スカルプDボーテ育毛剤は効かない
毛髪関連のシャンプーで有名なアンファーが女性用の育毛剤として送り出しているスカルプDボーテ スカルプエッセンス。医師との共同開発などで信頼性を高めようとするも、これに発毛効果はありません。
看板商品であるスカルプDのシャンプーは、育毛効果すら謳えないカテゴリにもかかわらずあたかも発毛効果がありそうな言い回しをするなど、同社の宣伝手法はやや行き過ぎた感があります。
で、ここで取り上げる女性用育毛剤スカルプDボーテ スカルプエッセンスはどうなのかというと…まあ同様ですね。
そもそも医学的見地に立たなければならない医師がエビデンス(科学的・医学的根拠)のない育毛剤を共同開発するのも笑える話なのですが…なにはともあれこの商品で髪の毛が生えると勘違いする女性が少しでも減るよう、発毛効果がない理由を詳しく解説していきましょう。
- スカルプDボーテ育毛剤の全成分
- トリプルイソフラボンの意味は?
- 世界に認められていないリデンシル
- ホルモンバランス関係ないじゃん
- 医師と共同開発(笑)
- スカルプDボーテ育毛剤は女性用ですらない
- スカルプDボーテ スカルプエッセンスの副作用
- あえてメリットを挙げるなら
- スカルプDボーテ育毛剤に発毛効果なし
スカルプDボーテ育毛剤の全成分
なにやらすごい発毛効果がありそうな宣伝文句が並ぶスカルプDボーテ スカルプエッセンス。その全成分とはどういったものなのか見ていきましょう。
スカルプDボーテ スカルプエッセンス | |
---|---|
成分 | グリチルリチン酸2K 酢酸DL-α-トコフェロール タマサキツヅラフジアルカロイド 豆乳発酵液 ニンジンエキス イリス根エキス 水素添加大豆リン脂質 ハス種子乳酸菌発酵液 タケノコ皮抽出液 バンジロウ葉エキス ビワ葉エキス セイヨウハッカエキス ヒアルロン酸ナトリウム(2) 水溶性コラーゲン液 ユーカリエキス スイカズラエキス 紫蘭根エキス サクラ葉抽出液 チンピエキス チャ乾留液 マツエキス チャエキス(1) カッコンエキス カンゾウ葉エキス ホウセンカエキス ヒオウギ抽出液 酵母エキス(1) アシタバエキス ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム液 シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール コレステロール ピロ亜硫酸ナトリウム ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 濃グリセリン ジプロピレングリコール グリセリンモノ2-エチルヘキシルエーテル 1,3-ブチレングリコール 1,2-ペンタンジオール カルボキシビニルポリマー キシリット グリシン 塩化亜鉛 水酸化カリウム クエン酸 クエン酸ナトリウム エタノール 無水エタノール 香料 |
育毛剤としてはそこそこの成分数になるのかな?まあ、髪の毛が生えるかどうかと成分の数はまったく関係がありませんけどね。
この中で医薬部外品の育毛剤を名乗る上で必要な「有効成分」は以下の3つ。
- グリチルリチン酸2K
- 酢酸DL-α-トコフェロール
- タマサキツヅラフジアルカロイド
これらがどういったものか簡単に見ていきましょう。
グリチルリチン酸2K
非常に多くの育毛剤や化粧品に配合されているグリチルリチン酸2K。グリチルリチン酸ジカリウムと呼ばれることもあります。
主な作用は抗炎症作用。頭皮の炎症を抑えて環境を改善するという名目で使われるもので、発毛はおろか育毛にすらほとんど関係がない成分。
仮に脂漏性皮膚炎などが原因で薄毛になっている場合は、その炎症を治せば薄毛も改善する可能性がありますが、育毛剤に配合されるグリチルリチン酸程度で抜け毛が増えてしまうほどの脂漏性皮膚炎を改善するのは無理。
育毛剤のグリチルリチン酸2Kはあくまでも炎症予防のものであり、アルコールやエタノールによるかゆみや炎症を抑える意味合いも強くなっています。
つまり、これで発毛することは100%ありえない。
酢酸DL-α-トコフェロール
酢酸DL-α-トコフェロールも比較的多くの育毛剤や化粧品に配合されるもので、簡単に言ってしまえば合成ビタミンE。
ビタミンEであるため抗酸化作用があり、かつ血行促進効果もあるあたりが化粧品や育毛剤に使われる理由だが、ビタミンEを塗って髪が生えれば苦労はしない。
ちなみに、酢酸DL-α-トコフェロールは以前、皮膚トラブルを起こす可能性が否定できない「旧表示指定成分」。石油から生成されるとあって今でも毒性に懸念を持つ人が存在するほど。
基本的に毒性は低くこれで悪影響が出る可能性はほとんどないものの、デリケートな女性の頭皮を第一に考えるならわざわざこんなものを入れなくても…とは思う。
