初期脱毛の最中に発毛剤を止めたらどうなる?

初期脱毛の最中に発毛剤を止めたら?

強力な発毛効果により薄毛を改善する発毛剤。私たちのようなハゲに悩む人間にとって救世主ともいえる存在ですよね。しかし、その強力な発毛効果の副産物として多くの人が経験することになるのが初期脱毛

フィナステリド、デュタステリド、ミノキシジルの3つの発毛成分を使用すると高い確率で初期脱毛に見舞われるのは知られた話です。

とはいえ初期脱毛は一般的に短期間で終わります。そのため初期脱毛の間は「このまま抜け続けるんじゃないか…」という恐怖と戦いながらも薬の使用を続けるのが大前提。なぜなら初期脱毛は薬が効いている証でもあるから。

しかし中には初期脱毛に狼狽したり、他の副作用が辛かったりで初期脱毛の最中に止めたいと考える人もいるでしょう。ここでひとつの疑問が。

初期脱毛の最中に発毛剤の使用を中止したら髪の毛はどうなるのか?抜けてしまった髪の毛はまた元に戻るのか?それとももう戻らないのか?

初期脱毛のメカニズム

そもそもなぜ発毛剤を使うと初期脱毛が起きるのか?そこにはヘアサイクルが関わっているとされます。

髪の毛というのは一般的に数年間の成長期を経て毛根が弱まり成長が鈍ってくる退行期に入り、そして成長が止まり徐々に抜け落ちていく休止期という経過を辿ります。

しかし男性型脱毛症(AGA)になると成長期が極端に短くなり、まともに成長しないまま退行期→休止期、そして脱毛にいたるのです。つまり薄毛でない人に比べ休止期や退行期の髪が多い状態に。

ヘアサイクル

そういった状況の中で強力な発毛効果を持つ発毛剤を使用すると、毛根内の毛母細胞が刺激され髪が成長を始めます。結果休止期の髪の毛を押し出すような形に。上図での脱毛から成長期への移行を促すことになるのです。

こうやって発毛剤の効果によって押し出される髪の毛が増えた結果、私たちは「抜け毛が増えた!」と感じることに。これが初期脱毛のメカニズムになります。

初期脱毛の期間は?

初期脱毛が始まる時期、期間というのは個人差があれど、最も一般的なのは発毛剤使用開始後2週間ほどから始まり、それが2週間前後続くというもの。人によっては1ヶ月ほど続くことも。

薄毛だから発毛剤を使うのに、さらなる脱毛に見舞われるこの期間は人生を賭した戦いともいえる。「この脱毛が止まらなければ人生終わるかもな…」

初期脱毛中に発毛剤の使用を止めたら

では本題。初期脱毛の最中に発毛剤の使用を中止したらどうなるのか?

初期脱毛中に発毛剤の使用を止めるということは、ハッキリ言って抜け損である。貴重な髪の毛を減らしたうえに発毛剤の効果も望めない愚行とされています。

しかし、何らかの理由により初期脱毛の最中にフィナステリドやミノキシジルの使用を中止しなければならない人もいるのではないでしょうか。看過できないほどの副作用に見舞われているとか。

そういった場合、髪の毛は初期脱毛前の本数に戻るのか?それとも初期脱毛によって抜けてしまった髪の毛は以後復活することはないのか?非常に気になる問題です。

しかし、この問題に向き合った発毛剤は存在しないのが実情。初期脱毛に言及している発毛剤は数あれど、初期脱毛中に使用を中止することに関しては明確な答えもデータも存在しないのです。

ネットなどで使用者の口コミやレビューを調べてみても、この点に言及したものは非常に少なく、やはり明確な答えは得られませんでした。

そのため、使用を中止したらどうなるかについては限られた情報と私なりの見解を交えて考察してみたいと思います。

発毛剤の使用を中止しても髪の毛の本数は減らない

私たちハゲは抜け毛に人一倍敏感です。1、2本抜けただけでも「もったいない…」と感じるほど。残り少ない髪の毛を少しでも維持したいという心理が働いているのでしょう。

そんな中で初期脱毛は1日200本以上抜けることもある恐怖のイベント。それだけにこの期間中に発毛剤の使用を中止するというのは最悪の選択という考え方もできます。

しかし考えてみてください。前述の通り初期脱毛とはただ髪の毛が抜け落ちるだけではありません。休止期の髪の毛が発毛剤の効果によって新たに生えてきた髪の毛に押し出されるように抜け落ちる現象なのです。

