フォリックスFR12の効果や成分は?

フォリックスFR12の外観

高濃度ミノキシジルが特徴のフォリックスシリーズといえば、同成分を15%、16%配合するFR15やFR16に注目が集まりがち。しかしバランスという面では12%のFR12が一番かもしれません。

ミノキシジルの濃度と発毛効果は基本的に比例するのは間違いないので、薄毛治療の観点から見れば濃い方が良いと考えがち。しかし副作用への懸念を持っている人からすれば、高濃度であればあるほど心配になってしまうのも事実。

そういった面でFR12はフォリックスらしい高濃度ミノキシジルを実現しながらもFR15やFR16ほど強力ではなく、まさに「ちょうどいい」のではないでしょうか。

ここではそんなフォリックスFR12の詳しい成分や「他のシリーズと比べて価格や効果はどうなのか」という点など、様々な方向から取り上げていきます。

    目次
  1. フォリックスFR12とは?
  2. 製造メーカーは?
  3. フォリックスFR12とポラリスNR-11の成分比較
  4. 注目成分とその作用
  5. 安全性に配慮しPG不使用
  6. 浸透力を高めるリポスフィアテクノロジー
  7. フォリックスFR12の副作用
  8. フォリックスFR12を使ってはいけない人
  9. フォリックスFR12の価格
  10. フォリックスFR16と比べてどうよ?
  11. プロペシアなどと併用しても大丈夫?
  12. フォリックスFR12の総評・まとめ

フォリックスFR12とは?

フォリックスFR12とは

フォリックスFR12は2017年9月から個人輸入代行業者が取り扱うようになった新しい発毛剤とあってご存知ない方も多いと思います。

フォリックスという発毛剤のブランドは、最大16%のミノキシジルを配合するとあって人気を博していたポラリスシリーズの後継商品という位置づけで、主要な成分はほぼ同じである上に価格も同額にしているのが特徴。

高濃度ミノキシジル以外にも、近年一定の発毛効果が認められたアデノシンやプロシアニジンB2など複数の育毛成分を使用しているフォリックスシリーズの中にあって、フォリックスFR12は発毛成分フィナステリドを配合。

そのため、ミノキシジル濃度という点ではFR15やFR16に劣る一方で、フィナステリドの効果によりFR12はフォリックスシリーズの中でも高い効果が期待できる商品と言っても過言ではないでしょう。

製薬メーカーは?

ポラリスの“後継”とはいっても同じメーカーが製造・販売しているわけではないため、「ただのパクリ商品なんじゃないの?」と感じる人もいるかもしれません。

実際にポラリスとフォリックスのメーカーを見てみると…

  • フォリックス … サファイアヘルスケアLLC
  • ポラリス … ポラリスリサーチラボラトリーズ社

このように会社が違うので一見無関係に感じるのも無理はない。

しかし、この2つの会社は大元が一緒…というよりは、ポラリスリサーチラボラトリーズ社は「DSヘルスケアグループ」の子会社であり、DSヘルスケアグループが社名変更して生まれたのがサファイアヘルスケア社となります。

社名変更以降ブランドの統合を進めており、ポラリスやドクターゼロといったブランドを「フォリックス」や「リグロースラボ」にする動きが活発化。つまりフォリックスはポラリスの完全なる後継商品なのです。

そして、ここで取り上げるフォリックスFR12はポラリスでのNR-11のポジションとなり、ミノキシジル12%に加えプロペシアやフィンペシアなどでお馴染みのフィナステリドも配合している点が大きな特徴となります。

フォリックスの頂点にはミノキシジルを16%配合するFR16が存在するので、それに比べるとインパクトに欠けるものの、日本のリアップX5やアメリカの本家ロゲインなどミノキシジル外用薬の主流が5%であることを考えれば十分高濃度といえる。

フォリックスFR12の全成分

フォリックスFR12の全成分

では、フォリックスFR12が具体的にどういった発毛剤なのか知ってもらうために全成分を見てみましょう。

フォリックスFR12
成分
純水
エタノール(SDA 40B-190溶媒)
プロパンジオール
ミノキシジル硫酸塩
乳酸
アジピン酸ジイソプロピル
フェノキシエタノール
カプリリルグリコール
アデノシン
変性アルコール
パンテニルエチル
イノシトール
乳タンパク
乳糖
アセチルシステイン
アセチルメチオニン
クエン酸Na
クエン酸
酢酸トコフェロール
メントールクリスタル
ジブチルヒドロキシトルエン
セイヨウハッカ油
アルファトラジオール
ピロ亜硫酸Na
フィナステリド
ミリストイルペンタペプチド-17
アゼライン酸