タマサキツヅラフジアルカロイド
3つの有効成分の中では聞き慣れないタマサキツヅラフジアルカロイド。「セファランチン」といったほうが一般的だと思われます。
このセファランチン(タマサキツヅラフジアルカロイド)は円形脱毛症の治療薬として用いられるなど、一見髪の毛を生やしてくれそうな印象を受けます。
しかしそれはあくまでも円形脱毛症での話。しかも内服薬。
男女問わず薄毛の大半を占めるホルモンの影響によるものに対する効果は…
上記は2010年に日本皮膚科学会が策定した男性型脱毛症診療ガイドラインというもの。「男性型脱毛症なら女性には関係ないじゃん」と感じるかもしれませんが、女性の薄毛の多くは女性男性型脱毛症(FAGA)と呼ばれるもので、メカニズム的に男性の薄毛と大きな違いはないのです。
で、セファランチンの評価はというと…ボロクソ。
円形脱毛症の治療薬は内服薬なので、同症状の可能性も考えてスカルプDボーテ スカルプエッセンスに配合されていると好意的に考えることもできない。ちなみに円形脱毛症に対するセファランチン内服薬の評価は「C1:行うことを考慮してもよいが、十分な根拠がない」とされています。
円形脱毛症のための育毛剤なのか?
仮にセファランチンで円形脱毛症が改善するとしてもそれは内服薬での話。外用薬での効果は検証すらされていない点も忘れてはなりません。
育毛剤に3種前後配合される有効成分はスカルプDボーテ スカルプエッセンスに限らず、一切の発毛効果がない成分ばかり。…というか化粧品にも多く配合されているものなので、毛が生える効果があったら顔の毛とか大変なことになるよね。
トリプルイソフラボンに何の意味が?
スカルプDボーテ スカルプエッセンスにはいくつかの目玉成分が配合されており、中でも最もプッシュしているのが大豆に多く含まれるイソフラボンを3種使用した「トリプルイソフラボン」。
女性の薄毛はエストロゲンという女性ホルモンの減少が大きな原因とされています。なぜなら、エストロゲンは髪の毛の成長に欠かせないホルモンである上に、男女問わず薄毛の原因である男性ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」を作り出す5αリダクターゼという酵素の働きを阻害するから。
ゆえに何らかの理由でエストロゲンが減ってしまうと女性でも薄毛になるリスクが高まってしまいます。そんなエストロゲンの減少を補うように同様の働きをするのが大豆イソフラボンなのです。
スカルプDボーテの育毛剤は「黒大豆」「黄大豆」「青大豆」から抽出したイソフラボンをトリプルで配合しており、エストロゲンを補ってくれる。これで女性の薄毛ともおさらばさっ!!
…って、そんなわけあるかっ!!
イソフラボンがエストロゲンに近い働きをするのは間違いないものの、それはあくまでも経口摂取した場合の話。そもそも経口摂取したとしても、エストロゲンに“近い”働きであって、DHTの生成をどれだけ抑えることができるのかを示した明確なデータはありません。
トリプルイソフラボンを頭皮に塗れば薄毛を改善できるって?馬鹿らしい。
アンファー自体これに育毛効果や発毛効果があると明記しているわけではなく、実際公式サイトには「保湿成分」と明記していますので、「イソフラボンで髪の毛が生える」と勘違いしないようにして下さい。
世界に認められていないリデンシル
昨今注目を集めているらしいリデンシルという成分をご存知ですか?
リデンシルは下記の成分で構成されるもので、最近これをメインの成分にした育毛剤が発売されるなどにわかに注目されており、スカルプDボーテ スカルプエッセンスにもリデンシルが配合されています。
- セイヨウアカマツ球果エキス(マツエキス)
- チャ葉エキス
- 塩化亜鉛
- グリシン
- ピロ亜硫酸Na
リデンシルを使用している育毛剤の決まり文句として「世界で認められた」とか「発毛効果が認められた」とかのたまうものの、決してそんなことはありませんからね。
このリデンシルは2014年にドイツで開催された化粧品原料展示会において銀賞を受賞したため「世界で認められた」なんて謳う育毛剤も存在するものの、ただ単に革新的な化粧品の原料として表彰されたもので発毛効果を認められたわけではありません。
特許を取っているからといって科学的根拠があるわけではないのと一緒。
化粧品展示会で表彰されることを「世界で認められた」というのはちょっと乱暴かつ誤解を招く表現。藁をもつかむ思いである私達薄毛の人間からしてみれば「効果を認められた」と勘違いしがち。
…というか、それが狙いなのか。
発毛効果が世界的に認められているのであればリデンシルを発毛剤として認可している国がいくつも存在するはず。それが存在しない時点でお察し。
リデンシルの効果がしょぼい
では肝心のリデンシルの効果はいかほどなのか?
