ハゲは5αリダクターゼの量と感受性が原因

薄毛の原因といえば食生活の乱れや喫煙、運動不足、睡眠不足など様々なものが挙げられていると思いますが、実はほとんどが間違い。原因はあくまでも5αリダクターゼとDHTの感受性なのです。

AGAの原因はアンドロゲンレセプターの感受性

サイトや書籍、テレビに至るまで様々なメディアにおいて薄毛の原因には様々な要因が絡んでいるようなことを吹聴していると思いますが、そのほとんどには医学的根拠はありません。

それどころか、男性の薄毛の9割以上を占める男性型脱毛症(AGA)の原因はハッキリしていて、遺伝によって決まる5αリダクターゼの量と、薄毛の直接的な原因となるジヒドロテストステロン(DHT)の感受性がすべて。

そこに他の要因が挟まる余地はほとんどありません。

どういうことか、もう少し詳しく見ていきましょう。

AGAのメカニズム 2つの遺伝構成

男性の薄毛のほとんどを占めているAGAというのは生活習慣や食生活が原因で起こるものではなく、基本的に遺伝によってその大半が決まります。

遺伝によって決まるのは2つ。

男性ホルモンであるテストステロンと結びつき薄毛の原因となるジヒドロテストステロン(DHT)を作り出す5αリダクターゼ(5α還元酵素)の分泌量と、DHTの感受性を決めるレセプター(受容体)の数や感受性です。

もう少し詳しく見てみましょう。

■遺伝による5αリダクターゼの分泌量

AGAの直接的な原因は男性ホルモンであるDHTで、これが毛乳頭細胞に作用することで髪の毛の成長が阻害され薄毛になります。

このDHTはテストステロンという男性ホルモンに5αリダクターゼという酵素が働きかけることによって生み出されるもの。そしてこの5αリダクターゼの分泌量は個人差が大きく、遺伝によって決まるとされています。

5αリダクターゼの分泌が多ければ当然DHTも活発に生成されることになりますので、AGAになる可能性は高くなります。しかし、そこに至るにはDHTの感受性というもうひとつの原因が存在するのです。

■遺伝で決まるDHTの感受性

上で書いたように、5αリダクターゼが多ければDHTも多量に作られることになりますが、DHTの量がどんなに多くても毛乳頭細胞がそれに反応しなければAGAになることはありません。

DHTが毛乳頭細胞に作用するにはアンドロゲンレセプター(受容体)が必要で、その受容体の数や感受性を決めるのが遺伝です。

遺伝的に5αリダクターゼの分泌量が多くDHTが旺盛に作られたとしても、受容体が少なければAGAになる可能性は低くなりますし、逆に受容体が多くても5αリダクターゼの分泌量が少なければ、やはりAGAにはなりません。

つまり、遺伝によって決まる5αリダクターゼと受容体の量が多い場合にAGAが発症する…ということになります。

生活習慣などの改善は意味ないの?

AGAのほとんどが遺伝で決まるというのであれば、多くの毛髪関連企業や育毛サイトが言うような「生活習慣などの改善」で薄毛が治ることはないのでしょうか?

当サイトでは度々「生活習慣や食生活を見直しても薄毛は治らない」と書いているように、AGAに関してはメカニズムがほぼ解明されており、冒頭でも述べたように生活習慣が入り込む余地はほとんどありません。

よく考えてみて下さい。

誰しも周囲にハゲている人がそれなりに存在していると思いますが、そういった人たちの薄毛が改善していく様を目の当たりにしたことがありますか?

フィナステリドやミノキシジルを使用しているなら別ですが、多くの男性がまずは取り組むであろう育毛シャンプーや生活習慣の改善ではAGAは改善しません。

育毛関連サイトや一部AGAクリニックでは「生活習慣を見直せばAGAが改善する」なんて書いている場合もあります。しかしこれに医学的根拠は一切ありません。大事なことなのでもう一度書きます。

生活習慣でAGAになる医学的根拠は一切ありません

金儲けむき出しの一部AGAクリニックではなく、ちゃんとした医療機関のAGA外来や皮膚科であれば、AGAの治療にあたって「生活習慣を見直すと良いでしょう」なんて的外れなことを言うことはほとんどありません。つまりそういうこと。

ただし、AGA以外の薄毛であれば生活習慣やストレスなどが関わっている可能性はゼロではありません。ただしAGA以外となると自己免疫疾患である円形脱毛症や脂漏性皮膚炎などが代表的になると思われ、必ずしも生活習慣やストレスが原因ではないんですけどね。

そもそも円形脱毛症や脂漏性皮膚炎はAGAとは明らかに抜け方や症状が異なりますので、AGAに知識がない人でも「これは普通のハゲではないな」と気づくでしょう。つまりAGAで悩む人とは探す情報が異なります。

当サイトや育毛関連サイトに訪れる男性のほとんどは男性の薄毛の9割以上を占めるAGAなので、そういった人に「生活習慣を―」なんていうのはナンセンス以外の何ものでもありません。

5αリダクターゼやレセプターを減らす根本的な方法は?

5αリダクターゼやアンドロゲンレセプター(受容体)が遺伝によって決まるとして、それを減少させる根本的な解決法はないのでしょうか?

残念ながら現状で根本的な治療法は存在しません。

育毛シャンプーはただの気休め、育毛剤では新たな髪は一切生えず、医学的に髪が生えると唯一認められているフィナステリドやデュタステリド、ミノキシジルといった発毛剤ですら対症療法に過ぎないのが実情。

フィナステリドやデュタステリドはDHTを作り出す5αリダクターゼの働きを阻害しDHTの生成を抑制しますが、それは薬を飲んでいる間だけの話。

一方のミノキシジルは毛母細胞の分裂や増殖を強力に促進させる発毛作用によってDHTの成長阻害作用を強引に抑え込みますが、これもやはり薬を飲んでいる間だけのもので、止めてしまえば薄毛に逆戻りです。

遺伝子治療などがもっと進歩してくれば根本的な治療が可能になるかもしれません。しかし現状では発毛剤の効果で薄毛を改善させる方法以外の治療法は確立されていません。

現状は対症療法のみだが…

AGAの原因が遺伝によって決まる5αリダクターゼの分泌量とDHTの感受性を左右するアンドロゲンレセプターと聞いて絶望を感じる人もいるかもしれません。

なぜなら、薄毛の原因が「生活習慣」と聞かされれば改善への期待も膨らみますが、「遺伝」と言われてしまえば現在の医学ではどうにもならない領域だからです。

そんな絶望感に苛まれている人はこう考えてみて下さい。

生活習慣やストレス、タバコ、酒など原因が多くあれば対処も大変ですし、色々と我慢しなければならないことも多くなりますが、それが遺伝のみというのであれば発毛剤を使用すればいいだけの話だと。

医学的根拠のない情報に踊らされて育毛剤やシャンプーに無駄金を使ったり、余計な我慢を強いられてなお「生えねぇ…」と絶望するより、遺伝と割り切って発毛剤を使うor諦める方がよっぽどいいと思います。

海外製の発毛剤であれば1ヶ月1,000~2,000円で十二分な効果が得られますしね。

男性の薄毛の9割以上はAGAであり、そのAGAの原因は遺伝によって決まる5αリダクターゼの分泌量とアンドロゲンレセプターの量です。

これさえ受け入れられれば治療に余計な時間とお金を使うこともなくなるはず。

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