リン脂質
レチノール
トリペプチド-1銅
ポリソルベート80

フォリックスFR12の主要な成分はミノキシジル12%とフィナステリド、そしてアデノシンやアゼライン酸、トリペプチド-1銅などが配合されていることが見て取れます。

高濃度ミノキシジルが売りのフォリックスシリーズですからミノキシジル12%は驚くべきことではありません。アデノシンやアゼライン酸も他のフォリックスシリーズに配合されている。

そう、フォリックスFR12の最大の特徴は外用薬にもかかわらずフィナステリドが配合されているという点なのです。これがフォリックスFR12のアイデンティティといっても過言ではありません。

注目成分とその作用

フォリックスFR12の注目成分と作用

フォリックスFR12の全成分を見て頂いたところで、主要な成分にどういった作用や効果が期待できるのかを紹介していきたいと思います。

お前なんかに説明されるまでもなく分かってるわ」という人はスルーで。

ミノキシジル

フォリックスFR12が持つ発毛効果の大部分を担っているであろうミノキシジル。値段ばかり高い日本のリアップX5プラスの含有量は5%であるため、約2.5倍の濃度ということになります。

ミノキシジルは元々高血圧患者の血圧を下げる治療薬として開発されたもので、1979年から使用を開始した非常に歴史のある成分。

これを服用した患者の多くに全身の毛が濃くなる多毛症の副作用が見られたため、発毛に対する臨床試験を経て副作用の少ない外用発毛剤として使用されるようになりました。

気になるのは12%という濃度が一般的な5%のものに比べどの程度効果的なのかという点ではないでしょうか?しかしこれ、明確な答えを出せるメーカーや人は存在しないというのが実情。

なぜならミノキシジル外用薬の臨床試験は5%以下のものでしか行われていないから。しかしこれでは身も蓋もないため、フォリックスFR12に含まれる12%のミノキシジルでどの程度の効果が期待できるか推測しましょう。

ミノキシジル1%のリアップと同5%のリアップX5プラスの臨床試験結果を見てみると、1%は1平方センチメートルあたり髪の毛が約16本増え、5%では約22本増えています。その差約6本。5倍濃度だから効果も5倍とはなりません。

ミノキシジル1%と5%の効果の差
出典:大正製薬商品情報サイト


5倍で6本しか増えないのであれば、リアップX5プラスの2.4倍濃度であるフォリックスFR12での上積みは乱暴な計算で約3本。

一方、「1%から4%増えて5%になったら6本増えた」という視点から考えると、5%に対し7%多いことになるフォリックスFR12は15~16本くらい上積みしてもおかしくはありません。

そのあたりのバランスを考えるに、リアップX5プラスやカークランドといったミノキシジル5%製剤に比べ1平方センチメートルあたり平均して10本前後の上積みが望めるのではないでしょうか。

つまり1平方センチメートルあたり平均して30~35本の増加が期待できるのではないかと。もちろん発毛剤の効果は個人差が大きいため、これより少ない人もいれば多い人もいるでしょうが。

かなり乱暴な計算であることはご了承ください。

フィナステリド

ミノキシジルと同様に世界中で使用されている発毛成分といえば、プロペシアやフィンペシアの主成分であるフィナステリド。日本の厚生労働省に当たるアメリカの食品医薬品局(FDA)において発毛成分と認められているのはミノキシジルとフィナステリドの2つのみ。

フィナステリドはプロペシアに代表されるように内服薬として使用するのが一般的。しかしフォリックスFR12は外用薬にもかかわらずこれを配合しています。

基本的な作用は男性型脱毛症(AGA)の原因となるジヒドロテストステロン(DHT)の生成に深く関わる5αリダクターゼという酵素の働きを阻害するもの。

フィナステリドの効果

これは確固たるエビデンス(医学的根拠)のある作用なのですが、それはあくまでも内服薬として使用した場合のものであって、外用薬としてこの効果がどれだけ発揮されるのか明確に示したデータは存在しないのも事実。

ただし、ミノキシジルとフィナステリドを組み合わせた外用薬がミノキシジルのみの外用薬より高い効果を示したという研究結果は複数存在します。

参照サイト:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23193746(英語)