この成分はスイスのInduchem(インデュケム)社が開発したもので、同社は独自に培養細胞や臨床試験を行いデータを公表しています。
その中でも特に代表的なものがこのデータ。
出典:REDENHAIR
これによってリデンシルは「ミノキシジルの2倍の育毛効果」なんてキャッチフレーズが付いているほど。これだけ見ると「すげー」ってなりそうなものですが、これはあくまでも培養細胞を用いてのもの。人間の頭皮に使用していない以上発毛根拠には程遠いと言っても過言ではないでしょう。
では実際の人間の頭皮に使用した臨床試験の結果はどうなのか?
出典:REDENHAIR
こちらはうってかわってプラセボ(偽薬)との比較になっており、リデンシルを3%配合したローションを使った場合、3ヶ月後には成長期の髪の毛が9%増えたと胸を張る。しかしよ~く見て下さい。
プラセボでも8%ほど改善しているんですよね。
しかも1ヶ月後データにいたってはプラセボの方が上。なにこれ?
休止期の髪の毛が減ったとするデータもプラセボとほとんど結果が変わらず、培養細胞の試験がいかにあてにならないかを示す典型例。
ホルモンバランス関係ないじゃん
スカルプDボーテは女性ホルモンバランスの崩壊による頭皮環境の乱れに着目していると謳っています。
…で?
そりゃ女性ホルモンであるエストロゲンが豊富に分泌されていれば美しい髪の毛を作り出す力が強い上に、薄毛の原因物質である男性ホルモンDHTの生成を阻害することができるので、基本的にハゲない。
様々な要因によってエストロゲンの分泌が減ってしまうことが女性の薄毛の大きな要因であることは疑いようがないものの、じゃあ育毛剤でホルモンに働きかけることができるのかといえば、答えはNO。
あたかも女性ホルモンの減少による薄毛に対応しているように見せてはいるものの、肝心のホルモンバランスを改善するような成分は一切入っていない。
まさかトリプルイソフラボンがそれとか言うんじゃないだろうな?なら、イソフラボンを頭皮に塗ってホルモンバランスが改善したという明確なデータを持って来い。そんなもの100%存在しないが。
ちなみに、女性が唯一使うことができる発毛剤ミノキシジルは女性ホルモンとかDHTとか関係なく、高い発毛効果によって半ば強引に髪の毛を生やす効果があります。
スカルプDボーテの育毛剤にもそのくらいの力があるのだろうか?
医師と共同開発(笑)
スカルプDボーテ スカルプエッセンスは某女性専門頭髪外来があるAGAクリニックの女性院長が共同開発しているのが売りのひとつになっています。
育毛のプロが共同開発しているなら効果も高そうに感じてしまいますが、常識的に考えると医師が育毛剤を開発なんてちゃんちゃらおかしい話。
一般的に医師というのはエビデンス(科学的根拠)がある治療を提供します。なぜなら、しっかりとした根拠があり、より効果が高い医療を提供するのが医師の倫理のひとつだから。
世界的に女性の薄毛に効果があると認められている外用薬はミノキシジルのみで、日本でも同様。100歩譲ってイソフラボンやビタミン、ミネラルが配合されたサプリメントを提供するならまだしも、育毛剤とは…
育毛剤というのはそもそも薄毛を治療するものではなく、抜け毛を予防したり頭皮環境を改善したりして今ある髪の毛の成長を促すもの。
しかし、育毛剤を使う女性というのは薄くなってしまった髪の毛を再び生やしたいと考えているはず。しかし育毛剤には新たな髪の毛を生やす発毛効果はなく、そこには大きなギャップが生まれてしまいます。
医師であれば女性の薄毛に対して唯一発毛効果が認められているミノキシジルの使用を勧めたり提供したりするのが筋。最低でも生活習慣や食生活の改善を指導してホルモンバランスを正常に戻す努力をするべきです。
そんな医師が発毛根拠とは程遠い外用の育毛剤を共同開発するなんて…これはがん患者に例えれば、手術や放射線治療などの標準治療を放棄し、胡散臭い民間療法を勧めているのと同義です。
…まあ、AGAクリニックの医師はハーグ療法や育毛メソセラピーなど科学的根拠に乏しい高額医療を積極的に勧める人間も多いですからね。個人的には金の香りしかしない。
