フィナステリドとミノキシジル併用の相乗効果

最終更新日:

フィナステリドとミノキシジル併用

プロペシアやフィンペシアに代表されるフィナステリド内服薬と、リアップやロゲイン、ミノキシジルタブレットなどのミノキシジル製剤の併用が薄毛に対しいかに効果的かご存知ですか?

フィナステリドやミノキシジルは男性型脱毛症(AGA)の治療薬として世界的に使用されているもので、それぞれ単体でも高い発毛効果を発揮します。しかしこれらを併用することで相乗効果が期待できるのです。

ハゲ猛者にとっては「ミノフィナ」と呼ばれすでに常識となっているこの2つの発毛剤の併用。どれほど効果的なのか? 相乗効果が望める理由はなんなのか?…など気になる点を詳しく解説していきます。

    目次
  1. フィナステリドの発毛効果
  2. ミノキシジルの発毛メカニズム
  3. フィナ・ミノ併用が効果的な理由
  4. 副作用が心配な場合は
  5. デュタステリドでもいいの?
  6. ミノキシジルは内服薬?外用薬?
  7. ミノフィナ併用のまとめ

フィナステリドの発毛効果

フィナステリドの効果

フィナステリドとミノキシジルの併用が効果的である理由を知ってもらうためには、まずこれらの発毛メカニズムについて理解しておく必要があります。これから発毛に取り組む人であればなおさら

すでにフィナステリドやミノキシジルを使用している人にとっては今さら感が漂うかもしれませんが、復習の意味合いも兼ねてお付き合いください。

フィナステリドの発毛メカニズム

フィナステリドの作用は「5α還元酵素2型阻害薬」。5α還元酵素(以下5αリダクターゼ)の働きを阻害してAGAの原因であるジヒドロテストステロン(DHT)の生成を抑制するというもの。

薄毛を引き起こすDHTは男性ホルモンの一種で、同じく男性ホルモンであるテストステロンと5αリダクターゼが結合して作られます。

フィナステリドを服用することによって5αリダクターゼを阻害すればDHTの量が減り、AGAによるヘアサイクルの乱れや脱毛を改善することができる…それがこの薬の作用になります。

フィナステリドの発毛効果

実際にフィナステリド(プロペシア)を飲んだ人に対する効果は以下のようになっています。

フィナステリド1mgの効果

フィナステリド使用1年でAGAの改善率は58%、3年で75%前後。進行を食い止めた人の数も含めると98%の人に効果が現れています。AGAは一度発症すると進行する一方であるため、進行を食い止めるだけでも十分な効果といえるのです。

ミノキシジルの発毛メカニズム

ミノキシジルの効果

一方のミノキシジルの発毛メカニズムはどうなっているのか?

ミノキシジルはフィナステリドと同じく世界的に発毛効果が認められた成分ですが、そのメカニズムは大きく異なります。

フィナステリドがAGAの原因物質であるDHTの生成を抑制するのに対し、ミノキシジルは自身が持つ強力な発毛効果によって毛を生やすのです。

というのも、ミノキシジルは本来血圧を下げるため血管を広げる経口薬。しかしミノキシジルを服用した人の多くに髪の毛や体毛が伸びたり濃くなったりする「多毛症」の副作用が確認されたという経緯があります。

この多毛症の効果を頭皮に限局しつつ副作用リスクを減らした外用薬が発毛剤として世界中で認可されているのです。

その発毛メカニズムは完全に解明されていないものの、ミノキシジルが毛包に作用し毛母細胞の増殖や分裂を促すと見られています。脱毛因子を減らしたり成長因子を増やしたりする作用があるという説も。

ちなみにより高い効果を望む人は内服薬であるミノキシジルタブレットを使用しますが、こちらは副作用のリスクなども考慮してか臨床試験などは行われておらず、厳密には発毛剤として認められていません。

発毛効果はミノキシジルタブレットの方が強いのは常識なんですけどね…

ミノキシジルの発毛効果

フィナステリドと違い薬が持つ発毛作用によって強引に髪の毛を生やすイメージが強いミノキシジル。その発毛効果を検証したものは1~5%の外用薬を用いたものしか存在しません。それがこちら。

