プロペシアなどの発毛剤をやめるタイミング

プロペシア等発毛剤をやめるタイミング

男性の薄毛の9割以上を占める男性型脱毛症(AGA)により髪の毛が薄くなってきた際の強い味方である発毛剤。プロペシアに代表されるフィナステリド内服薬やミノキシジル外用薬を使用している人も多いことでしょう。

これらの使用により多くの場合薄毛は一定の改善を見せることでしょう。発毛剤との相性が良ければ激的な回復により若い頃のようなフサフサの髪の毛が復活することもあります。一方で相性が悪ければほとんど効かないケースも。

そして長期にわたってプロペシアなどの発毛剤を使用するにつれ漠然と考えるようになるのが「やめ時」なのではないでしょうか?「髪の毛が増えたからそろそろ…」「全然効かないからやめようかな…」などなど。

発毛剤には副作用の懸念もあるだけに、あまりダラダラと使いたくないと考える人もいるでしょう。ここではそんな発毛剤のやめ時について、様々なケースや状況に応じたアドバイスをしていきたいと思います。

    目次
  1. なぜ発毛剤をやめたいのか?
  2. プロペシアをやめたらハゲに逆戻り
  3. 発毛剤を一生続けることは非現実的
  4. 薄毛が改善した段階がやめるタイミング?
    1. 使用をやめても増えた髪はある程度残るのでは?
    2. 他の薄毛の可能性は?
  5. 効果がないと感じたらやめるタイミング?
  6. 金銭的に厳しくなってきた
  7. 人生の大きな岐路やイベント時にやめる
    1. 他の薄毛の可能性は?
  8. 可能な限り発毛剤を続ける選択肢も
  9. 発毛剤の“出口戦略”も考えておこう

なぜ発毛剤をやめたいのか?

発毛剤をやめたい理由は?

プロペシアやミノキシジルの使用をやめたいと意識しだす…そこには何らかの理由があるのではないでしょうか?発毛剤をやめるタイミングを計るには、まずはその部分を明確にしておく必要があります。

最も多いであろう理由はやはり「あまり効果を感じないから」でしょう。ハゲが治るという期待に胸を膨らませて使ってみたはいいが、思いのほか増えなかったため使用の中止を考えている…よくあるパターンです。

逆に順調に効果を発揮してもやめ時を意識しがち。プロペシアなどが激的な効果を発揮した結果「あれ?もしかして発毛剤使わなくても大丈夫なんじゃね?」という錯覚に陥り、結果やめることを意識する…これもよくあるパターンです。

以下、プロペシアやミノキシジルといった発毛剤のやめ時を考える理由としては…

  • 金銭的に発毛剤の使用が厳しくなってきた
  • 副作用が気になる
  • パートナーに隠していることが心苦しい

…このあたりなのではないでしょうか。

これらを踏まえ、状況ごとの発毛剤をやめる適切なタイミングを見てみます。

プロペシアをやめたらハゲに逆戻り

プロペシアをやめたら再びハゲる

最初にまず大前提を書いておきます。それはプロペシアに代表されるフィナステリド内服薬や、ザガーロ(デュタステリド内服薬)、ミノキシジル外用薬などの発毛剤は使用をやめるとハゲます。確実にハゲます。

フィナステリドやデュタステリド、ミノキシジルはすべて「AGA治療薬」。AGAとは男性ホルモンであるテストステロンが5αリダクターゼという酵素と結びつき作り出されるジヒドロテストステロン(DHT)によって薄毛になる症状。

AGAの原因である5αリダクターゼの分泌量や毛根のDHT感受性は遺伝によって決定されているうえ、加齢とともに減ってくるテストステロンを補おうと、より強力な男性ホルモンであるDHTが増えるくるため、AGAは進行する一方なのです。

生活習慣や食生活を改善することによりAGAも改善するという情報が多々流れていますが、これにはまったく科学的根拠はありません。生活習慣の改善によりAGAが改善・治癒したというデータは存在していないのです。

そんな進行する一方であるAGAに対し、厳密な臨床試験を経て世界的に「AGAが改善する」と認められたのがフィナステリドとデュタステリド、ミノキシジルの3種。日本ではプロペシア、ザガーロ、リアップが有名ですね。

