すべてが配合されていることに。

一口にビタミンB群と言ってもその働きは様々で、亜鉛のように細胞分裂など新陳代謝を促すものや、ケラチンの生成を助けるもあり、多くの育毛サプリメントはもちろん女性用の飲む育毛剤ルグゼバイブにも豊富に含まれています。

育毛に対して一定の効果があると見られているものの、それを実証したデータが存在しないのは他の成分と一緒。

ビタミンA、C、E

ビタミンA(βカロテン)やビタミンC、ビタミンEは高い抗酸化作用を持つことで知られています。特にCとEは一緒に摂取することで相乗効果が望めるとあって美容面でも注目されています。

呼吸をするだけでも一定数生み出されてしまう活性酸素は細胞の酸化や老化を促進させるため、これが毛母細胞や毛乳頭細胞の老化を促し薄毛の原因になる…という見方が存在します。

その活性酸素を除去、無力化してくれるのが抗酸化物質なので、これらビタミンを摂ると育毛に役立つという胡散臭い話が育毛サイトを中心に語られています。育毛剤や育毛サプリメントを売るために。

現実的に発毛はもちろん育毛に効果があるとする根拠はないのだが、体に良い成分であることは確か。でも欲しい効果はそれじゃない。

グレープの種

グレープシード

グレープシードに含まれるプロアントシアニジンにはビタミンCやEの数十倍の抗酸化作用があるとされます。

以下同文。

レッドクローバーの花

ミノキシジルの3倍の育毛効果があるとする超絶胡散臭い成分キャピキシルを構成する物質の片割れがレッドクローバーの花エキス(アカツメクサ花エキス)。

それに含まれるビオカニンAというイソフラボンの一種が育毛に良いんだって。ヘアーオメガ3-in-1の売り文句としてはレッドクローバーにはホルモンバランスを整える効果があるらしい。

まあ女性ホルモンであるエストロゲンに近い働きをするイソフラボンが含まれているならホルモンバランスうんぬんも一定の説得力はあるが、効果のほどは不明。

ヘアーオメガ3-in-1に副作用はない

育毛関連商品というのは強力な毛生え薬というイメージが強い人も多いと思われ、ヘアーオメガ3-in-1もまた同様なのではないでしょうか。

そうなると気になるのが副作用

でも大丈夫。ヘアーオメガ3-in-1は副作用の心配はほぼないとされます。効果がマイルドかつ緩慢な漢方薬ですら必ず副作用があるというのに、ヘアーオメガ3-in-1には副作用がないらしい。

副作用と効果は表裏一体で、何らかの効果があれば必ず副作用があり、裏を返せば副作用がないものには効果もないことになる。

育毛剤や育毛サプリメントは決まって副作用がないことをメリットとするがそんなものはまやかしで、育毛に詳しい人間からするとネガティブな要因でしかない。「副作用がない=効果がない」ということを忘れないようにして下さい。

全成分の含有量表記は良心的

さて、ヘアーオメガ3-in-1についてここまでボロクソ書いてきましたが、日本のゴミみたいな育毛サプリメントに比べると良い面もちらほら見つかります。

そのひとつが成分の含有量を表記していること。上記の全成分の表では主要成分の含有量しか書いていないものの、実際はすべての成分について明記・公表されています。

日本の育毛サプリメントのほとんどは成分の含有量を表記しておらず、していてもほんの数種類のみ。今時ダイソーの100円サプリメントですら含有量表記しているのに、5,000円とかする育毛サプリは表記なし。

1日320mg程度が推奨されるノコギリヤシを例に取ると、含有量を明記していない場合は1mgしか入っていない可能性すらあります。現実的にはそんなことはないでしょうけど、そう思われてもしかたないですよね。

そこへいくとヘアーオメガ3-in-1はノコギリヤシ300mgと及第点ですし、亜鉛は食事と併せて1日の推奨摂取量に十分届くであろう5mg、

ビタミンに関してはAとEはやや少な目ながら、CとB群は1日の目安量を上回りながらも上限量までには十分余裕を持たせる含有量になっており、下手なサプリメントよりよっぽど多い。