つまり初期脱毛によって抜け落ちた髪の毛の下には新たな髪の毛が存在することになります。

その新しい髪の毛は発毛剤を使用し続ける場合に比べ成長期の長さは確実に短くなるでしょうが、だからといって発毛剤使用前より髪の量が減ってしまうということも考えづらい。

フィナステリドやデュタステリド、ミノキシジルといった発毛剤の使用により初期脱毛が起きるのは、これまでに比べヘアサイクルが正常化した証。初期脱毛の最中に使用を中止したとしても、これまでのヘアサイクルに戻るだけでしょう。

皆さんご存知の通り、発毛剤が効果を発揮するのは使用している最中のみ。発毛剤の使用でどんなにフサフサになったとしても、使用を中止すれば徐々に元のハゲた状態に戻ってしまいますよね。

それと同様に、初期脱毛によって見える範囲内の髪の毛が減っていたとしても、発毛剤の使用を止めれば元の状態に戻るだけなのです。

初期脱毛の最中に何らかの理由で発毛剤の使用を中止しなければならないとしても、髪の毛の本数はまた元に戻ります。その点は安心していいでしょう。

初期脱毛があるのに止めるのはもったいない

とはいえ初期脱毛中に発毛剤の使用を止めてしまうのはもったいないと言わざるを得ません。なぜなら初期脱毛が強ければ強いほどそれだけ発毛剤が効果を発揮していると考えられるからです。

上でも触れましたが、初期脱毛というのは発毛剤の力によりヘアサイクルが正常化する過程で発生します。ヘアサイクルが正常化する髪の毛が多ければ多いほど初期脱毛によって抜け落ちる髪の毛の本数も増えることに。

フィナステリドやミノキシジルの副作用が強すぎて中止せざるを得ないというのであれば仕方ないでしょう。しかし初期脱毛の恐怖に耐えきれず止めてしまうというのであれば、それはあまりにももったいない。

発毛剤の使用によって増えた髪は、発毛剤使用の中止によって元の状態に戻ります。同様に発毛剤の初期脱毛によって減ってしまった髪もまた発毛剤の使用中止によって元に戻るのです。

つまり元の状態に戻る選択肢は常に残されているということ。そう考えればごっそり抜け落ちてしまう初期脱毛にも耐えられるのではないでしょうか。

どうしても止めざるを得ない理由がない限り、初期脱毛にめげずに頑張ってほしい。その先に希望が待っているのですから。

初期脱毛中の発毛剤中止を回避するために

多くの人はフィナステリドやデュタステリド、ミノキシジルに初期脱毛が存在することを理解していると思います。もちろんある程度の初期脱毛は覚悟のうえでしょう。

それでも初期脱毛中に発毛剤の使用を中止せざるを得ない状況…それは副作用が思いのほか辛いという状況ではないでしょうか。

フィナステリドやデュタステリドには性欲減退や勃起障害といった性機能障害が、ミノキシジルタブレットには動悸やめまい、浮腫みといった副作用が出る恐れがあります。その程度には個人差があるため発毛剤の使用をやめたいと感じるほど辛い人もいるはず。

どうしても止めざるを得ない場合、副作用が怖くて発毛剤の使用に踏み切れない場合は、副作用がほとんどないミノキシジル外用薬を使ってみるべきでしょう。

副作用回避にリグロースラボM5 特にリグロースラボシリーズであればリアップX5プラスなどに比べ圧倒的に安価であるうえ、一般的なミノキシジル外用薬の濃度の3倍となる15%まで用意されています。それでも価格はリアップX5プラスの半額以下。

もちろんミノキシジル外用薬にも初期脱毛や副作用のリスクは存在しますが、内服薬に比べればそれらは軽微。特に副作用に関しては発現したとしても塗布部のかゆみや紅斑、発疹程度。恐れる必要などありません。

初期脱毛の最中に止めざるを得ない可能性も想定するのであれば、それを避けるためにもミノキシジル外用薬を選択するのがベストではないでしょうか。

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