しかしこれらのAGA治療薬は使用している時のみ効果を発揮する“対症療法”。フィナステリドやデュタステリドの5αリダクターゼを阻害する効果も、ミノキシジルの強力な発毛効果も薬を使っている時しか効力を発揮しないのです。

つまり発毛剤の使用を中止すれば、今までその効果により生えていた髪の毛はすべて抜け落ちることに。使用前に比べ時間が経過していることもあり、使用期間のAGA進行分も含めて抜け落ちると考えてください。

プロペシアやザガーロなど発毛剤の使用をやめれば、使用前の状態もしくはそれ以上に薄くなった状態になる…これを肝に銘じたうえで発毛剤をやめるタイミングを考える必要があります。

発毛剤を一生続けることは非現実的

発毛剤は一生使うべき?

プロペシアなどの使用をやめれば再びハゲに逆戻りなのは間違いない…だからといって一生涯続けるというのも現実的ではありませんよね。

性機能障害などの副作用の影響も気になりますし、死ぬまで数十年に渡り発毛剤を使い続ければ費用も膨大になってきます。

そもそも現時点でAGA治療薬には「劇的」とまでいえる効果は期待できず、使用していてもAGAの進行とともに徐々に薄くなっていくのが一般的。

薄毛でない状態の髪の毛を10万本と仮定し、放置していたら10年後に3万本になっているであろう髪の毛を、発毛剤の効果により5~6万本を維持する…そんなイメージなのです。発毛剤を使っていてもAGAを完全にストップできるわけではない。

また、年を取って健康状態に不安が出てきた時、副作用や薬の飲み合わせにより発毛剤が使えなくなるケースも。体が不自由になって物理的に飲めなくなってくる可能性もあるでしょう。

そう考えると、発毛剤をやめた時のハゲの揺り戻しを考慮してもなおどこかで使用を中止する決断が必要になります。そしてそのタイミングをあらかじめ想定しておくことで漠然とした不安も拭えるのではないでしょうか。

薄毛が改善した段階がやめるタイミング?

発毛剤で髪が増えたら使用をやめるタイミング?

個人差が大きいと前置きしたうえで、フィナステリドやデュタステリド、ミノキシジルを使用することで大半の方は大なり小なり発毛効果を実感することになります。中には劇的に改善したという人もいるでしょう。

「若い頃のようなフサフサの髪の毛が復活した!」…となれば、その人はその後どうするでしょうか? それはすべて発毛剤の効果によるものだと客観的に見ることができる人が大多数でしょう。

しかし中には「発毛剤やめても大丈夫なんじゃね?」と奢った考えを抱く人もいます。そういった人にとって「薄毛の改善=やめるタイミング」なのではないでしょうか。

しかしそれは大きな間違いです。前述の通りAGAは加齢と共に進行する一方の脱毛症であり、自然な治癒・改善はまず考えられません。AGA治療薬により薄毛が改善したタイミングで使用をやめれば、その後大きな絶望を味わうことに。

使用をやめても増えた髪はある程度残るのでは?

発毛剤をやめても髪は残る?

発毛剤を使ってある程度髪の毛が復活すれば、その後使用をやめて多少揺り戻しがあったとしても以前のようなハゲに戻ることはないんじゃないのか…という甘い考えをお持ちの方が結構いらっしゃいます。

そういった考えは完全に捨ててください

発毛剤の力によってAGAの原因であるDHTを作り出す5αリダクターゼの作用は阻害されるものの、それは薬の効果により強引に抑え込んでいるに過ぎません。

プロペシアなどの使用を中止し体内から成分が完全に排除されれば5αリダクターゼの作用は元通り。発毛剤の効果により生えた髪の毛はすべて抜け落ちます。

それどころか、発毛剤を使用していた期間もAGAは確実に進行しているはずですから、発毛剤使用開始時に比べ薄毛具合がより酷くなると思っておいたほうがいいでしょう。

具体的には、プロペシアなどの発毛剤開始時に髪の毛が健康な状態の60%にまで減っていたと仮定し、1年間発毛剤を使用した結果100%に回復したとします。しかし発毛剤の使用をやめることによりこれが55%になる可能性が考えられるのです。