この中ではフィナステリドを外用とすることで副作用リスクを大幅に減らすことができ、かつミノキシジル単体に比べミノキシジル+フィナステリド0.1%製剤の方が優位に効果的だったと結論付けています。

そもそもフィナステリドは経皮吸収されるのは間違いないため、まったく効果がないということはなさそう。フィナステリドは分子量が小さいため角質層を抜け真皮や血管に到達することが分かっているのです。

それが「胎児への悪影響が懸念されるため妊婦はフィナステリドに触ってはいけない」と注意喚起がなされる理由でもあります。裏を返せばフィナステリドはそれだけ経皮吸収されるということ。

旧製品であるポラリスでの実績もありますし、同じくサファイアヘルスケアからリグロースラボFIM25というフィナステリドが主成分の外用薬も販売されている点を考えるに、フィナステリド外用にも期待が膨らみます。

アルファトラジオール

フォリックスFR12のアルファトラジオール フォリックスFR15やFR16に配合されていない成分であるアルファトラジオールはFR12の特徴と言えるもの。

作用はフィナステリド同様に5αリダクターゼを阻害して薄毛の原因となるDHTの生成を抑制するというもの。

フォリックスFR12やポラリスNR-11、パントスチンなど海外の育毛剤や発毛剤には使用されることがあるものの、日本においては馴染みのない成分といえます。

それだけにフィナステリドレベルの効果までは望めないと見るべきですが、長い歴史があり一定のデータも存在する成分なので、日本の育毛剤に配合されるM-034(笑)とかアルガス2(笑)とかに比べれば遥かに信用できる。

アデノシン

ポラリスNR-11からフォリックスFR12に移行して新たに配合されたアデノシンは、資生堂が販売するアデノバイタルやアデノゲンの主成分としても知られる成分。

ミノキシジルやフィナステリドのように薄毛になってしまった部分から新たな髪の毛を生やす発毛効果はないと見られていましたが、その後のいくつかの試験により一定の発毛効果を確認。

それを踏まえ2017年に策定された「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン」において、フィナステリドやミノキシジルといった発毛剤に次ぐ評価を得るに至っています。男性のみに対してですが。

アデノシンの評価

フォリックスFR12に高濃度で配合されているミノキシジルに比べれば期待は薄いものの、補助的な成分として考えればこれほど心強いものはないかもしれません。

Follicusan

Follicusan(フォリクサン)とは?

Follicusan(フォリクサン)はアルファトラジオール同様フォリックスFR15やFR16には配合されない特徴的な成分。しかし説明文には「毛包を活性化し、脱毛を抑える育毛ブレンド」という説明しかなされていない謎成分。

少し調べてみたら以下の成分で構成されていることが判明。

水、変性アルコール。、パンテニルエチルエーテル、乳タンパク質、乳糖、イノシトール、アセチルシステイン、アセチルメチオニン、クエン酸ナトリウム、クエン酸

この成分について解説している海外のサイトを見てみると、毛乳頭細胞を刺激し成長期の毛包を増やすと共に、休止期の毛包を減らす効果があるとしている。

「Follicusan(フォリクサン)」という名前は「フォリックス(Follics)」というブランド名に酷似しており、「この成分から名前を付けたのか?」とも考えたが、FR15やFR16に配合されていないことを考えるとやや不自然か。

日本では全く馴染みのない成分ながら、フォリックスFR12の売りとなる成分のひとつとして掲載されていることから、海外では一定の評価を受けているのかも。

安全性に配慮しPG不使用

フォリックスFR12はPG不使用

フォリックスFR12に限らずフォリックスシリーズの特徴のひとつとしてプロピレングリコール(PG)不使用という点が挙げられます。

このプロピレングリコールは化粧品や食品などに広く使われる溶剤ではあるものの、毒性を指摘する声もあるため、安全性を考慮して使用していないとのこと。

前身にあたるポラリスシリーズや、ロート製薬が販売するミノキシジル5%製剤「リグロEX5」など多くの発毛剤に使用されるプロピレングリコール。気になる人にとってPG不使用は喜ばしいことではないでしょうか。

…まあ、ずぼらな私としてはどうでもいい問題なのだが、そういったものに気を使う人もいると思いますので、参考までに。

浸透力を高めるリポスフィアテクノロジー

リポスフィアテクノロジー

プロペシアやザガーロといった内服薬の発毛剤と違い、外用薬というのは当然ながら頭皮に塗布するもの。そのため「いかに浸透させるか」が重要になるのは言うまでもなく、多くの育毛剤や発毛剤はそこに力を入れています。