ミノキシジル5%の効果
出典:大正製薬商品情報サイト


ミノキシジル5%外用薬を用いた場合、1年間使用後の改善率はおよそ98%。この数字は偶然にもフィナステリドと共通しています。

ただしフィナステリドは進行なしがそれなりの割合を占めているのに対し、ミノキシジルはそのほとんどが一定の改善を見せています。つまりより髪の毛を増やす作用が強いのです。

ちなみに1平方センチメートルあたりに増える平均本数は以下の通り。

ミノキシジル外用薬臨床試験データ
出典:大正製薬商品情報サイト


それぞれ145名前後を対象に行った臨床試験では、ミノキシジル1%では平均15本ほど、5%で平均22本程度増えることが確認されています。

一方、最強の発毛剤と名高いミノキシジルタブレットは臨床試験が行われていないため、発毛効果を客観的に示すデータは存在しません。ゆえにミノタブを発毛剤として認めている国は1つとして存在しないのです。

ミノキシジルタブレットの発毛効果がミノキシジル外用薬を大きく上回ることは常識ではあるものの、公的には認められていない…ミノキシジルタブレットはそういう微妙な立ち位置に存在しています。

フィナ・ミノ併用が効果的な理由

フィナステリドとミノキシジルの相乗効果

では本題に入ります。フィナステリドとミノキシジルを併用することでどんな相乗効果が得られるのでしょうか?

プロペシアやフィンペシアに代表されるフィナステリドは臨床試験において一定の発毛効果が認められていますが、作用としてはDHTを減らしてAGAの進行を食い止めるのが主な目的。

DHTの生成が強く抑制された結果、これまでDHTの影響で抜けてしまっていた髪の毛の脱毛が抑えられ、結果として髪の毛が増えたと見るのが自然なのです。

一方のミノキシジルは文字通り髪の毛を生やす薬。

DHTの影響で抜けようとする髪の毛をミノキシジルの強力は発毛効果によって抑制し生やす。AGAによって脱毛する力を上回る発毛力で強引に髪の毛を増やしているといえば分かりやすいか。

これらを勘案すると、フィナステリドとミノキシジルの併用による相乗効果が見えてきたのではないでしょうか。

フィナステリドはハゲの進行を止める、ミノキシジルは髪を生やす

そう、フィナステリドはAGAの原因物質の生成を抑制し進行を食い止める薬、ミノキシジルは強力な発毛力で髪の毛を生やす薬。それぞれを単体で使っても一定の発毛効果が期待できるのですから、この2つを使えば鬼に金棒。

カギは「まったく作用が違う」という点。この2つの発毛メカニズムは大きく異なるため、お互いを邪魔せずどちらも最大限の力を発揮できるのです。

例えば第3の発毛剤であるデュタステリドとフィナステリドではそうはいきません。この2つはどちらも5α還元酵素阻害薬であるため併用しても意味がありませんし、実際併用している人も存在しません。

…まあ、デュタステリドとミノキシジルであれば話は別ですが…そのあたりは後述します。

フィナステリドでAGAの進行を止め、ミノキシジルで生やす…この2つの併用は非常に理にかなっており、最高の相乗効果を生み出すのです。

副作用が心配な場合は

ミノフィナ併用の副作用

フィナステリドとミノキシジルの併用が薄毛対策に有効なのは間違いありませんが、一方でこの2つを使うことに抵抗を感じる人もいるのではないでしょうか。そう、副作用の問題です。

これらはまったく違う作用があるからこそ相乗効果が望めるものの、それは裏を返せばそれぞれの副作用リスク晒されることを意味しています。

結論から書くとミノキシジル外用薬との併用なら心配する必要はありません。…といっても、フィナステリドの副作用のみを考慮すればいいという意味ですが。

フィナステリドの副作用「性機能障害」

フィナステリド内服薬は、強力な男性ホルモンでありAGAの原因物質でもあるDHTを激減させます。それがハゲ治療に繋がるのは言うまでもありませんよね。

しかし男性ホルモンであるDHTは生殖器の成長や性欲など促進させる作用があるため、これを減らしてしまうフィナステリドを使用すると性欲減退や勃起不全といった副作用が出る可能性があります。