発毛剤の使用を中止した場合、どのくらいの期間で元の薄毛具合に戻るのかを示したデータは存在しないものの、プロペシアの半減期は約4時間であることを考えると、丸1日でほぼ消失することに。

プロペシアは1日1回の服用となっているため、薬の効果が消失したとしても直ちに髪の毛が抜けるということはないでしょうが、飲まない期間が長くなれば抜け毛は確実に増えてきます。

ヘアサイクルの期間も鑑み、3~6ヶ月後には元通り…といったところか。

一方、ザガーロに代表されるデュタステリド内服薬の半減期は4週間前後と、プロペシアに比べ圧倒的に長い。そのことから、デュタステリド内服薬であれば使用中止後もある程度の期間は髪の毛が維持されると考えられます。

最終的には使用前以上のハゲに逆戻りするのは間違いありませんけどね。

他の薄毛の可能性は?

AGA以外の薄毛である可能性は低い

薄毛にはAGA以外の原因も存在することから、「自分の薄毛の原因はAGAではなかったのかもしれない」と都合よく解釈し発毛剤の使用をやめる人もいます。

しかし、プロペシアやザガーロ、リアップなどのAGA治療薬の使用により髪の毛が生えたのであれば、薄毛の原因は間違いなくAGAです。そこで発毛剤の使用をやめれば…結果は火を見るより明らかですよね。

プロペシアやザガーロに代表されるフィナステリドやデュタステリドはAGAの原因に作用する性質上AGAにしか効果がありません。ミノキシジルも円形脱毛症などAGA以外の薄毛に対する効果の科学的根拠はないというのが実情。

発毛剤(AGA治療薬)によって薄毛が改善したというのに、「AGAではなかったのかもしれない」と発毛剤の使用を中止するのはあまりにも愚か。やめた後に凄まじい脱毛に見舞われるのは目に見えているのです。

「もうハゲで構わない」と達観して発毛剤をやめるのであれば問題ありませんが、「髪の毛が生えたから発毛剤の使用を中止しても大丈夫だろう」という考えは捨ててください。

つまり、発毛剤の効果により髪の毛が生えそろったタイミングで使用を中止するというのは間違った選択なのです。少なくとも私はこのタイミングで発毛剤をやめることは絶対におすすめしません。

効果がないと感じたらやめるタイミング?

発毛剤が効かないと感じたらやめるタイミング

髪の毛が薄くなりだしたからプロペシアを使ってみた。しかし思ったような効果が出なかったため使用をやめる…状況によっては正しい判断といえます。

フィナステリドやミノキシジルといった発毛剤は世界中で臨床試験が行われており、結果大多数のAGAに効果があることが立証されています。一方で効果には個人差が大きく、劇的に効く人もいればほとんど効かない人がいるのもまた事実。

そのため、自分には効果がないと判明した時は使用を中止するのが賢明。効かない薬を飲み続けるほど無駄なことはありませんからね。

ただし、効くか効かないかを判断するタイミングを誤ってはいけません

一般的に発毛剤が効果を発揮するのはどんなに早くても3ヶ月以上の期間を要します。少なくとも6ヶ月は様子を見るのがセオリー。自分に効果があるのかどうかを確実に判断するには1年間使ってみるのがベストでしょう。

強力な発毛効果を有する発毛剤には使用開始後2~4週間で現れる“初期脱毛”の存在もあり、使い始めて数週間程度で使用をやめてしまう人が多く存在します。

しかし発毛剤が効果を発揮するのは初期脱毛のしばらく後。1~2ヶ月で効果の有無を判断するのはあまりの早計です。

6ヵ月~1年間使用してみてまったく効果が見られなかった場合、それ以上続けても望みは薄いためやめるべきタイミングといえるでしょう。しかしその期間に達していないようであれば、もうちょっと頑張って使用を続けてみてください。

金銭的に厳しくなってきた

金銭的に厳しいから発毛剤をやめる

プロペシアやザガーロは医療機関で処方される医薬品とはいえ、健康保険の適用外であるため費用は高額になりがち。プロペシアやリアップX5プラスは1ヶ月7,000円前後、ザガーロは1万円前後の出費を覚悟しておく必要があるでしょう。