それはフォリックスFR12も同様で、そのために取り入れている技術が「リポスフィアテクノロジー」になります。

この技術、リン脂質で作った「リポソーム」というカプセルに成分を閉じ込めものを幾重にも重ね徐々に効果を発揮するというもの。

ナノサイズという小ささに加え水分にも油分にも高い親和性を示すため高い浸透力を実現。日本でも複数の大手化粧品メーカーが浸透力を高めるためリポソームの技術を取り入れています。

皮膚のバリア機能である角質層は分子量500以下でないと透過できないという特徴があります。しかしミノキシジルやフィナステリドはこれを大きく下回っているため、そもそも浸透しやすい資質を持った成分。

そこにリポスフィアテクノロジーが加わるのですから、浸透力は折り紙付きといえるかと。風呂上がりに使用するであろう夜に比べ頭皮の皮脂汚れが気になる朝の使用においても、脂にも水にも親和性が高いリポソームなら安心。

浸透力という面もそうですが、高い人気を誇った前身ポラリスシリーズの象徴的な技術をフォリックスも取り入れていることで信頼性を高めていると言ってもいいでしょう。

フォリックスFR12の副作用

フォリックスFR12の副作用

12%のミノキシジルをはじめフィナステリドやアデノシンなど注目の成分を複数配合し、高い発毛効果や育毛効果を期待できるフォリックスFR12ですが、医薬品成分を使っているだけに副作用も気になるところですよね。

結論から書くと、フォリックスFR12による副作用というのはせいぜい頭皮のかゆみや炎症程度で、重篤なものが出る可能性はほぼゼロです。

心配を解消するためにリアップX5の臨床試験での副作用を見て下さい。

リアップX5の副作用
調査施設数 518
調査例数 3,072
副作用発現例数 271
副作用発現率(%) 8.82
副作用発現件数 378
副作用の種類 副作用発現件数(率)
一般・全身障害および投与部位の状態 192(6.25%)
適用部位そう痒感 123(4.00%)
適用部位発疹 43(1.40%)
適用部位紅斑 31(1.01%)
皮膚および皮下組織障害 70(2.28%)
頭部粃糠疹 33(1.07%)
接触性皮膚炎 32(1.04%)

副作用のほとんどは頭皮に合わないことによる皮膚トラブルで、多くの人が心配しているような低血圧や心臓への負担といったものが出ることはほとんど考えられません。内服薬と違い外用薬の場合、成分の効果が全身に及ぶ可能性はほとんどないのです。

フィナステリドに関しても同様。

フィナステリドを主成分とするプロペシアやフィンペシアは勃起障害や性欲減退といった性機能障害の副作用リスクが存在しますが外用薬でこれらが出ることはまず考えられません。

前述したとおりフィナステリドの外用薬はミノキシジルと併用することによってより高い効果が期待できる一方、副作用のリスクがほとんどないという試験結果もありますからね。

まあ、「性機能障害の副作用が出る」と強く思い込めば、暗示によるノセボ効果でそれに準じた症状が出る可能性は否定できませんが。

ネット上にはミノキシジルやフィナステリドの危険性を異常なまでにクローズアップしているサイトが多く、外用薬ですら「危険」とのたまう異常なサイトも散見されますが、あれは育毛剤を売りたいがために発毛剤のネガティブキャンペーンを行っているにすぎないので騙されないようにして下さい。

フォリックスFR12を使ってはいけない人

フォリックスFR12を使えない人

フォリックスFR12は薄毛男性の強い味方で、副作用の心配もほとんどないものの、以下に当てはまる人は使用することができません。

  • フォリックスFR12に含まれる成分でアレルギーを起こした事がある人
  • 未成年
  • 女性
  • 円形脱毛症など壮年性やAGA以外の脱毛症を患っている人
  • 脱毛が急激な人、髪が斑状に抜けている人
  • 心疾患を患っている人
  • 降圧薬を服用している人

特に注意して欲しいのは女性。

ミノキシジルは女性が使える唯一の発毛成分ながら、12%という濃度は女性が使うにはあまりにも高濃度。なぜなら、女性用のミノキシジル外用薬は1%もしくは2%が世界的な主流だからです。

