フォリックスFR15とFR16どっちがいい?

フォリックスFR15とFR16

数ある外用の発毛剤の中でも、高濃度のミノキシジルを配合するフォリックスFR15とFR16は最強の名を欲しいままにしています。しかしこの2つを比べるとすればどっちがより良いのでしょうか?

単純に効果のみを追求すればミノキシジル16%とフィナステリドを配合するFR16という話になるでしょうが、副作用のリスクや価格など他の要因まで考慮するならその限りではないでしょう。

発毛剤のどこを重視するかは人によって異なります。どちらを使うか迷っている人に向け、いくつかの点で比較していきますので参考にしてみて下さい。

    目次
  1. フォリックスFR15とFR16の全成分を比較
  2. フィナステリドをどう評価するか
  3. ミノキシジル濃度1%の差は誤差の範囲?
  4. フォリックスFR15とFR16の価格
  5. 私(管理人)が選ぶとすればどっち?
  6. FR15とFR16どっちを使えばいいのか?まとめ

フォリックスFR15とFR16の全成分を比較

フォリックスの中でも屈指のミノキシジル濃度を誇るFR15とFR16。まずはこの2つの全成分を比較してみましょう。

フォリックスFR15 フォリックスFR16

純水
エタノール(SDA 40B-190溶媒)
プロパンジオール
ミノキシジル15%
乳酸
アジピン酸ジイソプロピル
ピロ亜硫酸Na
アデノシン
ミリストイルペンタペプチド-17
BG

PPG-26ブテス-26
PEG-40水添ヒマシ油
アピゲニン
オレアノール酸
ビオチノイルトリペプチド-1
メントールクリスタル
セイヨウハッカ油
ジブチルヒドロキシトルエン
アゼライン酸
酢酸トコフェロール
トリペプチド-1銅
ポリソルベート80
リシン
プロシアニジンB2
ビオチン
リン脂質
エスシン
シトステロール


純水
プロパンジオール
ミノキシジル16%
ベヘントリモニウムメトサルフェート
セタノール
香料
フェノキシエタノール
ホホバ油
エミュー油
加水分解コラーゲン
スペアミント油
アゼライン酸
アデノシン
BG

PPG-26ブテス-26
PEG-40水添ヒマシ油
アピゲニン
オレアノール酸
ビオチノイルトリペプチド-1
プロパンジオール
レシチン
リン脂質
フィナステリド
グリセリン
ジ酢酸ジペプチドジアミノブチロイルベンジルアミド
トリペプチド-1銅
アロエベラ液汁
サフラワー油
水溶性コラーゲン
加水分解野菜タンパク
パンテノール
オタネニンジンエキス
ニンジン種子油
オリーブ油
水添野菜油

フォリックスFR16とFR15、全成分を見るといろいろと違う点があるものの、主な成分に目を向けるとミノキシジルの濃度とフィナステリドの有無くらいしか違いがないですよね。

フォリックスFR15とFR16は2017年8月まで最強発毛剤の座に座っていたポラリスNR-09とNR-10の後継品という位置づけではあるものの、ポラリスNR-10とNR-09の主な成分はいくつか相違点があり明確な差別化が図られていました。

しかしフォリックスFR15とFR16になって成分の見直しがあり、この2つの成分はかなり近いものに。簡単に言ってしまえば成分を共通化することでコストダウンを図っているのかもしれません。

勘違いして欲しくないのは、フォリックスになって劣化したというわけでは決してなく、FR15は従来のポラリスNR-09とほぼ同じ、FR16はむしろパワーアップしているといっても過言ではないということ。(→フォリックスFR16 最強外用薬の効果と成分

ほとんど成分が変わらない中で肝になるのはやはりフィナステリドの存在か。

フィナステリドをどう評価するか

フォリックスFR15とFR16の成分でもっとも大きな違いといえば「フィナステリドが配合されているかどうか」になるでしょう。

ゆえに、これをどう評価するのかによって「どちらを使うか」が決まるかと。

ではこのフィナステリド、フォリックスFR16に配合されることによって具体的にどういう効果や副作用が考えられるのか詳しく見ていきましょう。

フィナステリドの発毛効果

フィナステリドといえばプロペシアやフィンペシアなどといった発毛剤の成分として世界中で使用される成分。

男性のハゲの大半を占める男性型脱毛症(AGA)は、男性ホルモンである「テストステロン」に5αリダクターゼ(5α還元酵素)が作用して生み出されるジヒドロテストステロン(DHT)が原因。フィナステリドは5αリダクターゼを阻害することによってDHTの生成を抑制します。

