ハゲが髪の毛のボリュームを出す簡単な方法
髪の毛のセットが決まらない。どう頑張っても髪がペタッとしてしまう…髪の毛自体の本数が減っているうえに1本1本の髪の毛の太さ自体も細くなっているハゲの悩みは尽きません。
これを解消するには薄毛を改善するのがベストではあるものの、育毛剤は高いし面倒、副作用も怖い。スカ〇プDなどの育毛シャンプーもやたらと高価で使う気にならない…そう考えている人も多いのではないでしょうか。
発毛剤であれば髪の毛を増やす効果があるものの、その効果を持続させるには半永久的に使い続けなければならず、そこまでしたくはない。でも可能な限りボリュームを出したいものですよね。
お金をかけず、かつ手軽に髪の毛のボリュームを出す方法ってないのでしょうか?
髪にボリュームがなくなってしまう理由
そもそもなぜ髪の毛のボリュームがなくなってしまうのか?
生まれつき猫っ毛で、若い頃から髪の毛が軟らかくボリュームがなかったという人もいるでしょうが、多くの場合若い頃は十分なボリュームがあったにもかかわらず、年齢と共にボリュームがなくなってきたのではないでしょうか。
髪の毛のボリュームがなくなってくる理由はいくつか考えられます。
髪の毛が細くなってきた
人間の体が20代前半くらいをピークに徐々に衰えてくるように、髪の毛も加齢と共に確実に衰え、やせ細ってきます。
年齢と共に髪の毛の太さがどういった推移を辿るのかというと…
男性の髪の毛の太さのピークは10代後半~20代前半で、そこからは細くなる一方。髪の毛の本数自体は変わらなくても、1本1本が細くなればボリューム感は減少してしまいます。場合によっては「薄毛になった?」と感じてしまうことも。
何歳くらいから細くなってくるか、またその度合いは個人差があるため、ボリュームが減ったからといって必ずしも細くなったことが原因とは言い切れませんが、男性であれば30代以降は確実に細くなってくると思っておいたほうがいいでしょう。
薄毛(AGA)
髪にボリュームがなくなってくる要因として、髪の毛が細くなる以外の大きな理由が「薄毛(AGA)」です。
男性型脱毛症(AGA)によって健康な髪の毛が減ってくれば、当然ながらボリューム感は激減します。そこに加齢による髪の毛の痩せも重なるわけですから、驚くほどの短期間で「ボリュームがなくなった」と感じるケースも。
髪の毛が細くなることによるボリュームダウンと薄毛の見分け方は、側頭部や後頭部の髪の毛に比べ前頭部、頭頂部のボリューム感に違いがあるかどうか。
髪の毛が細くなることによるボリュームダウンであれば、側頭部や後頭部と前頭部・頭頂部の髪の毛の太さやボリューム感はあまり変わらないはず。
一方、男性の薄毛の9割を占めるAGAの場合、前頭部や頭頂部のみが薄くなるという特徴があるため、側頭部や後頭部の髪の毛に比べ、前頭部や頭頂部の髪の毛は細く、少なくなるため、明確な違いを感じるでしょう。
髪にボリュームを出して薄毛を隠す方法
髪の毛にボリュームを出しハゲ部分を隠す方法はいくつも存在します。しかしお金や手間がかかったり副作用のリスクがあったりするものも多く、手軽にボリュームを出す方法はある程度限られてしまうのが実情。
そんな中、できるだけ簡単かつお金をかけずにボリュームを出す方法を挙げてみましょう。
リンスやコンディショナーを使わない
一番手っ取り早く、かつ手間がかからないのはリンスやコンディショナーを使用しないこと。もちろん今現在これらを使っているという前提になりますが。
リンスやコンディショナーは髪の毛をサラサラにする作用があります。そのためこれらを使わないと髪がキシキシゴワゴワすると感じる人もいることでしょう。
しかし、髪の毛は引っかかりがあるほうがボリュームが出ます。引っかかりがあることで摩擦が生まれ、髪の毛が立ったりふわっとしたりしやすくなるから。反対にサラサラになると髪は寝やすくペタッとしてしまいがち。
髪の毛は毛先に行けば行くほど作られてから時間が経っていることから痛みやダメージが蓄積される傾向に。ゆえに長い女性であればリンスやコンディショナーを使用することで毛先のボリュームを抑え滑らかな指通りを実現できます。
しかし髪の毛が短い男性であればリンスやコンディショナーはハッキリ言って不要。男でもサラサラヘアーがもてはやされた1980年代であればまだしも、髪に動きを出すのが一般的な現代にリンスやコンディショナーなど必要ない。
リンスやコンディショナーを使わないということは、それだけ手間を省けるということでもあります。余計な手間が省けて、しかも髪の毛にボリュームが出る…これを実践しない手はありません。
サイドの髪を短くする
髪の毛自体にボリュームを出すというよりは、ボリュームがあるように見せる方法がこれ。
ご存知の通り私たち男性のハゲのほとんどは男性型脱毛症(AGA)です。そのAGAは側頭部や後頭部の髪の毛はそのままに、生え際から頭頂部の髪の毛のみが薄くなるという悲しい特徴がありますよね。
そのため、薄毛の男性が何も考えずに髪を伸ばすとトップのボリュームがない一方でサイドや後頭部はこんもりという状態に陥ります。これがまた非常にダサい。そしてAGAを際立たせる典型的な髪形でもある。
こんな感じですね。
これを回避するにはどうすればいいか?そう、サイドの髪の毛を短くすればいいのです。それも可能な限り短く。ソフトモヒカンがハゲを目立たせない定番の髪形である点からも納得ですよね。