また、FR12に含まれるフィナステリドは女性に効果がないという見方が大勢であるうえ、妊婦にとっては胎児の生殖器の成長を阻害する可能性があるとして触ることすら禁忌とされています。

加えてミノキシジルは本来血管を広げて血圧を下げる薬なので、心臓に何らかの疾患を抱えている人や血圧を下げる薬を服用している人は使用が禁じられています。

とはいえ、上でも書いたようにミノキシジルといえど外用薬での使用では深刻な副作用が出る可能性はほとんどなく、万が一のトラブルやクレームを避けるために先回りした注意書きというのが実情でしょう。

ただ、女性は使わないほうがいいのは間違いない。

フォリックスFR12の価格

フォリックスFR12の価格

続いてフォリックスFR12の価格を見てみます。一応比較対象として旧製品であるポラリスNR-11の価格も併せて掲載しておきます。

商品名 ミノキシジル濃度 価格
フォリックスFR12 12% 5,180円
ポラリスNR-11 12% 5,180円

…一緒です。

ただ、主要な成分が同じである上にフォリックスFR12にはアデノシンやアゼライン酸、Follicusanなどの成分が追加されていると考えると、実質は安くなっている印象すら受けます。

新規ブランドというマイナス点を補うという点ではちょうどいいのかな?

ミノキシジル5%以外にこれといった成分が入っていないリアップX5プラスが7,752円することを考えると、独占市場でいかにぼったくっているかが分かる。

厚生労働省が他のメーカーにもミノキシジルの使用を認めればもっと安くなると思っていたが…リアップジェネリックが多数登場した2018年以降もリアップX5プラスが値段を下げる気配は一切ない。

12%のミノキシジルに加え様々な成分がこれでもかと配合されてなお5000円強で購入できるフォリックスFR12はバーゲンプライスといえるでしょう。

フォリックスFR16と比べてどうよ?

フォリックスFR12とフォリックスFR16比較

フォリックスシリーズの中では中間くらいのミノキシジル濃度で、かつアルファトラジオールやFollicusanなどが配合されているとあって、FR12は高い人気を誇っています。

しかし、5,180円という値段は最強外用薬であるミノキシジル16%のFR16と同じ。「ぶっちゃけFR16の方がいいんじゃね?」と感じる人もいるでしょう。

ちなみに成分を比べてみると…

フォリックスFR12 フォリックスFR16

純水
エタノール(SDA 40B-190溶媒)
プロパンジオール
ミノキシジル12%
乳酸
アジピン酸ジイソプロピル
フェノキシエタノール
カプリリルグリコール
アデノシン
変性アルコール
パンテニルエチル
イノシトール
乳タンパク
乳糖
アセチルシステイン
アセチルメチオニン
クエン酸Na
クエン酸
酢酸トコフェロール
メントールクリスタル
ジブチルヒドロキシトルエン
セイヨウハッカ油
アルファトラジオール
ピロ亜硫酸Na
フィナステリド
ミリストイルペンタペプチド-17
アゼライン酸

リン脂質
レチノール
トリペプチド-1銅
ポリソルベート80


純水
プロパンジオール
ミノキシジル16%
ベヘントリモニウムメトサルフェート
セタノール
香料
フェノキシエタノール
ホホバ油
エミュー油
加水分解コラーゲン
スペアミント油
アゼライン酸
アデノシン
BG

PPG-26ブテス-26
PEG-40水添ヒマシ油
アピゲニン
オレアノール酸
ビオチノイルトリペプチド-1
プロパンジオール
レシチン
リン脂質
フィナステリド
グリセリン
ジ酢酸ジペプチドジアミノブチロイルベンジルアミド
トリペプチド-1銅
アロエベラ液汁
サフラワー油
水溶性コラーゲン
加水分解野菜タンパク
パンテノール
オタネニンジンエキス
ニンジン種子油
オリーブ油
水添野菜油

フォリックスFR12とFR16はミノキシジル濃度こそ違えど、フィナステリドやアデノシン、アゼライン酸、トリペプチド-1銅など共通する成分が多く、FR12の特徴のひとつであるアルファトラジオールやFollicusanに対しFR16ではプロキャピルやアロエベラ液汁が配合されています。