フィナステリドの効果

プロペシアでは臨床試験で上図のような結果が示されるなどAGAの第一選択薬として今も活躍する薬ながら、これはあくまでも内服薬としてデータである点に注意。

ジェンヘアー フィナステリド0.25% フィナステリドを外用薬として配合しているものは、私の知る限りではフォリックスの前身であるポラリスシリーズの一部と、ジェンヘアーというスロバキアの発毛剤にフィナステリドを主成分とした外用薬があったくらい。

このジェンヘアーはミノキシジルを使用せずフィナステリド0.25%が主成分という極めて珍しいもので、キャッチフレーズは「塗るプロペシア」。現在では取り扱っている個人輸入代行業者はありませんが…

内服するフィナステリドの場合、その成分は全身に送られるため効果は限られるものの、外用薬ではピンポイントに使用できるため効率的という見方もできます。

フィナステリドを使用する上で妊婦に関しては触れる事すら禁忌。経皮吸収で胎児の生殖器の成長に悪影響を及ぼす可能性が示唆されていることからも、頭皮から吸収され効果を発揮するというのは説得力があるように感じます。

ただ、内服薬としては実績もデータも十分なフィナステリドも、外用薬として使用した場合の明確なデータは乏しく、どこまで効果があるのかは未知数と言わざるを得ません。

フォリックスFR16はあくまでもミノキシジルがメインであり、フィナステリドは“補助”と見ておくべきでしょう。

フィナステリドの副作用

一方、フィナステリドを配合することによる副作用の懸念はどうなのか?

参考としてフィナステリドを内服した場合の副作用は以下の通り。

副作用の種類/頻度 頻度不明 1~5%未満 1%未満
過敏症 痒痒症、蕁麻疹、発疹、血管浮腫(口唇、舌、咽喉及び顔面腫脹を含む)
生殖器
性機能障害
睾丸痛、男性不妊症・精液の質低下(精子濃度減少、無精子症、精子運動性低下、精子形態異常等) リビドー減退 勃起機能不全、射精障害、精液量減少
肝機能 AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、γ-GTP上昇
その他 乳房圧痛、乳房肥大、抑うつ症状、めまい

最も多いのがリビドー減退(性欲減退)で、勃起障害(ED)がそれに続きます。稀な例として精液の質低下や肝機能障害なども。

フィナステリドが経皮吸収されるということを考えれば、それが血液を通じて全身に行き渡る可能性は否定できず、そうなれば性機能障害の副作用が出ないとは言い切れません。

しかし、ミノキシジルですら外用薬なら副作用の心配はほとんどないことからも、フィナステリドを頭皮に塗布した場合も副作用の心配はほとんどいらないと見ていいでしょう。

ただし、フィナステリドやデュタステリドといった発毛剤における性機能障害の副作用はプラシーボ効果(思い込み効果)も多大な影響を与えていることが示唆されていますので、「副作用出るかも」と過度に恐れていると、プラシーボ効果によって性欲減退や勃起障害が出てくる可能性が高まる。

「病は気から」というように、人間は思い込みに弱いのです。

フォリックスFR16を使用するのであれば、副作用なんか気にも留めないくらいのスタンスでいることが最良の副作用対策と言っていいでしょう。

ミノキシジル濃度1%の差は誤差の範囲?