プロペシアやザガーロとリアップの併用となればさらに費用がかさみ、1ヶ月15,000円くらいは軽く飛んでいきます。一般的にハゲの治療はお金がかかるのです。

それだけに「金銭的に厳しい」と感じるのも無理はありません。無い袖は振れないことを考えれば、出費に限界を感じた時こそやめるタイミングといえるでしょう。

しかし、発毛剤が異様に高価なのは日本だけ。海外の製品にまで目を向けるとプロペシアやザガーロ、リアップなどに比べ数分の1程度の価格の発毛剤が多く存在していることが分かるはず。

例えばプロペシアジェネリックとして人気があるフィナロイドは100錠入りで3,000円以下。1箱で3ヶ月強持つため1ヶ月あたりの費用は1,000円以下。成分はフィナステリド1mgと同一で、価格はプロペシアに比べ7分の1~8分の1程度。

ザガーロジェネリックであるベルトリドは100錠で約5,000円。1ヶ月あたり約1,700円程度なのでザガーロの6分の1くらい。

リアップX5プラスやメディカルミノキ5に代表されるミノキシジル5%製剤も、アメリカのリグロースラボM5であれば1本あたり1,700円。しかもリアップX5とは違い最新のリポソーム技術を使った高い浸透力が期待できます。

やたらと高価な日本の発毛剤であれば、よほどの高給取りでもない限り金銭的に厳しくなるのは仕方ないところ。ただ、それによって発毛剤の使用を諦めてしまうのはあまりにももったいない。薄毛は人生をも左右しますからね。

プロペシアやザガーロ、リアッなど日本の発毛剤を続けるには金銭的に厳しいと感じた人は、フィナロイドやベルトリドなど海外製のジェネリック医薬品の使用を検討してみてください。

金銭的な厳しさを感じた時が発毛剤をやめるタイミング…というのは避けたいところ。後々「あそこでもうちょっと頑張って使っておけば…」と後悔しても遅いのです。

人生の大きな岐路やイベント時にやめる

結婚などのイベントを機に発毛剤をやめる

人生には大きなイベントや転換点というのが存在します。恋愛、就職や転職、引っ越し、結婚、出産などなど。こういったタイミングに合わせて発毛剤をやめるというのもひとつの方法なのではないでしょうか。

そもそもなぜハゲを治したいのか? 多くの男性の本音は「女性にもてなくなるから」というものだと思います。確かに薄毛は大きなハンデになり得ます。

裏を返せば、恋愛に積極的になる必要がない状況なら無理に髪の毛を増やす必要はないとも考えられます。そう、将来を見据えることができるステキな女性と付き合っている場合や、結婚した場合などです。

人間というのは面白いもので、これから出会う可能性がある異性に関しては厳しい要求をする一方、一度深い仲になってしまえばある程度のハンデは許容してくれる懐の深さがあります。男女ともにね。

そう、一度情が移った男性であれば、多少のハゲは許容してくれる女性がほとんどなのです。それが将来を見据えた関係や結婚相手であればなおさら。

ですから、そういった女性と出会い将来を考えられるようになったタイミングでプロペシアなどの発毛剤をやめるというのは良い選択なのではないでしょうか。

ただし、「どうしてもハゲは無理」という女性も存在するので、発毛剤をやめる前にそれとなく「将来俺がハゲたらどうする?」的な質問をして探りを入れておくのを忘れずに。

恋愛・結婚以外のやめるタイミング

転勤や異動時が発毛剤をやめるタイミング

すでに将来を約束した恋人がいる、結婚するという状況は、今後恋愛に積極的にならずにすむ可能性が高いため、発毛剤をやめるタイミングとしては最良。

今後の子作りを考えても性機能障害のリスクがあるフィナステリド内服薬やデュタステリド内服薬の使用をやめるのは理にかなっている。

しかし、現代において恋愛や結婚は人生の選択肢のひとつであり、必ずしも必要なものではありません。事実生涯未婚の人は右肩上がりに増えており、男性に至ってはすでに4人に1人が未婚。

発毛剤をやめるタイミングに女性を絡めるのは時代錯誤なのかも。

恋愛や結婚を絡めず発毛剤をやめるタイミングとして考えられる選択肢の一つは社内の異動や転職時。周囲の人間が大きく変わることから、発毛剤をやめ薄毛に逆戻りしても違和感はないはずです。