そんなフィナステリドの副作用発現率は試験によってムラがあり、日本でのプロペシア発売時に示された臨床試験においては5%程度とされています。

副作用の種類/頻度 頻度不明 1~5%未満 1%未満
過敏症 痒痒症、蕁麻疹、発疹、血管浮腫(口唇、舌、咽喉及び顔面腫脹を含む)
生殖器
性機能障害
睾丸痛、男性不妊症・精液の質低下(精子濃度減少、無精子症、精子運動性低下、精子形態異常等) リビドー減退 勃起機能不全、射精障害、精液量減少
肝機能 AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、γ-GTP上昇
その他 乳房圧痛、乳房肥大、抑うつ症状、めまい

このデータではもっとも発現率が高かった性欲減退(リビドー減退)が1.1%、次いで多い勃起機能不全が0.7%と続いています。これだけ見ると副作用の心配はほとんどいらないように感じる。

フィナステリドの副作用発現率が15~20%ほどという結果が出ている試験結果も散見されますが、これらは総じてプラセボ群(偽薬群)でも近しい数字が出ており、ノセボ効果…つまり思い込みによる副作用がかなり多いと推測されます。

また、フィナステリドの性機能障害の副作用は使用期間が長くなればなるほど発現率が低くなるというデータがあります。

ミノキシジル外用薬臨床試験データ

フィナステリドは男性ホルモンの生成を抑制するだけに性欲などが減少してしまう恐れはあるものの、臨床試験で明らかにされた副作用発現率を見れば過度に心配する必要はありません。

ミノキシジル外用薬であれば副作用はほとんどない

一方ミノキシジルにも一定の副作用リスクがありますが、リアップやフォリックスなどの外用薬であれば副作用は塗布する頭皮のかゆみや炎症など軽度なものになります。しかも発現率は9%弱。

リアップX5の副作用
調査施設数 518
調査例数 3,072
副作用発現例数 271
副作用発現率(%) 8.82
副作用発現件数 378
副作用の種類 副作用発現件数(率)
一般・全身障害および投与部位の状態 192(6.25%)
適用部位そう痒感 123(4.00%)
適用部位発疹 43(1.40%)
適用部位紅斑 31(1.01%)
皮膚および皮下組織障害 70(2.28%)
頭部粃糠疹 33(1.07%)
接触性皮膚炎 32(1.04%)

これはミノキシジルやエタノールが持つ刺激性が原因のもので、頭皮に塗布する育毛剤や発毛剤には等しく存在するリスクといえます。この程度の副作用を恐れるならハゲ改善は諦めろ。

このようにフィナステリドとミノキシジル外用薬の併用であれば、副作用リスクはフィナステリドの性機能障害以外に特に気にする必要はないのです。

ミノキシジルタブレットとの併用には要注意

しかし、ハゲ猛者の間で「ミノフィナ」という呼び名でお馴染みのフィナステリド+ミノキシジルタブレットの併用になると話は変わってきます。

ミノキシジルは本来血圧を下げる経口薬ということもあり、ミノキシジルタブレットを服用すれば血管が広がり血圧は下がる傾向に。それに伴いめまいや動悸といった副作用(主作用)が出る恐れが。

ここにフィナステリドの性機能障害リスクが重なってくるのですから、可能であれば避けたい状態であるのは確か。しかもミノキシジルタブレットは発毛剤としての臨床試験が行われていないので、どの程度の副作用リスクが存在するのか分からない点も怖い。

とはいえミノキシジルは血管拡張薬として海外で認可されている薬。認可されているということは降圧剤としては臨床試験が行われていることを意味し、高血圧患者に実際に使用されている以上一定の副作用があっても危険というレベルではないのは間違いありません。

もうひとつ付け加えるなら、降圧剤としてのミノキシジルは1日の限度量が50mgとなっていますが、発毛剤として使用する場合は最大でも10mg。かなりの低用量であるため、それほどリスクは高くないと見るべき。

それでも健康な人(ハゲ以外)が飲むべきではないのは確かなのでしょうが…

どうしても薄毛を治したい人にとってフィナステリドとミノキシジルタブレットの併用は鉄板の組み合わせです。もちろん皆ハゲの状況と副作用の程度を天秤にかけ、最終的に「使用する」という選択をしているのです。

副作用は個人差が大きいため、とりあえず使ってみてどうしても合わないようであれば使用を中止するなり代替品を探すなるするのがベターか。

デュタステリドでもいいの?