これらが育毛や発毛に役立つかどうかはさておき、成分の含有量について検証・議論できる点は大きなメリット。自分に足りていないであろう栄養素の含有量が一目でわかるのは非常にありがたいし良心的です。

アメリカは含有量的なものに厳しいのかな?日本も見習って欲しい。

ヘアーオメガ3-in-1の価格は安い

ヘアーオメガ3-in-1のもうひとつの大きなメリットが価格。

日本の育毛サプリメントは「ぐんぐん」のように安いものでも4,000円する上に、成分はしょぼい。悲しいほどしょぼい。数種類の主要成分の含有量を表記し相対的に一番まともであろうイクオスサプリEXですら4,730円。もちろん毛は生えない。

それに対しヘアーオメガ3-in-1の価格はというと…

本数 送料 価格
1本 無料 2,993円
2本 無料 4,854円

ちなみにすべて税込。1本120錠入りで1日4錠が目安であるため、1本1ヶ月分で約3,000円。2本同時購入すると5,000円を切るなど、日本のクソみたいな育毛サプリメントの半額程度になっています。

日本製、海外製問わず基本的に育毛サプリメントに発毛効果などほとんど期待できないんだから、安い方がいいに決まっている。長期間使用するならなおさらです。

海外製育毛サプリメントの是非

日本の育毛サプリメントに比べ成分の含有量を明記している上に価格も半額程度とメリットも目立つヘアーオメガ3-in-1。

ただ、海外製という点に一抹の不安を感じる人もいるのではないでしょうか。

確かにメイドインジャパンというのは信頼性が高く安心感があるかもしれません。しかしヘアーオメガ3-in-1を製造・販売しているはメーカーはサプリメントの本場で世界一の経済大国であるアメリカです。

製品の製造に関する信頼性に関しては日本の方が上かもしれませんが、製品の厳格さという点においてはアメリカの方が上な印象。

なぜなら、インターネットを中心に育毛剤や育毛サプリメントを販売している企業は歴史が極めて浅い零細・小企業で商品をまともに研究開発する規模もないため、OEM用の汎用育毛剤を使ったり外部に製造を委託したりするしかないレベル。

ヘアーオメガ3-in-1を製造販売するアメリカの企業がどの程度かは分からないが、低レベルな日本の育毛剤メーカーよりずっと規模が大きいのは間違いない。

個人輸入代行自体の信頼性は?

アメリカ製であれば製品自体の信頼性に問題はありません。むしろ最大の懸念は個人輸入代行という若干胡散臭いシステムを使うことなのではないでしょうか。

一時バイアグラの偽物が問題になったこともあり個人輸入代行に懸念を抱いている人も多いと思います。

ただ、大手の輸入代行業者であれば発毛剤などの医薬品は成分鑑定を行っていますし、企業自体もある程度長い歴史があるため偽物を扱って信用を落とすようなことはまず考えられないでしょう。

とはいえ日本の小売りに比べ信頼性で劣るのは間違いないので、心配性の人や神経質な人は個人輸入には向かないかもしれません。

ヘアーオメガ3-in-1はおすすめできるか?

ヘアーオメガ3-in-1についてメリットデメリットをずけずけと書いてきましたが、結論としてこの商品はおすすめできるのでしょうか?

薄毛の人が発毛を目的に使うのであれば、ハッキリ言ってヘアーオメガ3-in-1は力不足です。なぜなら育毛サプリメントというのは発毛を目的として作られていないから。

AGAを治療したい、髪の毛を増やしたいというのであれば、フィンペシアやベルトリド、フォリックスといった発毛効果の高い発毛剤を使うべきです。

ただ、発毛剤の副作用などへの懸念からとりあえず育毛サプリメントを試してみたいというのであればヘアーオメガ3-in-1はおすすめできます…というか、高い上に成分の含有量も分からない日本のものを使うくらいないらこっちを使っておけという話。

薄毛を治したいならヘアーオメガ3-in-1はおすすめできませんが、抜け毛を予防したり髪の毛のハリやコシを出したいのであれば一定の効果は望めるのではないでしょうか。成分含有量を明記しているから効果も予測しやすいし。

とりあえず育毛サプリメントの中では相対的に評価は高いという結論。

ヘアーオメガ・3-in-1の詳細

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