また、「結婚や恋愛は不必要」と踏ん切りがついたタイミングでやめるという方法も。女性の目を気にする必要がなくなるというのは思っている以上に楽なものです。

可能な限り発毛剤を続ける選択肢も

一生涯発毛剤をやめない選択肢

プロペシアやザガーロといった発毛剤を一生涯使用し続けるというのは現実的ではないため、多くの場合どこかのタイミングで「やめる」という決断をする必要があります。

とはいっても髪の毛は愛しいもの。髪の毛があるからこそ恋愛に対し積極的になれることもあるでしょうし、オシャレを楽しむにも髪の毛があるに越したことはありません。

そういった理由からどうしてもやめるタイミングが掴めない、踏ん切りがつかないという人も多いのでは?そういった場合は無理にやめる必要はありません。それこそ一生使い続ける覚悟で臨んでもいいのです。

その際に懸念されるのは長期使用による費用と副作用なのではないでしょうか。

しかし、前述したとおり海外製のジェネリック医薬品を使えば費用は大幅に軽減できます。プロペシアを10年間使用すると仮定すると、1ヶ月約7,500円×12ヶ月×10年で90万円。一方フィナロイドであれば約12万円で済む計算に。

結婚を機に発毛剤をやめるというのは良い選択肢であるものの、男たるもの既婚とはいえ女性にモテたいもの。髪形を含めたコーディネイトにこだわる人もいるでしょう。そういった観点で考えれば髪の毛はあるに越したことはありません。

フィナステリドやミノキシジルを併用し1ヶ月に1万円も2万円も使う必要があるのであれば考えものですが、個人輸入を用い併用で1ヶ月2,000~3,000円程度に収まるのであれば、可能な限り使い続けるという選択もあるのではないでしょうか。

気になる副作用に関しても、プロペシアの臨床試験では使用開始1年目こそ5%程度の副作用発現率も、2年3年と使うにつれ副作用発現率が下がることが確認されています。体が慣れてくるのでしょう。

このあたりは各々の価値観に委ねられる問題なんですけどね。

発毛剤の“出口戦略”も考えておこう

薄毛が発覚し、とにかく増やしたい一心でプロペシアなどの発毛剤を使う人は数知れません。それによって髪の毛が増えれば生活の質は確実に向上するでしょう。

しかし、年を追うごとに「いつまで使い続ければいいんだろう…」という漠然とした不安も湧いてくるもの。金銭面や身体への負担もあることから、やめるタイミングを模索するのは当然といえます。

恋愛や結婚に関し基本的に不利であるハゲも、女性の年齢が上がるにつれ許容する人が増えてきます。発毛剤をやめ再びハゲてしまったからといって恋愛や結婚ができないわけではありません。そう、内面が重要になってくるのです。

そのことから、薄毛になる男性が飛躍的に増えてくる30代後半~40代前半くらいを“発毛剤をやめるタイミング”として考えておくと良いのではないでしょうか。その年代の女性であれば髪の毛よりも内面を重視する傾向にありますしね。

一方、いくつになろうが既婚であろうが女性にモテたいと考えている男性は無理にやめる必要はありません。金銭面や副作用といったデメリットと外見を天秤にかけ、外見が重要であれば気が済むまで続けるほうが精神衛生上良いかと。

実際、私自身も可能な限り続けようと考えている男の一人。なんだかんだ言って恋愛に不利であることは間違いないうえ、陰で「ハゲ」とか言われたくないですしね。

幸いなことに、AGAクリニックや皮膚科で処方される高額なプロペシアやザガーロ以外にも、海外の格安なジェネリックが手軽に手に入る環境が整っています。長期間使うことを想定するのであればこちらを使用するべき。

ただしそれはあくまでもやめることを考えていない場合の最善策。

使用をやめることでこれまで発毛剤の力で生えてきた髪の毛はすべて抜け落ちることになります。しかし、発毛剤や薄毛への恐怖という呪縛からひとたび解放されれば、そこにはストレスフリーな人生が待っているのではないでしょうか。

ま、私が言っても説得力ないが…

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