定期的に美容室や理容室で刈り上げてもらってもいいでしょう。セルフカットに抵抗がないなら比較的短いスパンでバリカンをサイドに入れると、トップのボリュームをより強調することができます。
…いや、ハゲているんだから本当はトップにもボリュームはないんだけどね。それでも側頭部を短くすることで相対的にボリュームがあるように見えるわけですよ。目の錯覚を利用した詐欺…もとい戦略的な髪形と言えるでしょう。
整髪料を上手に活用する
オシャレな髪形を作り出すうえで欠かせない整髪料。しかしハゲてくると整髪料の使用は2極化する傾向にあります。それは「髪の毛の保護のために使わない」「ハゲを隠すためにガッツリ使う」というもの。
薄毛部分を覆い隠すように髪の毛を被せ、ハードスプレーでがっちり固める…さながら弱点を隠す鎧のよう。しかしこういうのって本人はハゲを隠せていると思っていても、周囲は気付いていることが多いんですよね。
一方、整髪料は地肌につくとハゲを助長したり、髪の毛に無理な力がかかったりするイメージもあってか、頑なに整髪料を使わない人もいます。
これらは髪の毛のボリュームを出すという観点からは完全に間違っています。
髪の毛のボリュームを出してハゲを目立たなくする際の基本は「ふわっとさせる」というもの。自然なレベルで地肌を見せつつも髪のボリュームを演出する。これが重要になるのです。
そうなると使用するのはワックスやジェル…ではありません。これらは動きを出したり髪の毛をある程度束にしたりするのには適していますが、髪を束にする行為は薄毛を助長しかねないうえに時間と共に崩れやすい特徴があるから。
おすすめしたいのはハードスプレー。といってもガチガチに固めるわけではありません。ドライヤーである程度フワッと仕上げたうえでほんのちょっとだけ振りかけるだけでいいのです。
重要なのはスプレー缶をできるだけ離してサッと全体に振りかけるという点。ほんの一瞬でいいのです。ハードスプレーを振りかけてすぐに軽くもみこむと、髪の毛に驚くほどの引っかかり感が生まれているはず。
「リンスやコンディショナーを使わない」という所でも書きましたが、髪の毛に自然なボリューム感を出すのに必要なのは「引っかかり」。髪の毛同士が引っかかってはじめて立った状態やふわっとした髪形が維持できるのです。
「整髪料を使うとハゲが酷くなりそう」と感じる人もいるかもしれません。しかしそれは大きな間違い。AGAの原因はあくまでも男性ホルモンであり、整髪料が髪や頭皮に付着したからといってハゲることはありません。
整髪料がハゲを助長するといった間違った情報を鵜呑みにせず、上手に活用し髪の毛のボリューム感演出に役立ててみてはいかがでしょうか。
理想はやはり発毛剤の使用
副作用のリスクを排除できない発毛剤をここで取り上げるべきではないのは重々承知ですが、それでも髪の毛のボリュームを劇的に増やすことができる方法は、現状では発毛剤の使用しか存在しないのが実情。
ちなみに「発毛剤」ね。フィナステリド、デュタステリド、ミノキシジルの3つのこと。ドラッグストアやネット上で売られているチャップ〇ップやブ〇カなどの医薬部外品の育毛剤では決してない。
フィナステリド、デュタステリド、ミノキシジルの3つの発毛成分は、その名の通りハゲてしまった部分から髪の毛を生やす効果があります。髪の毛が増えるのですから当然ボリュームは劇的にアップします。
加えて軟毛を太い毛にする作用もあります。実際数々の臨床試験において太い毛が増えることが確認されているのです。髪の毛自体が増えて、しかも軟毛が太い毛になる…そりゃボリュームが出るに決まっている。
しかしもちろんデメリットもあります。それはフィナステリドとデュタステリドに存在する性機能障害や、ミノキシジルタブレットのめまいや動悸といった副作用。これらが受け入れられないという人も多いことでしょう。
とはいえフィナステリドとミノキシジルに関しては、個人輸入で購入すれば1ヶ月分1,000円以下で収まるなど抜群のコストパフォーマンスを誇り、しかも1日1回服用するだけだから手間もかからない。
薬である以上副作用のリスクはありますが、副作用発現率はそれほど高くはありません。そのため本気で髪の毛のボリュームを出したいと考えているのであれば、食わず嫌いせず一度試してほしいと感じます。
それでもし副作用が出るようであれば止めればいいだけの話なのですから。
また、強力な発毛成分であるミノキシジルも頭皮に塗布する外用薬であれば副作用の心配はほとんどありません。万が一出たとしても頭皮のかゆみや発疹程度。
フィナステリドなどの内服薬に比べると朝晩薄毛部分に塗る必要があるため手間といえば手間である点、そして内服薬より価格が高い点がデメリットと言えるでしょうか。
それでも発毛剤の本場アメリカ製のリグロースラボM5であれば、リアップX5プラスと同じミノキシジル含有量で価格は約5分の1となる1本1,700円。効きもしない育毛シャンプーよりよほど安価に使用できます。
しかも髪の毛にボリュームを出す効果は折り紙付き。そりゃそうです、世界中で幾度となく行われてきた臨床試験によって髪が増える・太くなると実証されている発毛剤ですからね。
薄毛によってペタッとしてしまった髪の毛にボリュームを出したい、あわよくばハゲを治したいと考えている人の行きつく先は発毛剤なのではないでしょうか。
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