フォリックスFR15とFR16の明確な違いといえば、上記フィナステリドの有無に加え、ミノキシジル濃度が15%か16%かの差になりますよね。

結論から書くと、どっちが薄毛に効果的かと問われれば「ミノキシジル16%を配合するFR16」となるのは間違いありません。

少なくとも1%や2%、5%といった濃度での効果を検証した臨床試験では、濃度が高いほど良好な発毛効果を示しており、含有量が多ければ多いほど効果への期待も高まるのは必然だからです。

ただ、元々の含有量が少なければ1%の差は非常に大きなものになりますが、15%や16%という高濃度になると1%に期待される効果というのは相対的に下がることになってきます。

そのため、厳密にはミノキシジル16%を配合するフォリックスFR16のほうが効果は上だが、FR15でもほとんど変わらないくらいの効果を得られるとなる。

フォリックスFR15でもリアップX5の3倍のミノキシジルが配合されていることを考えれば、1%の差にそこまでこだわる必要はないのかな…という印象か。

フォリックスFR15とFR16の価格

効果や副作用の面では一長一短であるフォリックスFR16とFR15ですが、明確な数字で表れる価格はどうなっているのでしょうか。

商品名 ミノキシジル濃度 価格
フォリックスFR15 15% 4,940円
フォリックスFR16 16% 5,180円

価格的にはFR15のほうが240円安いことになります。

しかしこの240円というのが微妙なところで、ほとんど同成分である中でミノキシジルが1%多くフィナステリドも入っているFR16の方がややお得感があるのは確か。

しかし副作用の懸念まで考慮した場合はその限りではなく、やはりここでも効果と副作用のどちらを重視するかで評価は変わってきます。

一応旧製品であるポラリスNR-09(ミノキシジル15%)とNR-10(ミノキシジル16%)を例に取ると、価格は全く同じで240円差でしたが、人気の面ではNR-09の方が上でした。

まあ、ポラリスの場合フォリックスに比べ成分の差別化が図られていたので、尖がったNR-10よりバランスの良いNR-09が好まれたという背景は無視できませんが。

フィナステリドとミノキシジル1%以外の成分はほとんど同じになったフォリックスFR15とFR16であれば、後者のお得感が勝るのかなという印象。

私(管理人)が選ぶとすればどっち?

参考までに、ほどよくハゲの私が使うとすればどちらを選ぶかについて、理由を添えて書いておきましょう。

結論から言えばFR16です。

基本的に外用薬であればミノキシジルであれフィナステリドであれ副作用の心配はほとんどなく、また私の場合フィナロイドなどフィナステリド内服薬を長年使用していて、副作用を感じていないことが大きな理由。

ポラリスNR-10を使っていた時期にも副作用などみじんも感じませんでしたしね。

副作用うんぬん言い出すのであれば、そもそも高濃度のミノキシジルを配合するFR15やFR16を選択するべきではなく、大人しくカークランドリアップX5でも使っておけという話。

もう少し突っ込んだ話をすると、遺伝や体質に逆らって髪の毛を生やすというのは並大抵のことではなく、「自然由来のコンブエキスガー」「副作用は一切ありませぬー」とか言っているクソみたいな育毛剤に一切発毛効果はないと私が叩きまくっている理由のひとつでもある。

病院で処方される様々な治療薬には大なり小なり必ず副作用があるように、遺伝に逆らう必要がある発毛剤に副作用があるのは当然。

それでも外用薬であればそのリスクはほとんどなくなる。

そのリスクすら恐れるというのであれば薄毛治療を行う資格はなく、好きなだけ“副作用がない”育毛剤に散財すればよいかと。

…思い切り脱線しましたが、髪の毛を生やすということはそれだけ大変なこと。

薄毛があまり進行していない、FR15の効果で十分というのであれば無理してFR16を使用する必要はないものの、副作用を恐れてFR15にするという後ろ向きの選択はするべきでないと私は考えます。

FR15とFR16どっちを使えばいいのか?まとめ

上でも書いたように、薄毛が軽度であるならリアップX5の3倍のミノキシジルを配合するFR15で十二分な効果が期待できるでしょう。

ただ、軽度であれば高濃度のミノキシジルが必要なのかという疑問もあり、5%配合で圧倒的低価格のカークランドや、ミノキシジル5~7%に加えデュタステリドを配合する5HP/7HPでも十分な気がします。

フォリックスを選ぶということはそれなりに切羽詰まった状態と予想され、そうであるならFR16を使ってみるべきではないかと考えます。

まあ、フォリックスFR15やFR16は外用薬としては最強ながら、内服薬であるミノキシジルタブレットに比べれば効果も副作用も軽めなので、あまり深刻に考えずフィーリングで選んでみてもいいのではないでしょうか。

フォリックスFR16の詳細

フォリックスFR15の詳細

高い効果で人気の発毛剤

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