ハッキリ言ってしまうと、ミノキシジル濃度以外は大差ない。

価格まで同じことを考えると、ミノキシジルが4%濃い分FR16の方がお得に感じるのも無理はない気がします。

とはいえ副作用のリスクはFR12の方が少ないでしょうし、「さすがに16%は必要ないだろう」と感じている人も多いと思います。効果があるのであれば可能な限り軽めのものを使用し、今後のために余力を残しておきたいのも事実。

それほど深刻な薄毛でない場合や初めてフォリックスを使う人はフォリックスFR12のほうが良いのではないでしょうか。

用途や部位で使い分ける

フォリックスシリーズの中でフィナステリドを配合しているのはFR12とFR16のみ。価格も同じであることからどちらを使うか悩ましいところなのは間違いない。しかしこの2つ、ミノキシジル濃度以外に決定的に違う点が一つ。

そう、FR12はローションタイプ、FR16はクリームタイプなのです。FR12は他のフォリックスシリーズと同様にサラサラの液状、FR16はシリーズ唯一のこってりした乳白色のペースト。

ローションタイプはどこにでも塗布しやすく伸ばしやすい一方で、おでこやM字部分など傾斜がきつく毛がない場所だと液だれしやすいという欠点があります。

一方のクリームタイプは、おでこやM字部分に塗っても液だれしにくいものの、毛がある程度残っている頭頂部などに対しては薬剤が髪の毛に絡み思うように塗ることができない場合があります。

つまり、M字部分やおでこへの使用がメインであればフォリックスFR16を、頭頂部など髪の毛がある程度残っている部分への塗布がメインであればFR12を選択するのがベター。猛者になると場所や時間帯によって複数の発毛剤を使い分けることも。

フォリックスFR12とFR16の特徴を踏まえ、ご自身の髪の毛や頭皮の状況に応じて使い分けてみてはいかがでしょうか。

プロペシアなどと併用しても大丈夫?

フォリックスFR12とフィナステリド併用

ミノキシジルとフィナステリドを配合しているフォリックスFR12。それだけにフィナステリドを主成分とするプロペシアやミノキシジルタブレットと併用していいのか気になるところではないでしょうか。

というのも、フォリックスのような高濃度ミノキシジルを配合した発毛剤を使おうという人の多くは、フィンペシアやベルトリドなど何らかの内服薬を飲んでいる可能性が高いから。

結論から書くと問題ない

副作用の項目でも書いたようにミノキシジルやフィナステリドといえど外用薬であれば内服と同じ副作用が出ることはほとんどなく、過剰摂取になってしまうといった心配は必要ありません。

実際、公式にも「AGA治療薬と同時に使用しても問題ない」としています。

事実、強者になるとデュタステリド+ミノキシジルタブレットに高濃度ミノキシジル外用薬を組み合わせる最強の組み合わせで発毛に励んでいる。ハゲだけに。

あえて問題を挙げるとすれば、お金がかかることくらいか。

フォリックスFR12の総評・まとめ

フォリックスシリーズといえばミノキシジル15%のFR15や同16%のFR16が真っ先に思い浮かびますが、実際はそこまで必要ないという人も多いのです。

実際、旧製品となるポラリスではミノキシジル12%のNR-11は15%のNR-09に次ぐ人気を誇っていました。それは現在も変わらず、フォリックスFR12は人気NO.1のフォリックスFR15に次ぐ人気となっています。

効果の面だけを考えればFR15やFR16の方が上ですが、いきなりそれらを使ってしまうと体がそれに慣れてしまい、仮に効きが悪くなってしまった場合それ以上強くできないというデメリットも考えられます。

そういったことから、十分な効果が見込めるのであれば、できるだけ弱いものを使うべき。

外用の発毛剤を初めて使うという人はもちろん、リアップX5プラスやカークランドなど5%製剤を使っていたという人は、いきなりFR15やFR16を使うより、まずはFR12を使ってみるべきと考えられるのです。

ポラリスシリーズと違い、ミノキシジル16%を配合したものと成分的に大きな差がなくなってしまったため、「もう少し安くなればいいのに…」と感じるのも事実。

とはいえ、医者が処方する薬のように、副作用のリスクをできるだけ軽減し、かつ上積みの余地を残すため、まずは弱いものから試してみるのがセオリー。ステップアップにちょうどいいとでも言いましょうか。

それでも十分高濃度なフォリックスFR12。同シリーズの中で最もバランスが良いこともあり、発毛剤初心者からヘビーユーザーまで幅広い人に対応できるでしょう。

フォリックスFR12の詳細

高い効果で人気の発毛剤

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