医師が共同開発しようがなんだろうが、スカルプDボーテに限らず育毛剤に発毛効果は一切ありませんので、そこは勘違いしないようにして下さい。
スカルプDボーテ育毛剤は女性用ですらない
スカルプDボーテ スカルプエッセンスが「女性用」を謳っているのはご存知だと思います。しかし成分を見てみると「どのへんが女性用?」という疑問を抱かざるを得ません。
3種の有効成分は男性用の育毛剤にもよく使われる成分ですし、売りのひとつであるリデンシルもどちらかというと男性用に多く使用されるもの。この時点で女性用である理由は見当たらない。
もっともそれらしいのは「トリプルイソフラボン」あたりか。イソフラボンが女性ホルモンであるエストロゲンに近い働きをするため、これを根拠に女性用を謳っていると推測されます。
しかし、男性用の育毛剤や育毛サプリメントでもイソフラボンはいたってポピュラーな成分。これも女性用を謳えるようなものではありません。もちろん、それ以外の成分からも女性用である根拠は見当たりません。
女性用育毛剤として有名なマイナチュレが実は男性用と全く同じOEM用の汎用育毛剤を使っていたように、基本的に育毛剤に男性用も女性用もありません。
そもそも男性用育毛剤も厳密には「男女兼用」ですしね。
育毛剤は男性用にイメージが強く、女性用を謳いターゲットを絞らなければ女性に手に取ってもらえないためこういった手法を取るのです。
スカルプDボーテ スカルプエッセンスが女性用である根拠はありません。
スカルプDボーテ スカルプエッセンスの副作用
育毛剤というと副作用があるイメージをお持ちの人も多いと思います。女性に比べ肌がデリケートな女性であればなおさら気になるかもしれません。
で、スカルプDボーテスカルプエッセンスに副作用があるかというと…基本的に一切ありません。
ただしこれはポジティブな意味ではありません。
ちゃんとした効果がある発毛剤には必ず副作用が存在します。それは医師が処方する薬に副作用が存在するのと一緒。緩やかな効果の印象がある漢方薬ですらなんらかの副作用は必ずあります。
しかしスカルプDボーテの女性用育毛剤に副作用はありません。
これが何を意味するか分かりますよね。
あえてメリットを挙げるなら
スカルプD スカルプエッセンスについて色々と叩いてきましたが、メリットがないわけではありません。…ちょびっとですけどね。
その最たるものが価格でしょうか。
スカルプD スカルプエッセンスの価格を見てみると…
商品名 | 価格 |
---|---|
単品購入 | 4,320円 |
定期購入 | 3,672円 |
特別安いわけではないものの、女性用育毛剤としてはやや安い部類に入りますか。
とはいえ、女性用育毛剤は男性用と違い4,000~5,000円くらいで買えるものも多いため、それほどのアドバンテージにはなりませんけどね。
インターネットを中心に販売する育毛剤の定番である全額返金保証の設定がないことを考えれば、特段安くないという見方も。ま、ハゲを治すことを第一に考える私としては髪の毛を生やす効果がない育毛剤など1,000円でもいらんが。
それ以外に主だったメリットは…ないな。
スカルプDボーテ育毛剤に発毛効果なし
アンファーの女性用育毛剤スカルプDボーテ スカルプエッセンスについて長々と取り上げてきましたが、どうお感じになられたでしょうか。
スカルプDには一定のブランドイメージがあるため安心感や信頼感がある人も多いかもしれません。しかし何度も書いているように育毛剤に新たな髪の毛を生やす発毛効果はありません。
あなたは何を目的に育毛剤を使おうとしていますか?
抜け毛を予防し今ある髪の毛や頭皮を健やかに保ちたいだけであればスカルプDボーテの育毛剤でも多少の効果は望めるかもしれませんので、それが目的であれば選択肢に入れてもいいでしょう。
しかし、薄毛を治療したいのであれば同育毛剤では話になりません。なぜなら、女性への発毛効果が認められているのはミノキシジルのみだからです。
今一度「何のために育毛剤を使おうとしているのか」をよく考え、自分の目的に合ったものを適切に選択するようにして下さい。
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