ミノデュタでもいい?

より強力な発毛効果を求める人にとってフィナステリドとミノキシジルの併用は常識になっています。しかしフィナステリドをデュタステリドに替えればさらなる効果を望めるのではないか?…と考える人もいるでしょう。

結論からいえばその通り。

フィナステリドに比べデュタステリドには約1.5倍の発毛効果や薄毛抑制効果があると複数の臨床試験において確認されています。

なぜなら、2型の5αリダクターゼしか阻害しないフィナステリドに対し、デュタステリドは1型と2型両方の5αリダクターゼを阻害するから。

デュタステリドの作用

そして、それだけの効果があるにもかかわらず副作用はフィナステリドと同等程度であることは臨床試験で実証されており、データを見る限りデュタステリドはフィナステリドに劣る面は一切見当たりません。

つまりフィナステリドよりデュタステリドの方が良いという結論になる。

信頼性と価格がネックか

しかし、フィナステリドからデュタステリドへの移行は思いのほか進んでいない印象を受けます。5ちゃんねるの口コミや商品レビューを見ても発毛剤の主役は今でもフィナステリドとミノキシジル。現在も第一線はミノフィナなのです。

考えられる理由は3つ。その1つは信頼性です。

デュタステリドは複数の臨床試験によってフィナステリドを上回る発毛効果が確認されていますが、その数や実績はフィナステリドに遠く及ばないというのが実情。

「エビデンス(科学的根拠)」と呼べるものはアメリカで約400名を対象に行われた試験と、各国の合同で約900名を対象に行われた臨床試験以外にこれといったものは存在しないのも不安要素か。

そんな背景もあってか、デュタステリドを発毛剤として認可しているのは日本と韓国のみで、発毛剤の本場であるアメリカの食品医薬品局(FDA)が発毛剤として認めているのは依然としてフィナステリドとミノキシジルのみ。

世界中で発毛剤して認可・使用されているフィナステリドやミノキシジルに比べると、デュタステリドは明らかに実績不足。ゆえにその効果に対し懐疑的な見方をしている人も多いのです。

副作用が強いのではないかという懸念

デュタステリドはフィナステリドの1.5倍の発毛く効果があるという触れ込みで登場しましたが、基本的な作用はフィナステリドと同じでありながら効果が高いということは、副作用も強いのではないかという懸念を生み出しています。

前述したように複数の臨床試験においてデュタステリドの副作用はフィナステリドと同等レベルという結果が出ているものの、効果は1.5倍で強くて副作用は同じなんて虫がいい話はあるのか?…という疑問は頷ける。

実際、DHTの生成抑制作用においてもフィナステリドが約7割減らすのに対しデュタステリドは9割以上減らすというデータが。男性ホルモンであるDHTをそれだけ減らすのであれば性機能障害の副作用もより強いものになりそうではある。

デュタステリドの副作用がフィナステリドより強いというデータは確かに存在しません。それでも何となく怖い…そういう心理が働いているものと思われます。

値段が高い

デュタステリドは高い。効果は1.5倍かもしれないが、価格も1.5倍以上。

例えば日本国内で処方されているデュタステリド製剤ザガーロとフィナステリド製剤プロペシアを比べると、プロペシアが1ヶ月分6,000~7,000円なのに対し、ザガーロは9,000~10,000円。

個人輸入での価格を比べても、シプラ社が製造販売するフィナステリド製剤フィンペシアが100錠でおよそ3,000円。同じくシプラ社のデュタステリド製剤デュプロストは100錠で約5,500円。もはや2倍近いのです。

発毛剤は長期間使用する必要があるだけに、価格は大きなネックになるでしょう。

ただ、海外製のデュタステリド製剤で最も人気があるベルトリドであれば3箱(300錠)同時購入で約11,000円と大きく割り引かれるなど、フィナステリドと比べ遜色ない価格で買える方法もあるんですけどね。


発毛剤は失敗が許されない薄毛に使用するとあって信頼性が重要になり、デュタステリドの場合副作用や価格がネックになるのも理解できます。それはミノキシジルとの併用となればなおさらでしょう。

とはいえ、安価に購入できる海外製のものでは徐々にデュタステリドへの移行が進み始めているのも確か。レビューなども膨大な数に及んでいますしね。

信頼性や価格に加え“効果を増強させる余地”を残すという意味でもまずはフィナステリドとミノキシジルの併用でスタートするべきですが、それでも満足な結果が出なければフィナステリドをデュタステリドに切り替えてもいいと感じています。

ミノデュタの時代は近い。

ベルトリド100錠の詳細

ミノキシジルは内服薬?外用薬?

ミノキシジルは内服薬?外用薬?

「ミノフィナ」と呼ばれるフィナステリドとミノキシジルの併用では、一般的により効果が高いミノキシジルタブレットが用いられます。価格面でも外用薬よりミノキシジルタブレットの方が安いですしね。

ただし、上でも書いたようにミノキシジルは本来血圧を下げる薬であることからミノキシジルタブレットには副作用リスクがあります。

どんなに高い発毛効果があるものでも副作用により続けることができないのであれば意味がありません。ゆえにまずはフィナステリドとミノキシジル外用薬の併用で始めてみるのも手ではないでしょうか。

ミノキシジル外用薬でも十分な効果が期待できる

そもそもミノキシジル外用薬はオーソドックスな濃度5%のものでも1平方センチメートルあたり約22本増えるというデータがあります。個人差はあるでしょうが大ぜいを集めて平均をとれば約22本増えるという意味。

ハゲていない人の髪の毛は1平方センチメートルあたり約150本生えているとされます。ミノキシジル外用薬で22本増え、そこにフィナステリドの効果も乗るわけですから、十分な効果が期待できるのです。

リアップX5プラスやメディカルミノキ5、リグロEX5など日本のミノキシジル外用薬だと約7,500円ほどと高価ですが、アメリカ製のリグロースラボであれば5%で約1,900円、高濃度となる15%でも3,930円と非常に安価です。

まずは副作用が少ないミノキシジル外用薬とフィナステリドの併用から開始し、状況に応じてミノキシジルタブレットの切り替えるというのが現実的ではないでしょうか。

リグロースラボの詳細

ミノフィナ併用のまとめ

ここまでフィナステリドとミノキシジルの併用について書いてきました。どういうメリットデメリットがあるのか見えてきたのではないでしょうか。

世界的に発毛効果が認められている成分はフィナステリドとミノキシジル以外に存在せず、日本や韓国で認可されているデュタステリドを含めても3つ。その中でフィナステリドとミノキシジルの作用が全く違うことは大きな意味があります。

作用が違うからこそ相乗効果が期待でき、また副作用を分散できるという見方も。だからこそフィナステリドとミノキシジルの併用は薄毛に悩む人に絶大な支持を得ているのです。

価格面でもフィナステリド内服薬であるフィンペシアやフィナロイドと、ミノキシジル外用薬リグロースラボM5の併用であれば1ヶ月3,000円でお釣りがきます。フィナステリドとミノキシジルタブレットにいたっては2,000円で済む。

ちなみに日本のプロペシアとリアップX5プラスネオの組み合わせは約15,000円。ぼったくり感が凄まじい。

本気で薄毛対策に乗り出している人にとっては常識となっているフィナステリドとミノキシジルの併用。もしあなたがどうしてもハゲを解消させたいのであればこれ以外に有効な手段は存在しないと断言できます。

ただし、フィナロイドは発毛剤として世界中で承認・使用されているため安全性が高い一方、ミノキシジルタブレットは副作用リスクの懸念から発毛剤として承認している国は存在しない点に留意。

できる限り副作用リスクが少ないミノキシジル外用薬を使用し、どうしてもミノキシジルタブレットを使用したい場合はAGAクリニックを受診し医師と相談のうえ処方してもらうようにしてください。

フィナロイド1mg100錠の詳細

高い効果で人気の発毛剤

あわせて読みたい関連記事

カテゴリ一覧